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すぐわかる2D作図 BricsCAD入門

定価(税込)  2,640円

編者
編者
サイズ B5判
ページ数 216頁
ISBNコード 978-4-526-08065-4
コード C3053
発行月 2020年06月
ジャンル 機械

内容

コストパフォーマンスに優れたCADソフト「BricsCAD」の入門用テキスト。予備知識のない初心者でもスムーズに読みこなせる難易度で、2D作図(機能と操作)をマスターできる。同ソフトは、「dwg/dxfデータ」をそのまま継承することができる高い互換性が特徴。

㈱アドライズ  著者プロフィール

CADRISE/株式会社アドライズ adrise.jp
「設計業務を省力化したい」「若手設計者を育成したい」といった3DCADを利用する製造業をサポートする設計ソリューション会社。レベルに応じた豊富な研修カリキュラムを展開、多くの研修実績を持つ。研修は、設計会社として研鑽を積んできた経験をベースにした内容となっており、「3DCADによる設計がわかった」と多くの受講生からの支持を得ている。

目次

はじめにVisualIndex本書の使い方

Chapter1 準備
01 BricsCADについて

02 起動と設定
1  BricsCADの起動
2  新規ファイルを開く
3  メニューバーの表示
4  ステータスバーの設定
5  図面を閉じる
6  BricsCADの終了
■初期画面構成/■ステータスバー/■設定後の画面構成/■背景色の変更方法

Chapter2 作図の基本
01 作図の基本操作
1  新規図面を開く
2  図形を描く
3  画面表示の操作
4  図形の選択・解除
5  図形の削除
6  操作を元に戻す

02図形スナップを使って作図する
1  図形スナップの設定
2  図形スナップ[中心]
3  図形スナップ[四半円点]
4  極トラック
5  スナップトラック
6  図形スナップ[中点][垂線]
7  図形スナップ[交点]
8  図形スナップ[正接]
■図形スナップ/■極トラックとダイナミック入力/■スナップトラック/■一時図形スナップ/■図形スナップの種類

Chapter3 図形の作成と修正
VisualIndex 部品図「ガイドブッシュ」

01 図形を作成する
1  側面図の外形線を描く
2  側面図を参照して構築線を描く
3  線上をスナップして線分を描く
4  基準の線分をオフセットして線分を描く
5  不要な線をトリムする
6  ザグリ穴を描く
7  補助の図形を利用して中心線を描く
8  側面図の図形を基点にして複写する
9  線分の長さを変更する
10 図形をミラーする
11 軸穴を作図する
12 面取りを付ける
13 正面図の図形を側面図へ投影する
14 図形を回転移動する
15 図形を円形状に複写する
16 ハッチングを入れる
17 図面を保存する
■コマンドオプション/■ファイルの保存と開く/■ファイルの拡張子について

02 作成コマンド
02-1 線分[line]
02-2 長方形[rectang]
02-3 円[circle]
02-4 構築線[xline]
02-5 ハッチング[hatch]
■絶対座標入力と相対座標入力/■極座標で表す角度/■直交モードと極トラック/■傾いた線分の描き方/■ポリラインを線分に分解する/■ハッチングの境界指定

03 修正コマンド
03-1 複写[copy]/移動[move]
03-2 回転[rotate]
03-3 ミラー[mirror]
03-4 ストレッチ[stretch]
03-5 オフセット[offset]
03-6 長さ変更[lengthen]
03-7 トリム[trim]
03-8 延長[extend]
03-9 配列[array]
03-10 フィレット[fillet]
03-11 面取り[chamfer]
■線とポリラインのオフセット/■トリムと延長/■フィレット・面取りコマンドで角を作る

Chapter4 寸法
01 寸法を記入する
1 図形を移動する
2 長さ寸法を記入する
3 高さを揃えて寸法を記入する
4 直径寸法を記入する
5 寸法値を移動する

02 寸法コマンド

02-1 寸法コマンド
1 長さの寸法を記入する
2 直径寸法を記入する
3 半径寸法を記入する
4 平行寸法を記入する
5 回転寸法を記入する
6 角度寸法を記入する
7 直列寸法を記入する
8 並列寸法を記入する
■平行寸法と回転寸法の違い/■角度寸法の寸法配置/■直列寸法、並列寸法の始点/■寸法記入コマンド

Chapter5ブロック
01 ブロックの作成と登録
1 ブロックにする図形を作成する
2 ブロックの文字に属性定義する
3 ブロックを作成する
4 ブロック設定の確認をする
■ブロックの元図形を編集する

02ブロックを配置する
1 ブロックを挿入する
2 属性を変更してブロックを挿入する
3 高さを揃えてブロックを挿入する
■ブロックの属性(値)の編集/■ ブロックをファイルに書き出す

Chapter6 作図設定
01 画層の設定
■初期の画層/■ByLayerとByBlock
02 文字スタイルの設定
03 寸法スタイルの設定
■並列寸法の間隔の設定
04 マルチ引出線スタイルの設定
05 表スタイルの設定
06 作図設定を適用する
■画層のコントロール/■図面の作成手順

Chapter7 サイズ公差・幾何公差・注記
01 図面を仕上げる
1 寸法に記号を入れる
2 寸法に公差を入れる
3 引出線を記入する
4 データムを指示する
5 幾何公差を記入する
6 面取り寸法を記入する
7 注記を記入する
02文字コマンド
02-1 マルチテキスト[mtext]/文字[text]

Chapter8図面の印刷・テンプレート作成
01 A4図枠を作成する
1 ページを設定する
2 図枠を作成する
3 表題欄のブロックを作成する
4 部品表を作成する
5 レイアウトに名前を付ける
■モデル空間とペーパー空間

02 図面を印刷する
1 ビューポートの大きさと画層を変更する
2 レイアウトをコピーする
3 表題欄の編集をする
4 部品表の編集をする
5 ビューポートの設定をする
6 レイアウトを印刷する
■ビューポートとは

03 テンプレート
1 テンプレートを作成する
2 テンプレートから新規図面を作成する
3 テンプレートを確認する
■デフォルトテンプレートの保存先/■A3図枠の作り方/■作図演習問題

Chapter9組立図
VisualIndex 組立図「ダイセット」
01 部品を組立図に配置する
1 ステータスバーの設定をする
2 ダウンロードした図面を開く
3 部品を組立図にコピーする
4 コピーした部品の画層を変更する
5 部品を組立図に配置する1
6 部品を組立図に配置する2
7 部品の重なりで不要となる線をトリムする
8 重なっている線の表示順序を変える
9 ダイセット上側を組立図に配置する
10 六角穴付きボルトを組立図に配置する
11 平面図、右側面図の位置を整える
12 平面図に図形を追加する
13 断面図のためのスプラインを描く
14 中心線を整える
15 部品の断面にハッチングを入れる

02 組立図を仕上げる
1 寸法と文字を記入する
2 バルーンを記入する
3 バルーン引出線の矢印を変更する
4 バルーンを等間隔に整列する
5 レイアウトを編集する
■尺度の設定と異尺度対応

Chapter10応用機能紹介:3Dモデリング
013Dモデルを作成する

索引ダイセット図面読者限定特典のご案内

はじめに

 これまで、ものづくりは職人の高度な技能によって支えられてきました。しかし、少子高齢化に伴う技能者、技術者の不足により、生産活動が滞るといった支障が出始めています。この問題は年を追うごとに、より深刻さを増しています。
 これらの問題を改善する技術として注目されているのが“デジタルエンジニアリング”です。欧米では一足早く、この問題に取組んできており、職人の技能をデジタル化して組織的に共有することで生産性の向上と俗人的作業からの脱却に成功しています。日本においても自動車、精密機器、情報機器、工作機械、電機など製造業の分野では、設計・製造における3Dデータ連携が定着しつつあります。また、建築分野においても大手ゼネコンを中心にデジタルエンジニアリングへの移行が加速しています。さらに、建築分野で推進されているBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の深化によって、直接的に建築と製造でデータを連携した生産が可能となり、今後は、業界を超えてのものづくりに発展していくと予想しています。
 ここで「BricsCAD(ブリックスキャド)」について触れておきたいと思います。BricsCADには、2DCADと3DCADが一緒になったパッケージがラインナップされています。2DCADと3DCADは画面を切替えることなく操作することができ、いずれのデータもdwg形式に保存し、運用することが可能です。さらに、建築と製造の両分野に対応しており、BIMの機能も実装した“2D-3D-BIMを.dwgでつなげる”ワンプラットフォームのCADソフトです。画面インターフェースが見やすく操作性も高いことから、急速に市場を拡大してきています。今後、建築分野と製造分野の連携を実現するCADとして期待されています。

 本書は、「BricsCAD 2D作図機能」の入門用テキストです。これからBricsCADを始めようとする方を対象として、製図でよく使う機能をわかりやすく学習できるように構成しています。また、本書はバージョンV20に対応しています。
【本書の主な3つの特徴】
・豊富なビジュアルを使用しており、わかりやすい
・実際に図面を描いていく構成となっており、必要なCAD操作が身につく
・手順に沿って進めるチュートリアル方式なので、学習を進めやすい
 本書を手にとって開いた時に、“この本ならやれそう”と思っていただけるようにビジュアルを多用し、わかりやすさにこだわりました。また、実務で使えるCAD操作を身につけられるよう、例えば直線や円などの作図機能、フィレットやトリムなどの編集機能を実際の製図の流れの中で、自然に習得できるような構成を目指しました。さらに、独学でも学習できるように手順に沿って学習できるチュートリアル方式を採用しました。

 本書がBricsCADを活用される多くの皆様のためにお役に立てれば幸いです。最後に、本書の執筆にあたり、ご協力をいただきました方々に感謝を述べるとともに、出版にあたりご尽力いただきました図研アルファテック株式会社、並びに日刊工業新聞社出版局の方々に厚くお礼を申し上げます。

2020年6月
株式会社アドライズ 代表取締役 牛山直樹

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