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技術士第二次「筆記試験」「口頭試験」合格必携アドバイス 第2版
先輩合格者が合格するための秘訣を親身に解説!<2019年度改正対応>

定価(税込)  2,376円

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サイズ A5判
ページ数 224頁
ISBNコード 978-4-526-07915-3
コード C3050
発行月 2019年01月
ジャンル 資格試験 機械

内容

技術士第二次試験に合格するための重要なポイントについて、アドバイス形式で答える試験対策本。2019年度の新試験制度に完全対応しているほか、ここ数年の筆記試験、口頭試験のアドバイスを拡充し、受験を乗り切るための「モチベーション維持のアドバイス」も含め、親身な受験アドバイスを多数収録。

貝賀俊之  著者プロフィール

(かいが としゆき)
 技術士(機械部門)、労働安全コンサルタント、VEスペシャリスト 1959年生まれ 兵庫県在住
 1985年三菱電機株式会社に入社、印鑑照合装置などの金融端末や定期券発行装置などの駅務機器の開発設計を経て、1998年より社会システムを担当する部門で制御盤・大型表示装置・監視制御装置・ネットワーク装置等の電子機器の開発設計に従事。2011年より生産技術部門にて生産管理や制御盤生産設計・製造の改善、原価企画・コスト低減、製品環境負荷低減等のモノづくり力強化活動に従事。2017年から三菱電機関係会社にて、制御盤の生産設計に従事している。また、2009年より技術士受験指導を行っており、現在も継続中である。著書(共著)として、『知ってなアカン! 機械技術者 設計検討のための新常識』(日刊工業新聞社)がある。

木村 進  著者プロフィール

(きむら すすむ)
 技術士(機械部門)、1951年生まれ 岡山県出身
 一般財団法人 国際臨海開発研究センター(OCDI) 調査役
 2012年より開発途上国への技術協力・技術指導、および国の関係機関からの委託調査・研究に従事中。
 製造メーカにて、コンテナクレーン、RTG、多目的クレーン、一般産業用クレーンなどの荷役機械、物流機械の計画・開発・設計に従事(1976年~2006年)。
 荷役機械のハイブリッド化、陸電化など省エネ・環境対応への改善工事、および機械設備の点検、延命化改造など維持管理に従事(2007年~2011年)。技術士の受験指導に従事(2007年~2011年)。
 荷役機械、物流機械の計画、設計、仕様・性能評価、コンテナターミナルのヤード配置計画、および技術指導ならびに品質評価・検証が専門分野。

古川 功  著者プロフィール

(ふるかわ いさお)
 技術士(機械部門) 1958年生まれ 大阪府在住
 工作機械メーカで鉄鋼プラント設計を経て(1980年~1984年)、三洋電機株式会社(パナソニック株式会社(2015年~))で燃料電池開発に従事し、リン酸型200 kW級の開発や家庭用小型電源(1 kW)の開発で設計業務に従事、実地試験などの技術開発に尽力した。(1985年~1995年)。その後太陽光発電事業にて国の研究事業で大型システムの設計・工事監理業務に従事し、顧客対応や太陽電池パネルの要素技術開発も担当、設計~製造~販売まで広範囲な業務を経験し、生産技術部門で海外工場の立ち上げまでを担当した(1996年~2018年)。近畿大学大学院非常勤講師、技術士受験指導に従事中。著書(共著)として、『知ってなアカン! 機械技術者 モノづくり現場の「構想設計力」入門』(日刊工業新聞社)がある。

山崎雄司  著者プロフィール

(やまざき ゆうじ)
 技術士(機械部門、総合技術監理部門) 1964年生まれ 京都府在住
 電機メーカにて、コストダウンを目指した新しい生産技術の研究、装置設計に従事。(1987年~2009年)
 薄型レンズ金型加工用超精密旋盤、セル生産対応小型はんだ付け装置を製作し、実用化。
 現在、IoTを用いた金型加工技術(切削、研削、放電加工の高能率化)の研究を推進中。(2010年~)
 読みやすく理解してもらえる論文をポイントとした技術士受験指導を実施中。
 著書(共著)として『技術士第一次試験「機械部門」専門科目 過去問題 解答と解説』『機械部門受験者のための技術士第二次試験〈必須科目〉 論文事例集』(ともに日刊工業新聞社)がある。

古賀祥之助  著者プロフィール

(こが しょうのすけ)
 技術士(総合技術監理部門、機械部門) 1970年生まれ 大阪府在住
 1994年大阪大学工学部を卒業後、石川島播磨重工業株式会社(現IHI)の技術研究所にて、ガスタービンにおけるタービン部品の強度解析や評価、タービン翼設計に従事した。
 1998年からガス会社にて、ガスタービンを中心とするコジェネレーションシステムの開発、不具合改善や信頼性評価に従事した。2008年からはガスタービンコンバインド発電所にて、保全責任者として様々な不具合の対策やコストダウンに貢献してきた。2018年からは海外の発電所の技術評価や管理に従事している。また2007年からNet─P.E.Jpで技術士試験指導を開始し、多くの受験生を合格へ導いた。
 著書(共著)として、『設計検討って、どないすんねん! ~現場設計者が教える仮説検証型設計のポイント~』(日刊工業新聞社)がある。

佐野義幸  著者プロフィール

(さの よしゆき)
 技術士(機械部門)、一般計量士、一級土木施行管理技士 1965年生まれ 大阪府出身
 EHテクノロジー代表 特定非営利活動法人関西技術経営コンサルタンツ副理事長
 一般社団法人知財経営ネットワーク代表理事
 http://www.ip-net.org/sano@ip-net.org
 化学プラント、製鉄プラントなどの大型設備の計画・開発・設計に従事(1989年~2008年)。
 2009年よりEHテクノロジー代表として、設計開発コンサルタント、知財経営コンサルタント、技術経営コンサルタント、技術士受験指導、公的機関の技術者教育、民間企業の技術者教育に従事中。また若手技術者の教育には定評がある。著書として『知ってなアカン!』シリーズ(日刊工業新聞社)がある。

目次

はじめに

第1章 技術士試験の概要
    1.技術士とは
    2.技術士試験の概要
    3.筆記試験
    4.口頭試験
    5.技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)
      (1)専門的学識
      (2)問題解決
      (3)マネジメント
      (4)評 価
      (5)コミュニケーション
      (6)リーダーシップ
      (7)技術者倫理
      (8)継続研さん
    6.試験対策1年間のスケジュール

第2章 受験申込書の書き方アドバイス
   2─1 業務の棚卸し
    1.業務の棚卸し
      (1)業務の棚卸しリストの作成
    2.「業務内容の詳細」のテーマ選定
      (1)テーマ比較
      (2)口頭試験に通用する業務内容
   2─2 「受験申込書」と「業務経歴票」の書き方
    1.受験ができない「受験申込書類」
      (1)技術士第二次試験の受験資格要件
      (2)証明者の氏名と印のない「受験申込書類」
    2.茨の道を進む「受験申込書類」
      (1)「技術部門」を間違うと茨の道
      (2)「選択科目」を間違うと茨の道
    3.「技術部門」の決め方
      (1)「技術部門」を決める要件
      (2)「業務内容の詳細」に合致した「技術部門」とは?
    4.「選択科目」の決め方
      (1)“合格しやすい”「選択科目」とは?
      (2)自分の将来を考えた「選択科目」とは?
    5.「専門とする事項」の書き方
      (1)「専門とする事項」を「選択科目の内容」より選ぶ
      (2)「専門とする事項」を作成する
    6.「業務内容」の書き方
      (1)その「業務内容」は技術士の業務か?
      (2)「業務内容」をどこまで埋めるのか?
      (3)逆に従事期間の合計が長い場合
      (4)課題は? 技術的提案は?
   2─3 「業務内容の詳細」の書き方アドバイス
    1.口頭試験を踏まえた業務内容骨子
    2.「業務内容の詳細」の書き方
      (1)業務骨子作成での留意事項
    3.業務骨子作成シートのチェックと「業務内容の詳細」記述
      (1)「業務内容の詳細」の作成
      (2)「業務内容の詳細」の骨子作成例
      (3)「業務内容の詳細」事例
   2─4 「受験申込書類」の添削と受験申込み直前アドバイス
    1.「受験申込書類」の添削
      (1)技術士(主治医)による「受験申込書類」の添削
      (2)セカンドオピニオンを受ける
    2.受験申込み直前アドバイス
      (1)コピーは取る   (2)早めの受験申込みを
      (3)受験申込み前の最終チェック

第3章 筆記試験対策アドバイス
   3─1 筆記試験の勉強方法
    1.筆記試験の評価ポイント
      (1)問題に応える   (2)具体的にわかりやすく書く
      (3)専門家としての意見を述べる
    2.論文作成における重要事項
      (1)必須科目     (2)選択科目(Ⅱ)
      (3)選択科目(Ⅲ)  (4)必要とされる知識・能力
      (5)表現上の注意
    3.筆記試験の勉強法
      (1)過去問題の収集      (2)傾向分析
      (3)キーワードの集め方    (4)キーワードリストの作成
      (5)キーワードノートの作成  (6)論文の作成
      (7)技術士による添削     (8)模擬試験と予想問題
      (9)筆記試験対策のスケジュール
   3─2 必須科目対策アドバイス
    1.必須科目に求められる内容
      (1)専門知識   (2)応用能力
      (3)問題解決能力及び課題遂行能力
    2.過去問題の出題傾向の分析
      (1)必須科目の出題数と解答数
      (2)必須科目の過去問題の傾向(部門別)
      (3)問われている内容(問いのパターン)
        【機械部門】 【電気電子部門】 【建設部門】
        【上下水道部門】 【農業部門】 【環境部門】
    3.必須科目論文の書き方
      (1)必須科目で問われていることは
      (2)必須科目論文の書き方の手順
    4.過去問題(必須科目)の論文事例(概要)
      (1)必須科目論文事例(概要1) (2)必須科目論文事例(概要2)
   3─3 選択科目対策アドバイス
    1.選択科目に求められる内容
      (1)選択科目(Ⅱ)   (2)選択科目(Ⅲ)
    2.過去問題の出題傾向の分析
      (1)選択科目の出題数と解答数
      (2)選択科目の過去問題の傾向(部門別)
    3.選択科目(Ⅱ)論文の書き方
      (1)選択科目(Ⅱ)で問われていることは
      (2)問題のパターンで論文構成が決まる
      (3)論文骨子と論文展開
    4.選択科目(Ⅲ)論文の書き方
      (1)選択科目(Ⅲ)で問われていることは
      (2)理解しやすい論文構成
      (3)骨子の作成
      (4)答案作成
    5.過去問題(選択科目)の論文事例(概要)
      (1)選択科目(Ⅱ)論文事例(概要1)
      (2)選択科目(Ⅱ)論文事例(概要2)
      (3)選択科目(Ⅱ)論文事例(概要3)
      (4)選択科目(Ⅱ)論文事例(概要4)
      (5)選択科目(Ⅱ)論文事例(概要5)
      (6)選択科目(Ⅱ)論文事例(概要6)
      (7)選択科目(Ⅱ)論文事例(概要7)
      (8)選択科目(Ⅲ)論文事例(概要8)
      (9)選択科目(Ⅲ)論文事例(概要9)
   3─4 筆記試験直前アドバイス
    1.模擬試験のすすめ
    2.試験当日のアドバイス
      (1)試験会場に着く前に勝負は始まっている
      (2)論文を書く前に骨子を考える
      (3)焦らずに答案を作成する
    3.再現論文を作る

第4章 口頭試験対策アドバイス
   4─1 口頭試験とは
    1.試験制度改正でこう変わる
    2.口頭試験の評価ポイント
    3.合格への最重要事項
      (1)「業務内容の詳細」で高等の専門的応用能力を示す
      (2)回答の仕方と受験態度
      (3)筆記試験の答案論文の見直し・補足
    4.口頭試験はこう行われる
      (1)試験スケジュール、試験会場  (2)試験官
      (3)口頭試験の進行  (4)試験室内の配置
      (5)口頭試験の事例
    5.試問応答の失敗事例
      (1)プレゼンテーションで指定時間を大きくオーバー
      (2)試験官の試問の意図がわからないまま回答
      (3)極度の緊張のため、頭の中が真っ白
      (4)試験官と議論
      (5)質問されていないことまでしゃべり過ぎてしまった
   4─2 口頭試験対策アドバイス
    1.口頭試験の準備計画
    2.「業務内容の詳細」の整理
    3.「業務内容の詳細」以外の業務の整理
    4.筆記試験答案の見直し・補足
    5.Q&Aリストの作成
    6.口頭試問例
      (1)「業務内容の詳細」を中心とした技術士としての実務能力
      (2)技術士としての適格性
    7.プレゼンテーション原稿
      (1)プレゼンテーション原稿の作成
      (2)プレゼンテーションの事例
    8.口頭試験の自己練習
      (1)業務経歴と「業務内容の詳細」のプレゼンテーション練習
      (2)Q&Aリストによる質疑応答練習
    9.必ず確認しておきたい文献
      (1)技術士法  (2)技術士倫理綱領  (3)技術士ビジョン21
      (4)技術士CPD(継続研鑽)ガイドライン(第3版)
      (5)技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)
   4─3 口頭試験直前アドバイス
    1.模擬口頭試験のすすめ
      (1)模擬口頭試験のねらい   (2)模擬口頭試験
      (3)模擬口頭試験後のリカバリー
    2.最重要事項の再確認
    3.試験前日のアドバイス
    4.試験当日のアドバイス
    5.試験終了後のアドバイス

第5章 モチベーション維持のアドバイス
    1.何がモチベーションを高めるか
    2.モチベーションを維持するには
      (1)明確な目的を持つ (2)どんな勉強をすればよいかを知る
      (3)合格体験を聞く  (4)勉強の進捗・成果を知る
      (5)受験仲間を作る  (6)家族の理解  (7)継続は力なり

付録 205
     (1)「受験申込書類」チェックリスト
     (2)業務経歴票「業務内容の詳細」チェックリスト
     (3)必須科目論文チェックリスト
     (4)選択科目論文チェックリスト
        選択科目(Ⅱ)チェックリスト
        選択科目(Ⅲ)チェックリスト

おわりに

はじめに

 3月初旬の金曜日、自宅のパソコンの前に座りドキドキしながら技術士会のホームページをチェックする。祈りながら自分の受験番号を探すが……、
  『ない!』
 もう一度探すが、『やっぱりない!』 ……ガックリと肩を落とす。

 口頭試験を思い返せば違和感が確かにあった。口頭試験では似たような質問を何回も聞かれたり、「業務を遂行する際にはどういった手順で進めますか?」といった当たり前のことを聞かれたり、最終的には「あなたの専門はこの科目でよいのですか?」とも聞かれた。
 受験を決意した頃にはそんなことは考えもよらなかった。誰もそんなことを言ってくれなかったし、どこにも書いていなかった。
 なんとか筆記試験までは合格できたけど、また今年も膨大な勉強をしなければならないかと思うと気が滅入ってくる……

 これは技術士試験に挑戦しようと思い立った、あなたの1年後の姿かも知れません。
 技術士第二次試験では、山登りと同様に合格という頂上に向け継続して努力していかなければなりません。4月からの「受験申込書類」の提出に始まり7月の筆記試験、10月末の筆記試験合格発表後にも11月からの口頭試験と超えなければならない障害が次々に現れます。
 これらの障害をうまく乗り越えていかなければ、真っ逆さまに転落してしまいます。

 しかし、初めて第二次試験を受験するときには、すぐ目の前にやってくる「受験申込書類」の提出や筆記試験の対策に追われ、その先まで見据えた対策がおろそかになります。また「受験申込書」の作成で楽な道を歩むと最後の口頭試験では非常に険しい道を歩むことになります。

 本書は技術士第二次試験の流れを一通りたどりながら、初めて受験する方に対しても合格に必要なポイントや効率的な勉強法がわかるようにし、さらには直前に役立つ具体的なアドバイスも記載しています。
 また、これまでに機械系技術士の有志の会であるNet─P.E.Jp*にて、数多く行ってきたセミナーの経験を活かし、すでに受験して惜しくも不合格となった方にも、何が足りなかったのか、何を準備しておくべきかを戦略的に指南いたします。

 *Net─P.E.Jp;2003年6月に結成した技術士、技術士補及び技術士を目指す方々のネットワーク。勉強会やセミナー、執筆を中心に活動している。

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