買い物かごへ

機械製図CAD作業技能検定試験 1・2級実技課題と解読例
第2版

定価(税込)  2,592円

著者
サイズ A5判
ページ数 188頁
ISBNコード 978-4-526-07861-3
コード C3053
発行月 2018年07月
ジャンル 資格試験 機械

内容

機械製図CAD作業技能検定実技試験(「検定職種:機械・プラント製図」「作業名:機械製図CAD作業」)1・2級実技課題の受験対策本。初版で解説した平成27年分に、初版発行後に行われた2回分(平成28年分、29年分)を加えた直近3年間の実技課題の解読方法を、着眼点を示して丁寧に解説した受験対策問題集。

河合 優  著者プロフィール

(かわい まさる)
1949年 愛知県に生まれる
1972年 豊田工業高等専門学校電気工学科卒業
1976年 小島プレス工業株式会社入社
生産設備開発を中心に多様な職場を経験
1986年 一級機械製図技能士 職業訓練指導員
1990年~98年 機械製図部門 技能検定委員 愛知県職業能力開発協会
1996年~98年 技能グランプリ 機械製図部門全国第二位
2003年~ 職業大(略称) 職業訓練指導員の訓練講師(機械製図)
2006年~12年 豊田高専 非常勤講師、特命教授を歴任
2012年~17年 名城大学理工学部非常勤講師「機械設計2」
2017年~ 愛知総合工科高校専攻科非常勤講師
2017年~ NPO法人 東海テクノサポート 理事長
主な著書
「自動化設計のための治具・位置決め入門」 日刊工業新聞社
「機械製図CAD作業技能検定試験突破ガイド」 日刊工業新聞社
「機械製図CAD作業技能検定試験 1・2級 実技課題と解読例」
日刊工業新聞社
「きちんと学ぶレベルアップ機械製図」 日刊工業新聞社

目次

第1章 機械製図CAD作業技能検定試験
1―1 CADでの受検
1―2 実技試験の概要
1―3 学科及び実技試験の範囲

第2章 機械製図学習の手順
2―1 トレース教材
2―2 ねじ製図
 2―2―1 ねじの図示
 2―2―2 ねじの分解
2―3 図形線は面を代表している
2―4 スケッチから製作図
2―5 表面性状の指示記号
 2―5―1 部品図Ⅰ(フレーム)
 2―5―2 部品図Ⅱ(ベアリング押え)
2―6 幾何公差
 2―6―1 指示内容から幾何公差記号
 2―6―2 幾何公差記号の解読
2―7 組立図から製作図
 2―7―1 指示事項
 2―7―2 解読の進め方
2―8 組立図から製作図 その2
 2―8―1 組立図の説明
 2―8―2 指示事項
 2―8―3 解読の進め方
 2―8―4 寸法記入
 2―8―5 幾何公差の指示
 2―8―6 解答図

第3章 平成27年度2級実技課題の解読例
3―1 部品図作成要領
3―2 課題図の説明
3―3 指示事項
3―4 課題図の解読と進め方
 3―4―1 主投影図
 3―4―2 左側面図
 3―4―3 平面図
 3―4―4 部分投影図
3―5 寸法記入及びその他の指示事項
 3―5―1 寸法及び寸法公差
 3―5―2 表面性状の指示記号
 3―5―3 幾何公差
3―6 解答図

第4章 平成28年度2級実技課題の解読例
4―1 部品図作成要領
4―2 課題図の説明
4―3 指示事項
4―4 課題図の解読と進め方
 4―4―1 主投影図
 4―4―2 左側面図
 4―4―3 平面図
4―5 寸法記入及びその他の指示事項
 4―5―1 主投影図Ⅰ
 4―5―2 主投影図Ⅱ
 4―5―3 側面図
 4―5―4 平面図
 4―5―5 解答図

第5章 平成29年度2級実技課題の解読例
5―1 部品図作成要領
5―2 課題図の説明
5―3 指示事項
5―4 課題図の解読と進め方
 5―4―1 主投影図
 5―4―2 平面図
 5―4―3 右側面図
 5―4―4 局部投影図
 5―4―5 部分投影図
5―5 寸法記入及びその他の指示事項
 5―5―1 主投影図
 5―5―2 平面図
 5―5―3 局部投影図
 5―5―4 部分投影図
5―6 解答図

第6章 平成27年度1級実技課題の解読例
6―1 部品図作成要領
6―2 課題図の説明
6―3 指示事項
6―4 溶接指示
6―5 課題図の解読と進め方
 6―5―1 溶接構造からの解読
 6―5―2 軸の機能からの解読
 6―5―3 はめあい、位置寸法、大きさ寸法
 6―5―4 表面性状の指示記号
 6―5―5 溶接指示の要点
6―6 課題図の解読と進め方
6―7 計算問題
6―8 解答図

第7章 平成28年度1級実技課題の解読例
7―1 部品図作成要領
7―2 課題図の説明
7―3 指示事項
7―4 溶接指示
7―5 課題図の解読と進め方
 7―5―1 主投影図
 7―5―2 右側面図
 7―5―3 左側面図
 7―5―4 平面図
 7―5―5 局部投影図
 7―5―6 主投影図の寸法記入の要点
 7―5―7 側面図の寸法記入の要点
 7―5―8 平面図の寸法記入の要点
7―6 入力歯車軸③
 7―6―1 主投影図
 7―6―2 寸法記入
 7―6―3 要目表と計算問題
7―7 解答図

第8章 平成29年度1級実技課題の解読例
8―1 部品図作成要領
8―2 課題図の説明
8―3 指示事項
8―4 溶接指示
8―5 課題図の解読と進め方
 8―5―1 左側面図&部分投影図2の解読
 8―5―2 主投影図の解読
 8―5―3 平面図の解読
 8―5―4 部分投影図1の解読
8―6 寸法記入等
8―6―1 計算問題(はめあい)
8―6―2 寸法記入の要点
8―6―3 幾何公差記入
8―7 解答図

はじめに

 機械製図技能士(CAD作業)試験は国家が認定する資格で、CADを使用して、組立図から指定された部品図を、JIS規格に基づいて制限時間内に作成する課題に取組むもので、設計者の総合的な図面作成能力が評価される。総合的能力とは、CADの操作能力に加えて、組立図から部品図を作成するための、JIS規格に基づいた図面作成能力、組立図に示された機能と役割から構成部品に要求される仕様、更に、対象とする部品を短期間で安価に完成させる仕様に基づいて、組立図を解読して部品図に描いてゆく能力などが求められている。本書では、第2章にJIS規格に基づいた図面作成方法を解説している。技能検定試験の実技課題である、組立図に示された部品の図面化に関する機能と役割は、第3章以降で具体的な問題を解読してゆく過程を解説している。但し、第2章は概要の解説にとどまっており、JIS規格を基礎から学ぶ場合には、日本規格協会から発行されている「JIS B0001機械製図」もしくは、日刊工業新聞社から出版されている「機械製図CAD作業技能検定試験突破ガイド」又は「きちんと学ぶレベルアップ機械製図」の活用を推奨する。
 図面情報を作成する過程が手書きからCADに置き換えられ、三次元CADの情報を活用した金型製作過程の精度向上や、3Dプリンティングなどによる設計検証の迅速化等、CADの目覚ましい効果がものづくりの上流のいくつかの課題を解決してきた。CADの華々しい機能開発と課題解決への貢献は、関係者の認めるところであるが、活用分野の進展がひと段落しており、図面の形式で発行される情報の精度向上と、国際化への対応が新たな課題として見直しされている。それに伴い、ISO(JIS)に準拠した図面を描く能力を評価する、唯一の資格試験である機械製図技能士試験受験者が増加傾向にある。
 技能士試験の実技試験に向けて準備を始めた、設計者の皆さんや指導者の皆さんのために、平成28年7月に出版した「機械製図CAD作業技能検定試験 1.2級実技課題と解読例」を改訂し、平成28年度、平成29年度の技能検定の課題解説を加えて、本書を取りまとめた。大いに活用していただきたい。

買い物かごへ