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機械製図CAD作業技能検定試験1・2級実技課題と解読例 第3版
平成29年度、平成30年度、令和元年度試験の過去3年分を解説

定価(税込)  2,640円

著者
サイズ A5判
ページ数 147頁
ISBNコード 978-4-526-08075-3
コード C3053
発行月 2020年08月
ジャンル 資格試験 機械

内容

製図に特化した技能試験に対応した受験対策問題集の第3版。実技課題の解読方法を着眼点を示して解説しており、直近の3年間の1級と2級の実技課題と解答例に加え、今回は新たに過去数年間に出題された1級課題の計算問題の解読例を加えている。

河合 優  著者プロフィール

(かわい まさる)
1949年 愛知県に生まれる
1972年 豊田工業高等専門学校卒業
1976年 小島プレス工業株式会社入社
自動車部品の生産設備開発を中心に多様な職場を経験
1986年 一級機械製図技能士 職業訓練指導員
1990年~98年 機械製図部門 技能検定委員 愛知県職業能力開発協会
1996年~98年 技能グランプリ 機械製図部門全国第二位
2003年~進行中 職業能力開発総合大学校 職業訓練指導員のレベルアップ講座講師(機械製図)
2006年~12年 豊田工業高等専門学校 非常勤講師、特命教授として「一気通観エンジ
ニア養成プログラム」の立ち上げに参画し、プログラムの基幹部分を作り上げた
2012年~17年 名城大学 理工学部非常勤講師「6年間機械設計を指導した」
2017年~進行中 技術士集団 NPO法人 東海テクノサポート 理事長
主な著書
「自動化設計のための治具・位置決め入門」 日刊工業新聞社
「機械製図CAD作業技能検定試験突破ガイド」 日刊工業新聞社
「きちんと学ぶレベルアップ機械製図」 日刊工業新聞社
「シッカリわかる図面の解読と略図の描き方」 日刊工業新聞社

目次

はじめに

第1章 機械製図技能検定試験
1―1 CADでの受検
1―2 実技試験の概要
1―3 学科及び実技試験の範囲

第2章 平成29年度の2級実技課題の解読例
2―1 部品図作成要領(2級課題共通)
2―2 課題図の説明
2―3 指示事項
2―4 課題図の解読の進め方
 2―4―1 主投影図
 2―4―2 平面図
 2―4―3 右側面図
 2―4―4 局部投影図
 2―4―5 部分投影図
2―5 寸法記入及びその他の指示事項
 2―5―1 主投影図
 2―5―2 平面図
 2―5―3 局部投影図
 2―5―4 部分投影図
2―6 解答図

第3章 平成30年度の2級実技課題の解読例
3―1 部品図作成要領
3―2 課題図の説明
3―3 指示事項
3―4 課題図の解読の進め方
 3―4―1 主投影図
 3―4―2 左側面図
 3―4―3 下面図
 3―4―4 部分投影図
3―5 寸法記入などの解説

第4章 令和元年度の2級実技課題の解読例
4―1 部品図作成要領
4―2 課題図の説明
4―3 指示事項
4―4 課題図の解読の進め方
 4―4―1 主投影図
 4―4―2 左側面図
 4―4―3 右側面図
 4―4―4 下面図
 4―4―5 局部投影図
 4―4―6 寸法記入等
 4―4―7 解答図

第5章 平成29年度の1級実技課題の解読例
5―1 部品図作成要領(1級課題共通)
5―2 課題図の説明
5―3 指示事項
5―4 溶接指示
5―5 課題図の解読の進め方
 5―5―1 左側面図&部分投影図2
 5―5―2 主投影図
 5―5―3 平面図
 5―5―4 部分投影図1
5―6 寸法記入等
 5―6―1 計算問題(はめあい)
 5―6―2 寸法記入の要点
 5―6―3 幾何公差記入
5―7 解答図

第6章 平成30年度の1級実技課題の解読例
6―1 部品図作成要領
6―2 課題図の説明
6―3 指示事項
6―4 溶接指示
6―5 課題図の解読の進め方
 6―5―1 本体の外殻
 6―5―2 軸受関連部材Ⅰ
 6―5―3 軸受関連部材Ⅱ
 6―5―4 軸受関連部材Ⅲ
 6―5―5 ベース部材等
 6―5―6 矢示法投影図
6―6 その他の指示事項
 6―6―1 幾何公差
 6―6―2 溶接記号
 6―6―3 解答図

第7章 令和元年度の1級実技課題の解読例
7―1 部品図作成要領
7―2 課題図の説明
7―3 指示事項
7―4 溶接指示
7―5 課題図の解読の進め方
 7―5―1 軸受カバー⑧の解読
 7―5―2 主投影図の部材1―10の解読
 7―5―3 板取情報を示す
 7―5―4 加工を前提に寸法指示する
 7―5―5 寸法未記入を防ぐ方法
 7―5―6 本体①の主投影図
 7―5―7 本体①の平面図
 7―5―8 本体①の左側面図
 7―5―9 軸受カバー⑧
 7―5―10 解答図

第8章 1級課題の計算問題の解読例
8―1 はめあいの計算Ⅰ(平成24年1級課題より)
8―2 軸間距離の計算Ⅰ(平成23年1級課題より)
8―3 軸間距離の計算Ⅱ(平成22年1級課題より)
8―4 はめあいの計算Ⅱ(平成21年1級課題より)
8―5 六角ボルトの適正本数の計算(平成20年1級課題より)
8―6 焼きばめの把持力(平成19年1級課題より)
8―7 水きり溝の寸法(平成18年1級課題より)
8―8 キー幅の計算(平成16年1級課題より)
8―9 ボルト本数とピン径の計算(平成11年1級課題より)
8―10 ウォーム歯車の要目表(平成10年1級課題より)
8―11 面圧の計算(平成9年1級課題より)
8―12 はすば歯車の要目表(平成7年1級課題より)
8―13 ボルトの強度から必要本数を求める(平成26年1級課題より)
8―14 減速機の減速比を算出する(平成27年1級課題より)
8―15 平歯車の要目表を完成する(平成28年1級課題より)
8―16 寸法許容差を求める(平成29年1級課題より)
8―17 歯車仕様書の計算(平成30年1級課題より)
8―18 ボルトの強度から必要本数を求める(令和元年1級課題より)

はじめに

 機械製図技能士(CAD作業)試験は、国家が認定する資格で、CADを使用して、組立図から指定された部品図を、JIS規格に基づいて制限時間内に作成する課題に取組むもので、設計者の総合的な図面作成能力が評価される。総合的能力とは、CADの操作能力に加えて、組立図から部品図を作成するための、JIS規格に基づいた図面作成能力、組立図に示された機能と役割から構成部品に要求される仕様、更に、対象となる部品を、短期間で安価に製作する仕様に基づいて、組立図を解読して部品図に描いていく能力などが求められている。
 本書では、第2~4章に2級の、第5~7章に1級の技能検定試験の実技課題を取り上げ、手順を追って解読法を解説している。第8章には1級の課題に含まれている計算問題を取り上げて、解読法を解説している。
 図面情報を作成する過程が手書きからCADに置き換えられ、三次元CADの情報を活用した金型製作過程の精度向上や、3Dプリンティングなどによる設計検証の迅速化等、CADの目覚ましい効果がものづくりの上流のいくつかの課題を解決してきた。CADの華々しい機能開発と課題解決への貢献は、関係者の認めるところであるが、活用分野の進展がひと段落しており、図面の形式で発行される情報の精度向上と、国際化への対応が新たな課題として見直されている。それに伴い、ISO(JIS)に準拠した図面を描く能力を評価する、唯一の資格試験である機械製図技能士試験受験者が増加傾向にある。
 技能検定の実技試験に向けて準備を始めた、設計者の皆さんや指導者の皆さんのために、平成30年7月に出版した「機械製図CAD作業技能検定試験 1・2級実技課題と解読例 第2版」を改訂し、平成30年度、令和元年度の技能検定の課題解説を加えて、本書を取りまとめた。大いに活用していただきたい。

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