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今日からモノ知りシリーズ
トコトンやさしいユニバーサルデザインの本
第3版

定価(税込)  1,650円

著者
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サイズ A5判
ページ数 154頁
ISBNコード 978-4-526-08198-9
コード C3034
発行月 2022年03月
ジャンル その他 ビジネス 機械

内容

ユニバーサルデザインを啓蒙書や専門書ではなく、一般的に誰にでもわかるように紹介した本。実利用者研究機構の執筆協力により、正しいユニバーサルデザインの知識が楽しく理解できる。同書の第2版発行からは7年越しの改版。ユニバーサルデザインの基本的な内容や役割は変わりないが、最新の統計情報や関連法規の変更の反映、障がい者に関連した情報の修正など、時代に合わせて改訂している。

宮入賢一郎  著者プロフィール

(みやいり けんいちろう)
株式会社 KRC 代表取締役社長
技術士(総合技術監理部門:建設・都市及び地方計画)
技術士(建設部門:都市及び地方計画,建設環境)
技術士(環境部門:自然環境保全)
RCCM(河川砂防及び海岸,道路),測量士,1級土木施工管理技士
登録ランドスケープアーキテクト(RLA)
国立長野工業高等専門学校 環境都市工学科 客員教授
長野県林業大学校 非常勤講師
特定非営利活動(NPO)法人 CO2バンク推進機構 理事長
一般社団法人社会活働機構 理事長
学校法人浅川学園認定こども園ひかり園 理事長
https://www.miken.org/
〈主な著書〉
トコトンやさしい建設機械の本,日刊工業新聞社
はじめての技術士チャレンジ!,日刊工業新聞社
技術士ハンドブック,オーム社
1級、2級の土木・造園施工管理試験本(オーム社,秀和システム)多数
コンクリート技士試験 完全制覇,オーム社
演習問題で学ぶ 技術士試験適性科目 徹底対策,地人書館
事例に学ぶ トレードオフを勝ち抜くための総合技術監理のテクニック,地人書館
市民参加時代の美しい緑のまちづくり,経済調査会

実利用者研究機構  著者プロフィール

https://jitsuken.com/
旧 日本ユニバーサルデザイン研究機構
「いつも答えは、実利用者のそばにある」という考えの元、「関わる人全員のためになる、現実的で効果的な方法」の研究開発と教育を行う専門機関。横尾良笑プロジェクトの「ソーシャルソリューションと企業における問題解決の融合による持続可能な社会貢献モデル構築事業」の一環として、設立。ブランドメッセージは「人は違って、あたりまえ。マジョリティ+マイノリティ。つかう人、ぜんいん。」
<取引先企業等(調査研究・指導・監修等含む)>
厚生労働省、経済産業省、株式会社日本航空、ソニー株式会社、パナソニック株式会社、株式会社コクヨ、株式会社LIXIL(トステム、INAX、サンウエーブ等が合併)、セイコーエプソン株式会社、オムロンヘルスケア株式会社、富士通株式会社、キリンビール株式会社、株式会社バンダイ他
<UDコーディネーター在籍企業例(取引先企業は除く)>
東京国際空港ターミナル株式会社、東日本旅客鉄道株式会社(JR)、日本アジア航空株式会社、東京地下鉄株式会社、トヨタ自動車株式会社、TOTO株式会社、オムロン株式会社、テルモ株式会社、株式会社タニタ、日本電気株式会社(NEC)、株式会社東芝、株式会社日立製作所、株式会社リコー、富士ゼロックス株式会社、味の素株式会社、ハウス食品株式会社、小林製薬株式会社、花王株式会社、ライオン株式会社、大日本印刷株式会社、凸版印刷株式会社、株式会社電通、等

目次

第1章
ユニバーサルデザインってなんだろう?
1 ユニバーサルデザインとは?
2 ユニバーサルデザインは「比較」の考え方
3 UDの仲間たち~似ている考え方~
4 利用者のためのユニバーサルデザインの7原則
5 『公平な利用』
6 『利用における柔軟性』
7 『単純で直感的な利用』
8 『認知できる情報』
9 『失敗に対する寛大さ』
10 『少ない身体的な努力』
11 『接近や利用のための大きさと空間』
12 ユニバーサルデザインとバリアフリーの違い
13 バリアフリーがユニバーサルデザインになることも
14 ユニバーサルデザインとバリアフリーの共存関係

第2章
これまで取り組まれてきたUD商品やサービス
15 あなたもこんなことがありませんか?
16 安全・安心、おもてなしのまちづくり
17 世界で注目されている交通施策
18 公共交通機関の移動の円滑化
19 優れた案内システムを補完する“ヒト”のサービス
20 誰もが楽しめる多様なニーズに応える空間
21 UD商品はアイディアの宝庫
22 快適な住まいにユニバーサルデザインを
23 ユニバーサルデザインの身近な進化
24 UD7原則で身のまわりを見てみよう
25 便利な製品をユニバーサルデザインで進化
26 ユビキタスとユニバーサルデザインの統合でより便利な製品を
27 使いやすさ検証済マーク認証制度

第3章
さまざまな角度から利用者を理解する
28 いろいろな人が暮らす今のわが国
29 加齢への誤解と理解
30 妊娠と子どもへの誤解と理解
31 右利き・左利きへの誤解と理解
32 肢体不自由への誤解と理解
33 視覚障がいへの誤解と理解
34 色覚障がいへの誤解と理解
35 聴覚障がい・言語障がいへの誤解と理解
36 内部障がいへの誤解と理解
37 精神・知的・発達障がいへの誤解と理解
38 疑似体験の有効性と注意点
39 ユニバーサルデザインをサービスで実現
40 災害対策にもユニバーサルデザイン
41 人の多様性の体系的な知識で命を守る救援活動
42 障害の「害」の字がひらがなになった背景

第4章
提供者にとってのユニバーサルデザイン
43 UDコーディネータとは
44 UDコーディネータの起源
45 UDコーディネートの仲間達
46 UDコーディネート7原則
47 「UDリテラシーを身につける」
48 「会社の戦略や方針と結びつける」
49 「実利用者への思い込みに気づく」
50 「全体最適コーディネートを行う」
51 「誤認誤使用の解消」
52 「信頼とブランドを高めるトラブル対応」
53 「実際のところを確かめる」
54 UDコーディネータになるための教育プログラム
55 ワークショップによる参加型のUD
56 目の治療中の人にこそ、見える喜びを
57 UD推進で、常に、お客さまに最高のサービスを
58 スウェーデン王国のシルヴィア王妃の話
59 多様性への配慮をブランドにつなげるUD推進
60 管理者と利用者の使い勝手の両立を
61 本当のユーザー視点に応えるためのUD推進
62 社会起業家としてUDリーダーを育成
63 新しい働き方における多様性
64 これからのユニバーサルデザイン

コラム
●日本にもあった“七則”
●ユニバーサルデザインでミスのない職場環境を!
●知っておきたい寸法
●高齢者、障がい者等の移動等の円滑化の促進(バリアフリー法)
  

我が国における最近のUD政策動向  
参考文献  

はじめに

 ユニバーサルデザイン(UD)という言葉が誕生してからおよそ30年が過ぎました。
 この言葉に多くの人が共感している一方で、それぞれ異なった想いがあるのも事実です。基本となる考え方を発展させた思想に関しては、さまざまな見解があり、書籍もたくさん存在しています。
 この本は、思想的なものを解説することではなく、UDを実現する上で、直面する困難をどう解決していくか、ということをベースに書かれています。
 本書を手にとってくださった方の、より多くの人がユニバーサルデザインの一面を理解し、活用するための一助になれますことを心より願っております。

 本書共著者である実利用者研究機構(旧 ユニバーサルデザイン研究機構)からは、本書の全般にわたって関係者からの情報収集をはじめとする様々な面で多大なご協力をいただきました。特に貴重な情報を提供してくださいました、東京都、公益社団法人 日本バス協会、医療法人社団済安堂 井上眼科病院グループ、東日本旅客鉄道株式会社、東京地下鉄株式会社、コクヨS&T株式会社、株式会社LIXIL、株式会社 京王プラザホテルなどの皆さまに心より感謝いたします。さらに、本書がスタートした企画の時から、実利用者研究機構理事長の横尾良笑氏には、全体を監修協力していただく機会に恵まれました。執筆に際してもご尽力をいただきましたことを付記し、謝意を表します。

2022年3月
宮入賢一郎

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