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自滅する人類
分子生物学者が警告する100年後の地球

定価(税込)  1,540円

著者
サイズ 四六判
ページ数 200頁
ISBNコード 978-4-526-06995-6
コード C3034
発行月 2012年12月
ジャンル ビジネス 化学

内容

環境問題、エネルギー不足、人口増加などへの注目が続いているが、これらの問題を生物学的にみると「人類滅亡」への予兆であるといえる。このままでは、あと100年以内に人類は滅びてしまう―。本書では、これまでの生物の誕生から滅亡までを振り返ることで、人類が今おかれている危機状況を示し、今後長期的に繁栄するためにはどうすべきかを問う。

坂口謙吾  著者プロフィール

(さかぐち けんご)
東京理科大学総合研究機構教授(専門:分子生物学、放射線生物学、バイオエンジニアリング)。
1944年生まれ。北海道大学理学部生物学科卒業、同大学理学博士号取得。カリフォルニア大学、カナダ・ゲルフ大学に勤務。帰国後、東京理科大学理工学部応用生物科学科助教授を経て教授。現在に至る。
著書に『バイオ発電』(ワック、2012)、『くり返し聞きたい分子生物学講座』(羊土社、2010)、『環境汚染で滅びないために』(オーム社、2008)などがある。

目次

序 章 生き物は必ず滅びる 
生きているからこそ“生き物” 
誕生そのものが滅亡の原因 
現在の環境問題は次のステップに過ぎない 

第一章 滅亡を招く人類の異常増殖 
百獣の王、ライオンの世界 
ライオンの楽園づくりがもたらす滅亡 
生き物の滅び方のタイプ 
人類滅亡は当然の帰結 
人類滅亡はペニシリンから始まった 

第二章 生き物の誕生と滅亡のメカニズム 
天地創造と生命の起源 
地球のゴミが生き物のエサに 
そしてDNAが生まれた 
生き物はいつ、どのようにできたのか? 
無限増殖型自動ゴミ処理マシーンの活躍 
生物の進化と環境問題 
“自動ゴミ製造マシーン”の誕生 
新たな高機能生物に駆除される生き物 

第三章 人類の無限増大と日本の人口減衰 
なぜ日本だけ人口増加が止まったのか 
生物学的に見る人口の推移 
日本だけが特別な存在 

第四章 DNAの機能強化とオスメスの誕生 
進化のエポックであるDNAの修復 
オスとメスの登場 
進化の土台は単細胞 
大型化と地球環境汚染 

第五章 150万種類の生き物 
生き物の分類と“いわゆる”進化論 
進化とは種類が増え続けること 
なぜたくさんの種類が生まれたのか 
絶滅した生き物は5250万種類以上 

第六章 カンブリア紀以降の地球の変化 
はじめに植物が上陸 
ついに動物が上陸した 
氷河期に影響を与える大陸移動 
氷河期と生き物滅亡の繰り返し 
環境の変化で大きく変わる生き物の進化 

第七章 哺乳類から人の時代へ 
常識を覆した哺乳動物の進化 
地球環境には正義も悪もない 
食物連鎖から外れた人類 
第八章 鉄器文明と石炭や石油消費による問題 
滅亡への道を避けるための政策の難しさ 
鉄器文明による環境破壊 
“快適”度の追究とエネルギー消費 

第九章 予想される人類滅亡のシナリオ 
地球の現状とは 
人口増加が続くと 
人口増加が止まったとしても 
滅亡までの道のり 
恐怖のメタンハイドレート 

最終章 地球環境の未来と政治のあり方 
まず取り組むべき9つの項目 
自滅への道を引き返すために

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