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技術士第一次試験
「電気電子部門」択一式問題200選
第6版

定価(税込)  2,640円

編著
サイズ A5判
ページ数 256頁
ISBNコード 978-4-526-08063-0
コード C3054
発行月 2020年05月
ジャンル 資格試験 電気・電子

内容

『技術士第一次試験「電気電子部門」択一式問題200選』の第6版。平成9年度から令和元年度までの試験から200問を厳選し、過去の試験問題を効率的に学習できるように構成して、解答・解説をした厳選問題集。分野系統別に問題を解いて学習できる。

福田 遵  著者プロフィール

(ふくだ じゅん)
 技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)
 1979年3月東京工業大学工学部電気・電子工学科卒業
 同年4月千代田化工建設(株)入社
 2002年10月アマノ(株)入社
 2013年4月アマノメンテナンスエンジニアリング(株)副社長
 公益社団法人日本技術士会青年技術士懇談会代表幹事、企業内技術士委員会委員、神奈川県支部修習技術者支援委員会委員などを歴任
 所属学会:日本技術士会、電気学会、電気設備学会
 資格:技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)、エネルギー管理士、監理技術者(電気、電気通信)、宅地建物取引士、ファシリティマネジャー等
 著書:『技術士第一次試験「基礎科目」標準テキスト 第4版』、『技術士第一次試験「適性科目」標準テキスト』、『技術士(第一次・第二次)試験「電気電子部門」受験必修テキスト 第4版』、『技術士第二次試験「電気電子部門」要点と〈論文試験〉解答例』、『技術士第二次試験「電気電子部門」過去問題 〈論文試験たっぷり100問〉の要点と万全対策』、『例題練習で身につく 技術士第二次試験論文の書き方 第5版』、『技術士第二次試験「口頭試験」受験必修ガイド 第5版』、『電設技術者になろう!』、『トコトンやさしい電気設備の本』、『トコトンやさしい発電・送電の本』、『トコトンやさしい熱利用の本』(日刊工業新聞社)等

目次

第1章 技術士試験について
1.技術士・技術士補とは
2.技術士第一次試験について
(1)試験科目
(2)受験資格と試験科目免除
(3)試験日程
(4)合格率
3.専門科目(電気電子部門)の問題分析
(1)専門科目(電気電子部門)の出題範囲
(2)専門科目(電気電子部門)の出題傾向

第2章 発送配変電
1.発電一般
2.水力発電
3.火力発電
4.原子力発電
5.送配変電

第3章 電気応用
1.直流回路
2.交流回路
3.端子回路
4.過渡現象
5.電磁気
6.電界・コンデンサ
7.回転機
8.変圧器
9.パワーエレクトロニクス

第4章 電子応用
1.半導体・電子デバイス
2.オペアンプ
3.論理回路
4.制御
5.計測

第5章 情報通信
1.変調方式
2.通信技術
3.情報理論
4.信号解析
5.インターネット

第6章 電気設備
1.電源設備
2.配電設備他
3.電気設備技術基準

おわりに

はじめに

 電気電子部門の合格率が低迷を続けている状況を憂い、平成18年に本著の初版を出版し、多くの受験者から好評を得ました。以降、定期的な改訂を行ってきた結果、今回、第6版を発行できることをうれしく思っています。
 平成18年度試験までは、過去に出題された問題に類似した問題の出題は少なかったのですが、平成19年度試験からは過去に出題された問題を有効活用するという方針に変更され、過去に出題された問題と同一または類似の問題の出題が増えています。そういった傾向は、技術士第一次試験の試験科目全般で顕著となっており、電気電子部門の専門科目では、半分程度が過去問題と同一か類似の問題の出題となってきています。技術士第一次試験の専門科目問題は、35問出題された中から25問を選択して解答する形式の試験です。その解答した問題のうちの50%以上が正答であれば合格となります。言い換えると、35問中13問以上の正答を得れば、合格となるわけですから、過去問題と同一・類似の問題だけを解答したとしても合格できるという結果になります。そういった状況を考慮し、本著は休日に自宅で勉強するような形式ではなく、通勤中の交通機関の中で読んでもらうだけで合格できる書籍を目指して制作してあります。具体的には、正誤の判断を行わせる問題については、正しい選択肢がなぜ正しいのか、誤っている選択肢のどこが誤っているのかを読んで、理解してもらう形式にしてあります。また計算問題についても、扱っている内容が限定されているため、計算の手法に慣れてさえいれば対応できます。そのため、本著に示された手法を理解し、本番の試験で出された条件や数値をその手法に当てはめていけば解ける形式にしてあります。
 なお、正攻法の解法を使って解くと時間がかかる問題については、技術士第一次試験が五肢択一式であることを考慮し、容易な方法で明らかな誤りの選択肢を排除し、残りのものから選択する手法を説明しています。そういった点で、本著は技術士第一次試験の電気電子部門の専門科目に合格できるための書籍という認識で読んでもらえればと思います。
 技術士第一次試験の専門科目は、『4年制大学の自然科学系学部の専門教育課程修了程度』の内容の問題が出題されるとなっていますので、最近4年制大学を卒業している方はまだ基礎的知識の記憶があると思いますから、本著を活用するだけで専門科目の合格を勝ち取ることができると思います。しかし、4年制大学を卒業していない方や4年制大学を卒業して長い年数を経ており、基礎的な内容の知識に自信がなくなっている方は、既刊の『技術士第一次・第二次試験「電気電子部門」受験必修テキスト』を使って基礎知識の復習をしてもらえればと考えます。この書籍は、技術士第一次試験で取り扱っている内容の基礎と、技術士第二次試験の専門知識問題で出題されると考える内容に特化して説明している書籍になっています。
 本著の特徴としては、過去問題を項目別に整理するとともに、過去に出題された同一または類似の問題の出題年度を合わせて示している点です。これによって、出題の頻度や再度出題される可能性が推測できるようになっています。その結果として、年度別に解答例を示している書籍と比べると、はるかに効率的な勉強ができるようになるはずです。
 なお、本著の中に掲載した過去問題の最後の( )内の数字は出題年度と問題番号を表しています。例として、(H30-1)は平成30年度試験のⅢ-1の問題という意味で、(R1-1)は令和元年度試験のⅢ-1という意味になります。
 技術士(電気電子部門)は、第一次試験と第二次試験共に合格率が他の技術部門に比べて低く、難しい試験ですが、合格された後には、それだけ社会的には認められた資格であるというのは間違いのない事実です。著者も、この資格を得たことによって技術者として活動の場が広がると同時に、社会的にも評価してもらえ、技術者としては幸せな人生を過ごさせてもらっていると感謝しています。これから第一次試験に挑戦する皆さんも、近い将来に第二次試験を受験され、最終的には電気電子部門の技術士になられると思います。技術士になるまでの2つの関門を乗り越えるのは決して楽ではありませんが、試験に必要な知識の吸収源として本著が役立つと考えています。
 最後に本著の改訂に際して、強く後押しをしていただいた日刊工業新聞社出版局の鈴木徹さんをはじめとするスタッフの皆様に対し深く感謝いたします。
 2020年4月
 福田 遵

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