機械設計 2020年12月号
定価(税込) 1,540円
【特集】
具体例から学ぶPLC制御プログラム入門
PLCの制御プログラムは、リレーコイルとリレーの接点、タイマとパルスといった単純なプログラム要素の組合せが使われています。それら基本要素の知識とその組合せ方を身に付けて、制御のためのプログラム構造を理解すると、機械装置のPLCプログラムを書けるようになります。機械設計者がプログラムの作成方法を理解していれば、機械と制御の両面からのアプローチが可能になります。
本特集では、機械設計者にとって必要なPLC制御の基礎知識と、機械装置の構造によってどのようにPLCの制御プログラムがつくられるのかがわかるように、具体例を示して解説します。
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目次
機械設計
第64巻 第13号 2020年12月号
2020 Vol.64 No.13
特集 具体例から学ぶPLC制御プログラム入門
新興技術研究所 熊谷 英樹
第1章 PLC制御の基礎知識
1-1(PLCの構成) PLCの構成と入出力ユニット
1-2(PLCの演算) PLCは先頭行からEND命令までの間を繰り返し演算している
1-3(I/Oメモリ) PLCの入出力ユニットの動作はI/0メモリを使っている
1-4(自己保持回路) 自己保持回路は自己保持の開始条件と解除条件をつくって制御する
1-5(タイマの使い方) 入力信号の時間遅れをつくるにはタイマを使う
1-6(パルス信号) パルスになったリレーは,パルス命令を実行した位置から1スキャンの間ONする
1-7(パルスの使い方) パルスを使うと運動方向がわかる
第2章 タイマ・パルス・自己保持回路の使い方
PART1 タイマを使ったPLCプログラム
1-1 時間遅れをつくるときには自己保持の開始信号をタイマで延長する
1-2 コンベヤを一定時間停止するにはタイマを使う
1-3 時間制御なら空気圧式ピック&プレイスユニットをリミットスイッチなしに制御できる
PART2 パルス命令を使った制御プログラム
2-1 パルス命令を使うと1つのスイッチでランプのON/OFFを切り換えられる
2-2 クランクの1回転停止はリミットスイッチのパルス信号を使う
2-3 パルスでつくったタイミング信号を使うと装置の制御プログラムをつくれる
2-4 ピック&リムーバとピック&プレイスのパルス制御
PART3 自己保持回路を使った制御プログラム
3-1 自己保持回路に動作順序をつけるには3種類のパターンがある
3-2 簡単な装置は出力リレーをON/OFFする条件をつくって自己保持回路で制御する
3-3 ピック&プレイスユニットを自己保持回路で制御するには出力をON/OFFするタイミングチャートをつくる
第3章 イベント制御型と状態遷移型の順序制御プログラム
PART1 イベント制御型の順序制御プログラム
1-1 1サイクル動作をする順序制御はイベント制御型でプログラムする
1-2 イベント制御型のプログラムでは,開始条件にユニット停止信号を入れる
1-3 ワーク搬送コンベヤは作業ユニットの動作中には停止しておく
PART2 状態遷移型の順序制御プログラム
2-1 装置を決められた順序で制御するには状態遷移型のプログラムを使う
2-2 状態遷移型の順序制御は流れ図をつくってプログラムする
2-3 リミットスイッチがない場合はタイマで置き換える
第4章 自動機の制御プログラム
PART1 部品供給装置の制御プログラム
1-1 マガジンからのワーク供給はワークセット信号をつくって制御する
1-2 ワークを供給するタイミングに満杯センサを使うときには満杯信号をオフディレイにする
1-3 コンベヤからワークを取り出すときには,取出ユニットの安全信号が入ったらコンベヤを駆動する
PART2 コンベヤ搬送装置の制御プログラム
2-1 パレット搬送型のコンベヤは作業ユニットの動作に合わせて順序制御のプログラムで記述する
2-2 複数のコンベヤでワークを効率良く送るには ワークセット信号を使う
2-3 ピック&プレイスユニットの作業に合わせて コンベヤを制御する
PART3 インデックス搬送型装置の制御プログラム
3-1 コンベヤを一定時間で間欠送りするにはタイマを組み合わせる
3-2 検査期間の終了時に良品信号が入っていなければ不良品と判断する
3-3 インデックス型自動機はユニットごとに原位置信号をつくって制御する
【連載】
●だから,機械はおもしろい!
第128回 オンラインを半年間もやれば,心身のリスクが高まってくる
東京大学 中尾 政之
●不良品トラブルをなくす 中国部品メーカーのトリセツ
最終回 中国をはじめとする海外で一目置かれるエンジニアになるには
ロジ 小田 淳
●コーヒーブレイク 気象予報士のつぶやき
最終回 台風シーズンは服装に注意!
穂川 果音
●失敗しない!自動化設備の開発 虎の巻
最終回 仕様書にまとめよう
春山技術士CE事務所 春山 周夏
●事例で学ぶVA/VE 部品コスト削減のための設計最適化6+αの視点
第2回 加工工法最適化
フナックス・エンジニアリング 舩倉 満夫
第64巻 第13号 2020年12月号
2020 Vol.64 No.13
特集 具体例から学ぶPLC制御プログラム入門
新興技術研究所 熊谷 英樹
第1章 PLC制御の基礎知識
1-1(PLCの構成) PLCの構成と入出力ユニット
1-2(PLCの演算) PLCは先頭行からEND命令までの間を繰り返し演算している
1-3(I/Oメモリ) PLCの入出力ユニットの動作はI/0メモリを使っている
1-4(自己保持回路) 自己保持回路は自己保持の開始条件と解除条件をつくって制御する
1-5(タイマの使い方) 入力信号の時間遅れをつくるにはタイマを使う
1-6(パルス信号) パルスになったリレーは,パルス命令を実行した位置から1スキャンの間ONする
1-7(パルスの使い方) パルスを使うと運動方向がわかる
第2章 タイマ・パルス・自己保持回路の使い方
PART1 タイマを使ったPLCプログラム
1-1 時間遅れをつくるときには自己保持の開始信号をタイマで延長する
1-2 コンベヤを一定時間停止するにはタイマを使う
1-3 時間制御なら空気圧式ピック&プレイスユニットをリミットスイッチなしに制御できる
PART2 パルス命令を使った制御プログラム
2-1 パルス命令を使うと1つのスイッチでランプのON/OFFを切り換えられる
2-2 クランクの1回転停止はリミットスイッチのパルス信号を使う
2-3 パルスでつくったタイミング信号を使うと装置の制御プログラムをつくれる
2-4 ピック&リムーバとピック&プレイスのパルス制御
PART3 自己保持回路を使った制御プログラム
3-1 自己保持回路に動作順序をつけるには3種類のパターンがある
3-2 簡単な装置は出力リレーをON/OFFする条件をつくって自己保持回路で制御する
3-3 ピック&プレイスユニットを自己保持回路で制御するには出力をON/OFFするタイミングチャートをつくる
第3章 イベント制御型と状態遷移型の順序制御プログラム
PART1 イベント制御型の順序制御プログラム
1-1 1サイクル動作をする順序制御はイベント制御型でプログラムする
1-2 イベント制御型のプログラムでは,開始条件にユニット停止信号を入れる
1-3 ワーク搬送コンベヤは作業ユニットの動作中には停止しておく
PART2 状態遷移型の順序制御プログラム
2-1 装置を決められた順序で制御するには状態遷移型のプログラムを使う
2-2 状態遷移型の順序制御は流れ図をつくってプログラムする
2-3 リミットスイッチがない場合はタイマで置き換える
第4章 自動機の制御プログラム
PART1 部品供給装置の制御プログラム
1-1 マガジンからのワーク供給はワークセット信号をつくって制御する
1-2 ワークを供給するタイミングに満杯センサを使うときには満杯信号をオフディレイにする
1-3 コンベヤからワークを取り出すときには,取出ユニットの安全信号が入ったらコンベヤを駆動する
PART2 コンベヤ搬送装置の制御プログラム
2-1 パレット搬送型のコンベヤは作業ユニットの動作に合わせて順序制御のプログラムで記述する
2-2 複数のコンベヤでワークを効率良く送るには ワークセット信号を使う
2-3 ピック&プレイスユニットの作業に合わせて コンベヤを制御する
PART3 インデックス搬送型装置の制御プログラム
3-1 コンベヤを一定時間で間欠送りするにはタイマを組み合わせる
3-2 検査期間の終了時に良品信号が入っていなければ不良品と判断する
3-3 インデックス型自動機はユニットごとに原位置信号をつくって制御する
【連載】
●だから,機械はおもしろい!
第128回 オンラインを半年間もやれば,心身のリスクが高まってくる
東京大学 中尾 政之
●不良品トラブルをなくす 中国部品メーカーのトリセツ
最終回 中国をはじめとする海外で一目置かれるエンジニアになるには
ロジ 小田 淳
●コーヒーブレイク 気象予報士のつぶやき
最終回 台風シーズンは服装に注意!
穂川 果音
●失敗しない!自動化設備の開発 虎の巻
最終回 仕様書にまとめよう
春山技術士CE事務所 春山 周夏
●事例で学ぶVA/VE 部品コスト削減のための設計最適化6+αの視点
第2回 加工工法最適化
フナックス・エンジニアリング 舩倉 満夫
特集
- 【第2章】タイマ・パルス・自己保持回路の使い方
- PART1 タイマを使ったPLCプログラム
- 【第2章】タイマ・パルス・自己保持回路の使い方
- PART2 パルス命令を使った制御プログラム
- 【第2章】タイマ・パルス・自己保持回路の使い方
- PART3 自己保持回路を使った制御プログラム
- 【第3章】イベント制御型と状態遷移型の順序制御プログラム
- PART1 イベント制御型の順序制御プログラム
- 【第3章】イベント制御型と状態遷移型の順序制御プログラム
- PART2 状態遷移型の順序制御プログラム
- 【第4章】自動機の制御プログラム
- PART1 部品供給装置の制御プログラム
- 【第4章】自動機の制御プログラム
- PART3 インデックス搬送型装置の制御プログラム
連載・レポート・主要記事
- 不良品トラブルをなくす 中国部品メーカーのトリセツ
- 最終回 中国をはじめとする海外で一目置かれるエンジニアになるには
ロジ 小田 淳
- 失敗しない!自動化設備の開発 虎の巻
- 最終回 仕様書にまとめよう
春山技術士CE事務所 春山 周夏
- 事例で学ぶVA/VE 部品コスト削減のための設計最適化6+αの視点
- 第2回 加工工法最適化
フナックス・エンジニアリング 舩倉 満夫
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