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技術士第二次試験
「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策
第2版

定価(税込)  2,860円

編著
サイズ A5判
ページ数 280頁
ISBNコード 978-4-526-08182-8
コード C3052
発行月 2022年01月
ジャンル 土木・建築 資格試験

内容

『技術士第二次試験「総合技術監理部門」標準テキスト 第2版』の著者による総合技術監理部門の択一式の厳選問題集の第2版。各分野で過去5年間に出題された試験内容を厳選し、解答、解説したもの。テキストと併せて学習するならこの問題集がベストの対策となる。論文試験(記述式問題)の要点解説付き。

福田 遵  著者プロフィール

(ふくだ じゅん)
技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)
 1979年3月東京工業大学工学部電気・電子工学科卒業
 同年4月千代田化工建設(株)入社
 2000年4月明豊ファシリティワークス(株)入社
 2002年10月アマノ(株)入社
 2013年4月アマノメンテナンスエンジニアリング(株)副社長
 2021年4月福田遵技術士事務所代表
 公益社団法人日本技術士会青年技術士懇談会代表幹事、企業内技術士委員会委員、神奈川県技術士会修習委員会委員などを歴任
所属学会:日本技術士会、電気学会、電気設備学会
資格:技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)、エネルギー管理士、監理技術者(電気、電気通信)、宅地建物取引主任者、認定ファシリティマネジャーなど
著書:『技術士第二次試験「総合技術監理部門」標準テキスト 第2版』、『例題練習で身につく技術士第二次試験論文の書き方 第6版』、『技術士第二次試験「口頭試験」受験必修ガイド 第6版』、『技術士第二次試験「電気電子部門」 過去問題〈論文試験たっぷり100問〉の要点と万全対策』、『技術士第二次試験「建設部門」 過去問題〈論文試験たっぷり100問〉の要点と万全対策』、『技術士第二次試験「機械部門」 過去問題〈論文試験たっぷり100問〉の要点と万全対策』、『技術士第一次試験「基礎科目」標準テキスト 第4版』、『技術士第一次試験「適性科目」標準テキスト』、『技術士(第一次・第二次)試験「電気電子部門」受験必修テキスト 第4版』、『トコトンやさしい電線・ケーブルの本』、『トコトンやさしい電気設備の本』、『トコトンやさしい発電・送電の本』、『トコトンやさしい熱利用の本』(日刊工業新聞社)等

目次


目  次


はじめに

第1章 経 済 性 管 理

1.事 業 企 画
(1)事業投資計画
(2)設 計
(3)民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(PFI法)

2.品質の管理

3.工 程 管 理
(1)需要予測
(2)負荷計画
(3)プロジェクトマネジメント
(4)スケジューリング手法

4.現場の管理と改善
(1)生産統制
(2)生産方式

5.原 価 管 理
(1)原価計算
(2)活動基準原価計算(ABC)
(3)経済性工学
6.財 務 会 計

7.設 備 管 理
(1)設備管理
(2)保全活動

8.計画・管理の数理的手法

第2章 人的資源管理

1.人の行動と組織
(1)組織開発と組織構造
(2)人の行動モデル
(3)リーダーシップ

2.労働関係法と労務管理
(1)労働基準法と労働契約法
(2)労働組合法と労働関係調整法
(3)障害者の雇用の促進等に関する法律(障害者雇用促進法)
(4)高年齢者等の雇用の安定等に関する法律(高年齢者雇用安定法)
(5)育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(育児・介護休業法)
(6)労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(労働者派遣法)
(7)賃金管理
(8)働き方改革
(9)健康経営

3.人材活用計画
(1)人間関係管理と雇用管理
(2)労働経済動向

4.人 材 開 発
(1)人事考課管理
(2)人的資源開発
(3)技能実習制度

第3章 情 報 管 理

1.情 報 分 析
2.コミュニケーションと合意形成
(1)コミュニケーションの方法
(2)デジタル・コミュニケーション・ツール

3.知的財産権と情報の保護と活用
(1)知的財産権
(2)個人情報保護法
(3)知的財産戦略

4.情報通信技術動向
(1)情報システムの実現方法の動向
(2)インターネット
(3)情報システム活用方法の動向
(4)デジタルトランスフォーメーションの技術

5.情報セキュリティ
(1)情報セキュリティの脅威
(2)情報セキュリティの要素と対策技術

第4章 安 全 管 理

1.安全の概念
(1)社会安全と消費者安全
(2)安全文化
(3)安全法規

2.リスクマネジメント
(1)リスクマネジメント
(2)リスクコミュニケーションと社会的受容
(3)リスク認知のバイアス

3.労働安全衛生管理
(1)労働災害
(2)労働安全衛生関連法
(3)労働安全衛生管理

4.事故・災害の未然防止対応活動・技術
(1)システムの高信頼化
(2)事故の要因分析と対策
(3)未然防止活動

5.危 機 管 理
(1)危機管理活動
(2)事業継続マネジメント
(3)災害対策関連法

6.システム安全工学手法
(1)システム安全工学手法
(2)システム信頼度解析

第5章 社会環境管理

1.地球的規模の環境問題
(1)持続可能な開発
(2)気候変動・エネルギー問題
(3)生物多様性

2.地域環境問題
(1)循環型社会の形成と廃棄物処理
(2)公 害
(3)異常気象と防災
(4)放射性物質による環境問題

3.環境保全の基本原則
(1)環境基本法
(2)環境基本原則と環境関連用語
(3)環境影響評価法
(4)ライフサイクルアセスメント
(5)環境教育

4.組織の社会的責任と環境管理活動
(1)社会的責任
(2)環境管理活動
(3)環境経済評価法

第6章 記述式問題の要点

1.記述式問題のテーマ認識

2.ヒントを活かす
(1)記述してもらいたい条件の記述部分
(2)記述してもらいたい事業場例の記述部分
(3)記述してもらいたい事業・プロジェクト等のイメージ記述部分

3.解答のための事前ステップ
(1)定型的に示された文章は読み飛ばす
(2)解答の際の配慮は事前に認識しておく

4.記述式問題で求められている要点を検討する

5.時 間 配 分

6.実際の試験問題と検討ポイント
(1)令和3年度試験問題と検討ポイント
(2)令和2年度試験問題と検討ポイント
(3)令和元年度試験問題と検討ポイント

おわりに

はじめに

2017年2月に『技術士制度における総合技術監理部門の技術体系(第2版)』(通称:青本)の頒布が終了となり、代わって2018年末に『総合技術監理キーワード集(以下、「キーワード集」という)2019』が公表されました。その後、「キーワード集」は毎年改訂されて公表されています。それに合わせて択一式問題として出題される内容に変化が生じています。そういった状況を考慮し、著者は、『技術士第二次試験「総合技術監理部門」標準テキスト 第2版』(以下、「総監テキスト」という)を「キーワード集」の項目構成に合わせた目次構成に改版して2021年1月に出版しました。
一方、「総監テキスト」の初版を出版して以降、総合技術監理部門を受験している何人かの技術士から、解答解説本も出版してもらいたいという要望を、(公社)日本技術士会で開催されている例会などで個人的に請けました。そういった要望を話してくれた方々は、総合技術監理部門以外の技術部門を受験した際に、著者が出版した『技術士第二次試験「○○部門」択一式問題150選』を活用していた事実がわかりました。これらの書籍は、一般技術部門で択一式問題が出題されていた時期に、建設部門、機械部門、電気電子部門の3部門を対象に出版していた書籍でした。これらの書籍の特徴は、各技術部門で出題された択一式問題を年度別に解答解説するのではなく、項目別に整理しなおして、同じ項目の内容の問題を連続的に解答解説している点でした。こういった作業は非常に煩雑ですので、著者には大きな負担がかかるのですが、機械部門は大原良友氏、建設部門は羽原啓司氏の協力を得て、問題を整理して出版していました。これらの書籍を利用して各技術部門に合格した受験者は、総合技術監理部門でも同様の形式の書籍で勉強したいという要望を持っておられたわけです。
著者は、受験勉強の基本は、テキストと問題集の併用であると昔から考えていましたので、2019年1月に本著の初版を出版しました。幸いにも、本著は多くの受験者に活用していただき、このたび第2版を出版することになりました。当然ながら、本著も最新の「キーワード集」の項目立てに合わせて構成を組みなおしております。「キーワード集」の項目立てに合わせた結果、毎年出題されている項目については、類似問題を何度も読む結果になるのを避けるために、過去に出題された年度を示すことで、掲載する問題を最近の数問題に絞り込んでいます。逆に、出題頻度が少ない項目については、数年前の問題でも残すようにしていますので、最少の問題数で広い項目を勉強できるようになっています。特に出題頻度の多い項目については、内容が整理されている「総監テキスト」でより詳細に勉強されると、一層自信がつくと考えます。
総合技術監理部門は、択一式問題と記述式問題の合計点で合否が決定されます。ですから、できるだけ択一式問題で多くの点を取っておくと、記述式問題が精神的に楽になりますので、その点を認識して試験に臨んでください。ただし、技術士第二次試験は、基本的に、記述式問題の内容で合否が左右される試験であるという点が、技術士試験では長く継承されてきています。しかも、総合技術監理部門の記述式問題は問題文も長く、自分で記述する業務内容の設定を考えなければならないという特徴(難点)を持っています。この点を完全に認識できていないと、いくら択一式問題ができても合格できないのは明白です。そのため、総合技術監理部門の記述式問題の特徴をつかんでもらえるような解説を最終章に整理しましたので、合わせて参考にしていただければと考えます。
なお、これまでに出題された択一式問題の中には、「キーワード集」に出ていない事項もありますし、試験が終わった後の改訂で「キーワード集」に追加されたキーワードもあります。そういった傾向は、今後も続くと考えますので、総合技術監理部門の択一式問題が必須解答式であるという点も認識し、柔軟に問題に対応できるような知識を身につけてもらいたいと思います。
また、総合技術監理部門で扱っている内容は広範囲にわたるため、「キーワード集」に示されている内容に関する資料を受験者が探して読むのは難しいのが現実です。そういった状況を考慮し、関係する資料のポイントを解説文で示しています。また、法律を扱った問題については条文を掲載し、そこでポイントとなる部分にアンダーラインを引いて、要点が理解しやすいように配慮してあります。そのため、解説が長くなっている問題もありますが、その点をご理解のうえ、繰り返し読んでもらえればと考えます。
最後になりましたが、本著を出版するにあたり、多大なご助力を賜りました、日刊工業新聞社編集局の鈴木徹氏に深く感謝申し上げます。

2022年1月
福田 遵

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