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3次元CAD「SolidWorks」板金練習帳

定価(税込)  2,376円

編者
サイズ B5判
ページ数 128頁
ISBNコード 978-4-526-07038-9
コード C3053
発行月 2013年03月
ジャンル 機械

内容

3次元CAD「SolidWorks」による造形技術を向上させるための、板金部品にフォーカスした練習帳。3次元板金モデルを作成する課題を出題し、その解答手順とポイントを示す。テクニックやコツもわかりやすく紹介する。

(株)アドライズ  著者プロフィール

「若手設計者を育成したい」「設計業務を標準化したい」といった、SolidWorksを利用する製造業を支援するCAD教育研修会社。レベルに応じた豊富な研修カリキュラムを展開、多くの研修実績を持つ。
特に、研修のひとつである"SolidWorks活用研修 3次元設計手法"は、設計デザイン会社ならではの内容となっており、「うまく設計ができるようになった」と多くの受講者から支持を得ている。
CAD関連の書籍を7冊(2013年3月現在)発行しており、『よくわかる3次元CADシステムSolidWorks入門』(日刊工業新聞社)は、インターネット書店Amazonにて3Dグラフィックス部門ランキング1位を獲得。また、『3次元CAD SolidWorks練習帳』(同)は、全国の教育関係者から評価され、教育現場で広く活用されている。
さらに、総合機械メーカーである株式会社アマダのSheetWorks活用研修パートナーとして板金モデリングの教育研修も手がけ、SheetWorksを導入している精密板金メーカーからも好評を博している。今、注目のCAD教育研修会社である。
 〒390-1242長野県松本市和田4010-27 松本ソフト開発センター201
 http://www.adrise.jp/

CADRISE Webサイト
SolidWorksを利用する技術者のためのWebサイト。モデルやマニュアルのダウンロード、セミナー情報などを入手できる。
 http://www.cadrise.jp

■著 者
牛山 直樹(うしやま なおき)
株式会社アドライズ代表取締役。諏訪東京理科大学非常勤講師。
著書:「よくわかる3次元CADシステム SolidWorks入門」「よくわかる3次元CADシステム 実践SolidWorks」「3次元CAD SolidWorks練習帳」「よくわかるSolidWorks演習 モデリングマスター編」「よくわかる3次元CADシステム Inventor LT入門」(以上、日刊工業新聞社)
鈴木 聖(すずき せい) SolidWorks認定技術者
桑原 鉄矢(くわばら てつや)
坂 信太郎(さか しんたろう)
野口 俊二(のぐち しゅんじ) 技術センター長(以上、株式会社アドライズ)

目次

CONTENTS
モデリング課題一覧表(※カッコ内は解説ページ)

STEP1 板金製品
P8 L金具
P14 三面金具
P16(P20) ブラケット1
P16(P21) 押さえブラケット
P17(P22) ホルダー
P18(P25) 受けカバー
P19(P26) 通気カバー
ExerciseP28 R付き金具
ExerciseP28 シャーシ
ExerciseP29 引掛け金具
ExerciseP29 クランク金具

STEP2 組立製品
板金部品4 P36(P39) テープカッター
板金部品7 P40(P46) キャンドルホルダー
板金部品10 P52(P62) ポスト
板金部品1(4) P68(P74) Tホッパー
板金部品1(2) P70P70 Rホッパー
板金部品2 ExerciseP78 ティッシュケース
板金部品3 ExerciseP80 カードスタンド
板金部品1(4) ExerciseP82 Yホッパー
板金部品3 ExerciseP84 電源ボックス
板金部品4 ExerciseP88 ミニカー
板金部品8 ExerciseP94 制御盤ボックス
板金部品10 ExerciseP100 PCケース

解説 チェック ポイント 一覧表
■板金部品のモデル作成方法 
■押し出しコマンドの薄板フィーチャー 
■板金コマンド 
■シェルコマンド 
■箱型製品の突き合わせ・重ね合わせ 
■展開ラインコマンド 
■選択するエッジは内側?外側? 
■穴ウィザードコマンド 
■成形形状の作成方法 その① 
■便利な板金専用コマンド 
■はじめから板金モデルとしてモデリングする方法 
■板金部品のモデリングで気をつけるポイント 
■曲げ逃げ 
■成形形状の作成方法 その② 
■合致の方法 
■板金に変換コマンド 
■ボディとは 
■押し出しコマンドの薄板フィーチャー 厚みの設定 
■サブアセンブリの活用 
■レイアウトスケッチ 
■寸法のリンク 
■分割ラインコマンド 
■角度制限合致 
■シェルコマンド 厚みの方向 
■部品分割コマンド 
■ボディ保存コマンド 

APPENDIX SheetWorks基本操作ガイド
■板金製品の工程 
■加工機の種類 
■「SheetWorks for Unfold」とは 
■SheetWorksコマンド一覧
■SheetWorksによる展開作業 
特徴①SheetWorksによる展開作業
 ・展開図作成 
 ・バッチ展開処理 
特徴②SheetWorksによるアセンブリ編集
 ・位置決めコマンド 
特徴③SheetWorksによるモデリング機能

 ・多面体作成 
 ・三面図立体化 
 ・板金ソリッド作成 
 ・板金加工ライブラリ 
その他の機能紹介
 ・Microsoft Excelと連動したパラメトリック 
 ・パターン入力 
 ・3Dリターンベンドグラフ 

はじめに

 「精密板金」という加工技術によって生み出される板金製品は、パソコン、ポスト、ロッカーなど数えきれないほど、私たちの身の回りの製品に使用されています。また、自動車の部品、工作機械のカバー、制御盤の筐体などの工業製品としても活用されています。
 板金製品は、複雑な形状ほど3D(3次元)で作成するメリットが大きいといえます。設計ミスによる材料ロスを防ぐとともに、3Dデータを製造に流用すればプログラム工数を節約できるからです。当社は企業向けの研修を手がけていますが、そのなかで経営者や設計者の方から「板金の3Dモデルを効率良く作る方法を教えて欲しい」という声を多く耳にしました。確かに、板金3Dモデルには作成途中の制約が多く、切削加工品の3Dモデルと比べ編集が行いにくいという面があります。企業の生産性を高めるためには、設計者、機械を動かすプログラマー双方が板金のモデリングを習得することが重要です。
 本書は、板金製品の3Dモデリング技術を向上させるための課題集です。「SolidWorks」を活用しているメーカーの設計者、工業系教育機関の学生および教員の方、また、アマダ社製3DCAD「SheetWorks」を活用している精密板金メーカーのプログラマーの方などへ、板金3Dモデリングを上達してもらうことを狙いとしています。
 豊富なバリエーションの板金製品(図面)を集め、3Dモデリングの課題を出題し、手順とポイントを解説しています。STEP1はシンプルな形状の板金部品を集めました。簡単な部品をサクサクとモデリングすることで、板金3Dモデリングへの抵抗感を取り払うことを主な目的としています。複雑に見える板金部品であってもモデリングの手順によって、驚くほど簡単に描くことができます。板金3DモデリングへのアプローチともいえるSTEPです。STEP2は身近にある板金製品のアセンブリモデルを集めました。課題はなかなか高度ですが、部品を組み立てる楽しさは3DCADの醍醐味です。ぜひ挑戦し、完成を目指し、達成感を味わいながらメキメキと板金3Dモデリングの腕を上げていただきたいと思います。さらに、部品のモデリングで終わらせることなく、展開作業も紹介しています。精密板金は平板からブランクを切り出し、折り曲げることによって立体部品を作成する加工法であるため、製造にはモデルを展開したブランク形状が必要となるからです。SolidWorksの操作と精密板金の知識を同時に高めることができる、一石二鳥の内容となっています。
 当社はデザイン会社でもあり、機械装置の外装カバーの工業デザインと構造設計の実績を積み上げてきました。板金設計×SolidWorksという強みを活かし、日本の製造業界に少しでも貢献したいという想いから本書の企画が実現しました。本書がSolidWorksおよびSheetWorksを活用される多くの方々にお役に立てれば幸いです。
 最後に、本書の執筆にあたり、精密板金の資料をご提供いただきました株式会社アマダの皆様、出版にあたりご尽力いただきました日刊工業新聞社出版局の皆様、そして、本書を作成したスタッフたちに厚く御礼申し上げます。

2013年3月
株式会社アドライズ 代表取締役 牛山直樹

SolidWorksは、Dassault Systèmes SolidWorks Corp.の登録商標です。また、それ以外に記載されている会社名ならびに製品名も各社の商標あるいは登録商標です。
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