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カラー版 はじめての溶接作業

定価(税込)  2,200円

著者
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サイズ A5判
ページ数 128頁
ISBNコード 978-4-526-08178-1
コード C3057
発行月 2022年01月
ジャンル 電子書籍 金属 機械

内容

実作業に役立つように溶接作業の基本をわかりやすく解説した入門書。その手順や作業状態、溶接結果、不具合対策などは、初心者や初学者でもわかりやすいように全編を通して「カラー写真」を用いて解説。また、1つの作業動作ごとに記述することで実作業に即して理解できるよう工夫している。


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安田克彦  著者プロフィール

(やすだ かつひこ)
●略歴
1968年 職業訓練大学校溶接科卒業後、同校助手
1988年 東京工業大学より工学博士
1990年 技術士(金属)資格取得
1991年 職業能力開発総合大学校教授
2002年 IIW・IWE資格取得
2005年 溶接学会フェロー
2010年 高付加価値溶接研究所長
●主な著書
・「わかる!使える!溶接入門」(日刊工業新聞社)
・「目で見てわかる 良い溶接・悪い溶接の見分け方」(日刊工業新聞社)
・「目で見てわかる溶接作業」(日刊工業新聞社)
・「続・目で見てわかる溶接作業 ―スキルアップ編―」(日刊工業新聞社)
・「『現場溶接』品質向上の極意」(日刊工業新聞社)
・「絵とき『溶接』基礎のきそ」(日刊工業新聞社)
・「トコトンやさしい溶接の本」(日刊工業新聞社)
・「トコトンやさしい板金の本」(日刊工業新聞社)
・「トコトンやさしいボイラーの本」(日刊工業新聞社)
・「技術大全シリーズ 板金加工大全」共著、(日刊工業新聞社)など多数

指宿宏文  著者プロフィール

(いぶすき ひろふみ)
●略歴
1996年 職業能力開発総合大学校 産業機械工学科卒業
1996年 岐阜職業能力開発促進センター金属系指導員
2000年 埼玉職業能力開発促進センター機械系指導員
2011年 石川職業能力開発促進センター機械系指導員
2015年 関東職業能力開発促進センター居住系指導員 現在に至る
●主な著書
・「トコトンやさしいボイラーの本」(日刊工業新聞社)

目次

はじめに

第1章 直流TIGアーク溶接の基礎
1-1 直流TIGアーク溶接の基礎
1-2 溶接装置の確認作業
1-3 TIG溶接機の基本機能の設定作業
1-4 シールドガス送給機能の設定作業
1-5 溶接電流変化機能の設定作業
1-6 溶接トーチの確認と設定作業
1-7 タングステン電極の材質の選定と先端形状の設定作業
1-8 溶接電流条件の設定作業

第2章 直流TIGアーク溶接の基本作業①
2-1 アークの発生とプール形成作業
2-2 仮組とタック溶接作業
2-3 溶け込みの確認作業
2-4 アーク長さの設定作業
2-5 TIG断続溶接作業
2-6 TIGパルス溶接作業

第3章 直流TIGアーク溶接の基本作業②
3-1 溶接棒なしビード溶接作業
3-2 溶接棒の添加作業
3-3 溶接棒ありビード溶接作業
3-4 薄鋼板の下向き突合せ 第1層裏波溶接作業
3-5 薄鋼板の下向き突合せ 第2層仕上げ層溶接作業

第4章 炭酸ガス半自動アーク溶接の基礎
4-1 溶接のポイント
4-2 各種炭酸ガス半自動アーク溶接
4-3 電流条件の設定
4-4 電圧条件の設定

第5章 炭酸ガス半自動アーク溶接の基本作業
5-1 溶接装置の設定
5-2 溶接トーチとトーチ保持
5-3 下向き姿勢溶接におけるアーク発生作業
5-4 仮組とタック溶接作業
5-5 溶け込みの確認作業
5-6 下向きストリンガービード溶接作業
5-7 下向きウィービングビード溶接作業
5-8 下向きすみ肉溶接作業

参考文献
索引

はじめに

 最近のものづくり現場では、人手不足や技能者不足から「若者のものづくり現場への呼び込み」「現場作業者の多能工化」などが叫ばれ、こうした目的を達成するための道具(ツール)が強く求められています。
 本書は、こうした道具の1つとして、ものづくり技能の伝承の場において多く耳にする「“わかりやすく、見やすい”教材が欲しい」といった要望に応えるべく企画した実務書です。
 そこで、はじめて溶接に接する人でも“わかりやすく、見やすい”ように、次の工夫をしています。
 ①全編を通してカラー写真を用いて、作業状態や溶接結果、不具合の状況などをわかりやすく提示する(これにより例えば、溶接作業中の溶けた金属の動きや熱源の状況を明確にとらえることができます)。
 ②簡潔な解説とカラー写真・図を組み合わせ、とっつきやすく、読みやすい内容構成とする。
 ③ふんだんに取り入れているカラー写真は、1つの作業動作に即した順で掲載(作業手順がコマ送りとなるように構成)、実作業に役立つよう記述、解説する。

 本書は、溶接作業の基本を解説した入門編で、例えば、「アーク発生とプール形成」を学んだ後、「仮組とタック溶接」、「作業中の溶け込み確認方法」、「確実な溶け込みの得られる条件」などを習得することで、必要な溶け込みの点(スポット)の溶接を欠陥なくつなげる「断続溶接」により短い時間で実作業に従事できる手法を示しています。これから溶接を習得しようとする人はもちろん、機械加工や板金加工などの他の工程の担当者が一時的に溶接作業に入れるようになる多能工を目指す人も、溶接作業の基本を確実に習得でき、短時間で実作業に対応できるようになります。
 本書を活用した読者の皆さんが溶接作業をはじめ、ものづくりに興味を持ち、今後、奥が深く多様性に富んだ溶接作業に深く関わっていただけることを期待します。

2022年1月
安田克彦

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