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技術士第一次試験
「建設部門」受験必修キーワード700
第8版

定価(税込)  3,190円

著者
サイズ A5判
ページ数 560頁
ISBNコード 978-4-526-08130-9
コード C3052
発行月 2021年04月
ジャンル 土木・建築 資格試験

内容

技術士第一次試験「建設部門」受験用に特化したキーワード解説集の第8版。受験するためのキーワード学習に必要な知識を効率よく勉強することができる。受験勉強中の辞書としても活用できるように索引も完備。700を越えるキーワードはすべて必修用語。第8版では最新の試験に対応し、新キーワードを多数入れ替えている。

杉内正弘  著者プロフィール

(すぎうち まさひろ)
技術士(総合技術監理部門、建設部門)
1978年3月武蔵工業大学工学部土木工学科卒業
現在、(株)協和コンサルタンツ勤務
 日本技術士会青年技術士懇談会副代表幹事、研究開発規制調査委員会委員、JABEE審査員などを歴任
 日本技術士会会員、土木学会会員
資格:技術士(総合技術監理部門、建設部門)、APECエンジニア(Civil)、IPEA国際エンジニア、大気関係第一種公害防止管理者、一級土木施工管理技士、一級舗装施工管理技術者、測量士、コンクリート技士、など
著書:『年度版 技術士第一次試験「建設部門」受験必修問題300』、『年度版 技術士第一次試験「建設部門」専門科目 受験必修過去問題集〈解答と解説〉』、『年度版 技術士第二次試験「建設部門」 必須科目択一試験過去問題〈解答と解説〉』、『年度版 技術士第二次試験「建設部門」〈必須科目〉択一対策キーワード』、『建設系技術者のための技術士受験必修ガイダンス』(日刊工業新聞社)、以下共著『技術士第一次試験合格ライン突破ガイド』、『技術士第二次試験合格ライン突破ガイド』、『建設系技術者のための技術士第二次試験「総合技術監理部門」受験必修ガイド』、『建設技術者・機械技術者〈実務〉必携便利帳』ほか(日刊工業新聞社)、『事例に学ぶトレードオフを勝ち抜くための総合技術監理のテクニック』ほか(地人書館)、『年度版 技術士試験建設部門 傾向と対策』ほか(鹿島出版会)

目次

はじめに

第1章 土質及び基礎
第2章 鋼構造及びコンクリート
第3章 都市及び地方計画
第4章 河川、砂防及び海岸・海洋
第5章 港湾及び空港
第6章 電力土木
第7章 道路
第8章 鉄道
第9章 トンネル
第10章 施工計画、施工設備及び積算
第11章 建設環境

おわりに
索引

はじめに

技術士第一次試験は、平成15年度からすべての問題が択一式試験になりましたが、建設部門の専門科目で50%の合格ラインを超えるのは、なかなか難しいといわれてきました。それは、建設部門では技術士の20技術部門の中で最も多い11もの分野から問題が出題されている、ということに1つの理由があるようです。平成25年度からの試験制度の見直しによって『技術部門の基礎的な分野に出題を重点化する』、『試験の難易度の安定化を図る』といった対応がなされ、建設部門における合格率が他の部門に比べて極端に低いという状況は解消されました。しかしながら技術士第一次試験において、専門科目が最も重要だという点については変わりありません。
一方、技術士第一次試験のような択一式問題の対策は、キーワードを整理しこれを理解しておくという学習方法が最も効率的であるということは、多くの受験参考書でも指摘しているとおりです。しかしながら、建設部門では前述したそれぞれの分野の書籍を購入し、これをもとに第一次試験で出題される項目を整理していくという学習方法では、多くの時間を要するばかりではなく、11分野とはいっても1つの分野で「河川、砂防及び海岸・海洋」などのように少なくとも4冊以上の図書が必要になるものもあり、受験対策にかかる費用も並大抵のものではありません。このような背景のもと、たくさんの建設部門の受験者から、効率的に専門科目を学習できる受験参考書が欲しいという声を聞きました。そこで筆者はこのような受験者からの要望に応えるべく、なんとか技術士第一次試験の建設部門専門科目に関する学習書を完成させたいという思いで、それまでの過去問題ならびに出題体系をもとに、建設部門専門科目において必要最小限の合格ラインを確保するために必要な700余りのキーワードを選定するとともに、それらの解説文をまとめたものを平成16年の春に出版しました。そうしたところ、「『キーワード700』1冊だけで合格することができました」という嬉しい便りが多く寄せられ、キーワード解説文がいかに効率的かつ効果的な学習のツールとして有効であるのかを実感することができました。
また、建設部門におけるこれまでの技術士第一次試験の対受験者合格率を見てみると、平成28年度から令和2年度までの5年間を取り上げてみても、それぞれ43.1%、49.2%、34.0%、47.6%(再試験55.7%)、39.7%と、年度によって大きく変動しています。このような合格率の変化は、年度ごとの専門科目の得点に起因しています。そのために、問題を作成する作問委員は、問題の内容や出題のレベルについて検討や見直しを行っていますが、受験者の立場からすれば出題されるキーワードを確実に理解しておき、どのような問題に対しても対応できるようにしておくことが必要になります。
本書は、出題傾向の変化などを踏まえておよそ2~3年ごとに見直しを重ね、今回で8回目の改版になりますが、収めているキーワードの数は800をはるかに超える数になっています。ご承知のとおり800という数字は『八百よろず』や『八百八町』などのように、わが国では古からたくさんという意味で使われています。そのため、書籍名を『キーワード800』にしてしまうと『11もの分野があるのにわずかに700余りのキーワードを理解するだけで合格することができる』という当初のコンセプトとは全く逆の意味のタイトルになってしまうので、書籍名は初版時の『受験必修キーワード700』から変えていないということを申し添えておきます。

本書は、技術士第一次試験の試験対策としてすぐに役立てられるように、出題レベルに合わせて必要な内容をまとめたものですから、未知のキーワードを理解していくばかりではなく、既に知っているキーワードに関する知識を整理するのにも大変有効です。さらに、分野別にそれぞれ五十音順にキーワードを配置しているため、日常の業務において簡単な用語辞典として利用することも可能です。また、それぞれのキーワード解説文の後にとして、解説文の中で用いた重要な用語、あるいは横断的に関連するような用語を示しています。これらの関連用語の中には本書でさらにキーワードとして取り上げているものもあるので、個別のキーワードの知識だけではなく、キーワード間の横のつながりについて関連づけた理解をするためにもこのを活用していただきたいと思います。なお、建設部門専門科目の出題内容に応じて、分野によっては都市計画法や道路構造令、あるいは環境影響評価法など環境に関連する法令等を取り扱っています。これらの法律は必要に応じて改正されることが多いので、法律に係るキーワードに関する学習をする場合には、法改正の有無について必ず確認していただきたいと思います。
技術士第一次試験のように択一試験問題で正解を導くためには、数値は正確に覚えておく必要はありますが、キーワードの解説文そのものについては暗記するのではなく、設問が正しい内容か誤った内容なのかを判断できる程度に、その内容を理解することに重きをおいた学習が大切です。本書を試験直前まで身近な場所に置いて、いつでも、どこでも、わずかの時間であっても開いて見る習慣をつけていただきたいと思います。これらのキーワードをもとに蓄えた知識は、第一次試験の受験のためだけではなく日々の業務や研究、そして第一次試験合格後の第二次試験の受験にも必ずや活きてくるに違いないと信じています。

本書を用いた効率的な学習により、普段の仕事あるいは学業への負担を少しでも軽くして、そして確実に『技術士第一次試験合格』の栄冠を勝ち取っていただきたいと願っています。

令和3年4月
杉内 正弘

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