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技術士第二次試験
「建設部門」過去問題<論文試験たっぷり100問>の要点と万全対策

定価(税込)  3,520円

監修
著者
著者
サイズ A5判
ページ数 436頁
ISBNコード 978-4-526-08041-8
コード C3052
発行月 2020年02月
ジャンル 土木・建築 資格試験

内容

新制度に対応した試験対策本。従来の対策本では、受験する選択科目によっては参考になる問題事例が少ないという課題があったが、本書ではどの選択科目の受験者にとっても「過去の論文試験100問の要点」となるように大量の問題を紹介。例題として解答論文事例も掲載した決定版。

福田 遵  著者プロフィール

(ふくだ じゅん)
技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)
1979年3月東京工業大学工学部電気・電子工学科卒業
同年4月千代田化工建設(株)入社
2002年10月アマノ(株)入社
2013年4月アマノメンテナンスエンジニアリング(株)副社長
公益社団法人日本技術士会青年技術士懇談会代表幹事、企業内技術士委員会委員、神奈川県支部修習技術者支援委員会委員などを歴任
日本技術士会、電気学会、電気設備学会会員
資格:技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)、エネルギー管理士、監理技術者(電気、電気通信)、宅地建物取引主任者、ファシリティマネジャーなど
著書:『技術士第二次試験「口頭試験」受験必修ガイド 第5版』、『例題練習で身につく技術士第二次試験論文の書き方 第5版』、『技術士第二次試験 「電気電子部門」要点と〈論文試験〉解答例』、『技術士第二次試験 「機械部門」要点と〈論文試験〉解答例』、『技術士第二次試験「総合技術監理部門」 標準テキスト』、『技術士第二次試験「総合技術監理部門」 択一式問題150選&論文試験対策』、『トコトンやさしい発電・送電の本』、『トコトンやさしい熱利用の本』、『トコトンやさしい電気設備の本』(日刊工業新聞社)等

羽原啓司  著者プロフィール

(はばら けいじ)
技術士(総合技術監理部門、資源工学部門、建設部門、上下水道部門)
1990年3月防衛大学校理工学部土木工学科卒(在学中フランス陸軍士官学校へ海外留学)
同年9月陸上自衛隊幹部候補生学校(久留米市)卒
飛島建設(株)、(株)日本能率協会マネジメントセンターに勤務後、2010年9月より(一社)海外建設協会に勤務
日本技術士会会員
資格:技術士(総合技術監理部門、資源工学部門、建設部門、上下水道部門)、1級土木施工管理技士など
著書:『技術士第二次試験「建設部門」対策〈解答例&練習問題〉』、『技術士第二次試験「建設部門」過去問題解答例集』、『技術士第二次試験「建設部門」択一式問題150選』、『技術士第二次試験「建設部門」必須科目(択一式問題)の必須テキスト』、『技術士第二次試験「建設部門」対策と問題予想』(日刊工業新聞社)、『技術士第二次試験[建設部門]徹底対策』(日本能率協会マネジメントセンター)等

目次

はじめに

【第1章】技術士第二次試験について
1.技術士とは
2.技術士試験制度について
(1)受験資格
(2)技術部門
(3)建設部門の選択科目
(4)合格率
3.技術士第二次試験の内容
(1)筆記試験の内容
(a)技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)
(b)必須科目(Ⅰ)
(c)選択科目(Ⅱ)
(d)選択科目(Ⅲ)
(2)口頭試験の内容
(3)受験申込書の『業務内容の詳細』について

【第2章】選択科目(Ⅱ-1)の要点と対策
1.土質及び基礎
(1)土質調査・地盤
(2)土構造
(3)基礎工
(4)山留め
2.鋼構造及びコンクリート
(1)鋼構造
(a)鋼構造の計画・設計
(b)鋼構造の施工及び維持管理
(c)鋼材料
(2)コンクリート
(a)コンクリート構造物の計画・設計
(b)コンクリート構造物の施工及び維持管理
(c)コンクリート材料
3.都市及び地方計画
(1)国土計画
(2)都市計画制度・土地利用・市街地整備等
(3)都市交通施設
(4)緑地と公園
(5)まちづくり
4.河川、砂防及び海岸・海洋
(1)治水・利水計画
(2)治水・利水施設及び河川構造物等
(3)砂防・地すべり対策等
(4)海岸・海洋
5.港湾及び空港
(1)調査・計画
(2)設計
(3)施工・維持管理
6.電 力 土 木
(1)計画・調査・設計
(2)施工・維持管理・運用
(3)再生可能エネルギー・気候変動対策等
7.道路
(1)道路計画及び道路施設・道路構造物
(2)道路土工構造物
(3)舗装関連
8.鉄道
(1)鉄道計画
(2)鉄道施設
(3)鉄道構造物・その他
9.トンネル
(1)山岳トンネル
(2)シールドトンネル
(3)開削トンネル
10.施工計画、施工設備及び積算
(1)施工計画・施工管理等
(2)積算・建設マネジメント等
11.建設環境
(1)自然環境の保全・創出
(2)生活環境の保全・創出
(3)環境影響評価・地球温暖化対策等

【第3章】選択科目(Ⅱ-2)の要点と対策
1.土質及び基礎
(1)土構造物
(2)基礎
(3)山留め
2.鋼構造及びコンクリート
(1)鋼構造
(a)計画・設計及び製作・施工
(b)維持管理・更新及び補強・補修等
(2)コンクリート
(a)計画・設計・施工
(b)改修・補修・補強及び維持管理
3.都市及び地方計画
(1)市街地整備
(2)都市防災等
(3)コンパクトシティ・中心市街地活性化等
(4)歴史・景観まちづくり
(5)都市公園・緑地等
4.河川、砂防及び海岸・海洋
(1)災害対策
(2)整備効果・評価及び維持管理等
(3)環境保全・配慮等
5.港湾及び空港
(1)計画・設計
(2)改良・補修・施工
(3)誘致計画及びサービス向上等
(4)災害対策
6.電力土木
(1)調査・計画・設計
(2)建設・施工
(3)維持管理・運用・更新・保守保全
7.道路
(1)計画・設計
(2)維持管理・更新及び運営等
(3)進捗管理・施工管理
8.鉄道
(1)計画・設計
(2)建設工事・施工
(3)維持管理・更新及び復旧
9.トンネル
(1)山岳トンネル
(2)都市トンネル
10.施工計画、施工設備及び積算
(1)コンクリート工
(2)基礎工及び開削工
(3)盛土・切土及び斜面安定工
(4)建設リサイクル等
11.建設環境
(1)環境影響評価及び事業評価
(2)自然環境の保全・創出
(3)生活環境の保全・創出
(4)地球温暖化対策

【第4章】選択科目(Ⅲ)の要点と対策
1.土質及び基礎
(1)人材確保・育成及び技術継承
(2)維持管理・更新
(3)災害対策
(4)品質確保
(5)リスク管理
(6)生産性向上及び働き方改革
(7)環境保全及び気候変動影響
2.鋼構造及びコンクリート
(1)鋼構造
(a)維持管理・更新
(b)災害対策
(c)人材確保及び育成
(d)生産性向上及び働き方改革
(e)インフラ輸出と国際化
(f)持続可能性及び気候変動影響
(g)労働災害防止対策等
(2)コンクリート
(a)維持管理・更新
(b)災害対策
(c)人材確保及び育成
(d)生産性向上及び働き方改革
(e)インフラ輸出と国際化
(f)気候変動影響
3.都市及び地方計画
(1)コンパクトなまちづくり等
(2)低炭素まちづくり
(3)都市のスポンジ化対策
(4)都市農地とまちづくり
(5)スマートシティ
(6)都市防災等
(7)インフラ輸出と国際化
(8)気候変動影響
(9)生産性向上及び働き方改革
4.河川、砂防及び海岸・海洋
(1)災害対策
(2)維持管理・更新
(3)生産性向上及び働き方改革
(4)事業評価
(5)環境保全及び気候変動影響
(6)インフラ輸出と国際化
(7)人材確保及び育成
5.港湾及び空港
(1)災害対策
(2)維持管理・更新
(3)社会情勢変化に対応した機能強化
(4)生産性向上と働き方改革
(5)官民連携の強化
(6)インフラ輸出と国際化
(7)品質確保等
(8)気候変動影響
(9)人材確保及び育成
6.電力土木
(1)維持管理・更新
(2)災害対策
(3)環境保全及び気候変動影響
(4)品質確保
(5)インフラ輸出と国際化
(6)人材確保・育成・及び技術伝承
(7)生産性向上及び働き方改革
7.道路
(1)災害対策
(2)道路ネットワーク等
(3)維持管理・更新
(4)道路環境及び気候変動影響
(5)生産性向上及び働き方改革
(6)インフラ輸出と国際化
(7)人材確保及び育成
8.鉄道
(1)災害対策
(2)鉄道整備 
(3)維持管理・更新
(4)安全確保
(5)生産性向上及び働き方改革
(6)インフラ輸出と国際化
(7)気候変動影響
(8)人材確保及び育成
9.トンネル
(1)維持管理・更新
(2)環境保全及び気候変動影響
(3)生産性向上及び働き方改革
(4)安全管理及び品質確保等
(5)災害対策
(6)人材確保・育成及び技術伝承
(7)インフラ輸出と国際化
10.施工計画、施工設備及び積算
(1)維持管理・更新
(2)品質確保等
(3)安全管理
(4)生産性向上及び働き方改革
(5)労務管理及び人材確保・育成
(6)環境保全及び循環型社会
(7)契約制度及び建設マネジメント
11.建設環境
(1)再生可能エネルギー・気候変動影響
(2)低炭素型都市・集約型都市等の形成
(3)自然共生社会の形成
(4)グリーンインフラの推進
(5)循環型社会の形成
(6)復旧・復興事業
(7)維持管理・更新
(8)インフラ輸出と国際化
(9)生産性向上と働き方改革
(10)人材確保及び育成

【第5章】必須科目(Ⅰ)の要点と対策
1.SDGs(持続可能な開発目標)
2.生産性向上
3.地球温暖化対策
4.災 害 対 策
5.安全・安心への対応
6.情報化への対応
7.人材確保及び育成
8.インフラ老朽化対策
9.社会資本整備重点計画
10.官民連携の強化(民間活力の促進)
11.地域活性化の推進
12.循環型社会の形成

【第6章】解答例
1.選択科目(Ⅱ-1)の解答例
(1)土質及び基礎
(2)鋼構造及びコンクリート
(3)都市及び地方計画
(4)港湾及び空港
(5)電力土木
(6)トンネル
(7)施工計画、施工設備及び積算
(8)建設環境
2.選択科目(Ⅱ-2)の解答例
(1)鋼構造及びコンクリート
(2)トンネル
(3)施工計画、施工設備及び積算
3.選択科目(Ⅲ)の解答例
(1)鋼構造及びコンクリート
(2)港湾及び空港
(3)施工計画、施工設備及び積算
4.必須科目(Ⅰ)の解答例

おわりに

はじめに

 技術士第二次試験は定期的に出題形式を変える試験で、最近の改正だけを挙げても、平成19年度試験、平成25年度試験、令和元年度試験で大きな変更を行っています。現在の試験制度では、すべての試験科目で記述式の問題が出題されており、技術士試験が始まった最初の形式に戻ったといえます。また、「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」が公表され、この評価項目に基づいて解答した内容が判定されるようになりました。
 記述式問題というと、指定された文字数を書き上げれば合格点に達するのではないかという、安易な考えで筆記試験に臨む受験者も中にはいますが、技術士第二次試験はそんなに生易しい試験ではありません。技術士第二次試験は、最近注目されている社会情勢や技術動向を理解して、技術者としてしっかりした意見を持っていなければ高い評価が得られない試験です。そういった内容を漠然と探したとしても、効率的な勉強はできません。効率的にポイントとなる事項を理解して、集中的にその内容を吸収していく勉強法が求められます。それを実現するのが問題研究です。
 本著では、各選択科目を受験する読者に、過去問題と練習問題を合わせて100問余を提供しています。これらの問題に対して、ただ単に、「こういった問題が出題されたのか」という感想を持つだけでなく、次のようなポイントを理解して、自分で調べたり、実際に書いてみると、効果的な勉強ができると考えます。
 ① どういった内容が出題されるか
 ② どういった事項を問うているのか
 ③ どういった解答プロセスを身につけなければならないか
 ④ 評価項目と小設問の関係について
 ⑤ 問題文に隠れた意図をどう探るか
 ⑥ 課題とは何か
 ⑦ 普段からどういった視点(観点)を持たなければならないか

 本著を生かして勉強するためには、100問余の問題すべてに対して、記述すべき項目を書き出してみる「項目立て」をしてみてください。単に問題文だけを読むのでは、出題の意図を見つけ出すことはできません。監著者は、30年近くにわたって複数の技術部門の数百名の受験者を指導してきました。その多くは、当初、問題文の本質を理解しないままに解答を書き出してしまう受験者でした。それでは何年受験しても合格は勝ち取れません。試験問題の項目立てをしてもらうと、出題意図を理解しているかどうかはすぐにわかります。そういった指導を続けていくと、多くの受講者は、問題文の読み方や技術士として求められている本質が何かをつかんできます。そうすると、解答内容が大きく変化していきます。そうなった受講者は、必ず合格を勝ち取ります。
 こういった指導を、監著者は、「試験問題100本ノック方式」として多くの受講者に実践してもらいました。それを書籍で実現しようというのが本著のねらいです。読者は、その目的を理解して、「項目立て」をしながら、内容的に理解できない事項を自分で調べ、調べた内容を1つのファイルに項目別に整理する方式で、自分独自の「技術士試験サブノート」を作ってみてください。このサブノートがファイル1冊程度になってくると、知識の面でも充実していき、問題文を解析する能力もついてきますので、合格可能性はずっと高まっていきます。こういった勉強は、技術士に求められている継続研さんの基礎となります。このように、合格できる条件が、継続する力だという認識を持ってもらいたいと考えます。過去の技術士第二次試験は、運と実力が共に必要であった試験でしたが、現在の技術士第二次試験は、技術者が本来持つべき能力があれば、誰でも合格できる試験になっています。そのため、「本来、技術者に求められていることは何か?」という原点に立ち返って勉強してもらえれば、技術士への道は開けます。
 最後に、本著の企画を提案していただいた日刊工業新聞社出版局の鈴木徹氏、および本著と共に、機械部門と電気電子部門とのシリーズ化に賛同していただいた、建設部門の羽原啓司氏と機械部門の大原良友氏に対しこの場を借りてお礼を申し上げます。

 2019年12月
 福田 遵

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