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制御盤モデルで徹底理解!
やさしいシーケンス制御

定価(税込)  2,750円

著者
著者
サイズ A5判
ページ数 256頁
ISBNコード 978-4-526-06706-8
コード C3053
発行月 2011年06月
ジャンル 機械

内容

シーケンス制御の学習は、実際の回路で動作を確認しながら進めていくのが最も有効である。本書は、「制御盤モデル」を使い、紙上で実習の疑似体験をしながらシーケンス制御(リレーシーケンス制御、PLC制御)を学ぶ。制御盤モデルとラダー図を対比しても解説する。

塩田泰仁  著者プロフィール

(しおた やすひと)
1948年 岐阜県生まれ
1971年 東京大学工学部精密機械工学科卒業
1976年 同大学院博士課程修了、工学博士
同年 職業訓練大学校(現職業能力開発総合大学校)勤務
1988年 同校福祉工学科教授
2007年 同校学部長
2011年 同校図書館長
【主な著書】 「福祉工学がわかる英語」工業調査会
「油空圧技術」産業図書
「絵ときサーボ技術基礎のきそ」日刊工業            新聞社ほか多数

池田知純  著者プロフィール

(いけだ ともずみ)
1995年 職業能力開発大学校(現職業能力開発総合大学)福祉工学科卒業
1998年 東北大学大学院医学系研究科博士前期過程修了
同年 職業能力開発総合大学校福祉工学科勤務
2008年 同校助教
工学博士
【主な著書】 「図解技術者のための電気講座入門」科学図書出版(共著)

目次

はじめに

第1章 シーケンスの基礎
1-1 シーケンスとは
1-2 リレーシーケンスとPLC
1-3 シーケンスの図記号
1-4 シーケンス図の表し方

第2章 接点とリレー
2-1 制御盤モデル
2-2 a接点とb接点
2-3 リレーの駆動
2-4 複数機器の駆動

第3章 自己保持回路
3-1 自己保存とは
3-2 自己保持回路の使い方
3-3 リセット付き自己保持回路
3-4 応用回路

第4章 タイマ回路
4-1 タイマとは
4-2 タイマの使い方
4-3 ワンショット回路
4-4 応用回路
4-5 カウンタ回路

第5章 インターロック回路と回り込み
5-1 インターロックとは
5-2 インターロックの使い方
5-3 回り込みについて
5-4 回り込み防止

第6章 リレーシーケンスの応用
6-1 早押しインターロック
6-2 制御盤同士のリンク
6-3 信号機制御
6-4 シーケンス部品のメンテナンス
6-5 ソケットの話

第7章 プログラマブルコントローラ
7-1 プログラマブルコントローラ(PLC)とは
7-2 PLCの基本構成
7.2.1 CPU部
7.2.2 入出力部(I/O)
7.2.3 メモリー
7.2.4 電源部
7-3 PLCの特徴
7-4 PLCの立ち上げ

第8章 PLCプログラミング
8-1 プログラミング言語の種類
8.1.1 命令リスト(Instruction List:IL)言語
8.1.2 構造化テキスト(Structured Text:ST)言語
8.1.3 ラダー図(Ladder Diagram:LD)言語
8.1.4 機能ブロック図(Function Block Diagram:FBD)言語
8.1.5 シーケンシャルファンクションチャート(Sequential    Function Chart:SFC)
8-2 ラダー図言語
8.2.1 ラダー図記号
8.2.2 ラダー図作成上の規則
8-3 ニーモニックによるプログラミング
8-4 タイムチャート

第9章 PLCプログラム❶
9-1 ON・OFF回路
9-2 AND回路
9-3 OR回路
9-4 NAND回路
9-5 NOR回路
9-6 一致回路
9-7 不一致回路
9-8 禁止回路
9-9 論理演算の基礎

第10章 PLCプログラム❷
10-1 自己保持回路
10.1.1 基本回路
10.1.2 リセット優先自己保持回路とセット優先自己保持回路
10.1.3 順次制御回路
10.1.4 複数の開始条件または解除条件がある自己保持回路
10.1.5 SET命令とRST命令
10.1.6 自己保持回路を用いた回路
 10-2 インターロック回路
10.2.1 インターロックとは
10.2.2 インターロック回路を用いた事例
 10-3 内部補助リレー
 10-4 パルス命令(立上がりパルスと立下がりパルス)
 10-5 保持リレー

第11章 PLCプログラム❸
11-1 タイマ
11.1.1 タイマ回路の書き方
11.1.2 タイマ回路を使った回路
11-2 カウンタ
11.2.1 カウンタ回路の書き方
11.2.2 カウンタ回路を使った回路
11-3 特殊リレー
11-4 その他の命令
11.4.1 データの表現方法
11.4.2 比較演算命令
11.4.3 転送命令(MOV命令)
11-5 安全回路
11.5.1 非常停止スイッチ

参考文献
索 引

はじめに

 機械・電気のエンジニアにとってシーケンス制御技術は必須の知識です。できるだけ短時間にこの技術を習得するには、回路図と実体配線図を対比して、一歩ずつ着実に理解を進めていくのが王道です。そこで、本書では、できるだけわかりやすくシーケンス制御を学んでいただくようにいくつかの工夫をしています。

たとえば、筆者が実際に技術者の方々にシーケンス制御技術の研修を指導していくのとまったく同じ順序で、この本の構成をしています。

 まず、シーケンス制御で用いるひとつひとつの機器の動作をしっかりと自分のものにします。次に、それらの機器をつないで、自己保持やタイマなどのリレーシーケンス制御の基本回路を学びます。基本がわかった後で、PLCの基本命令や入出力回路をじっくりと学習します。

 本書をすべて読み終えると、いつのまにか自然とシーケンスの実務基礎能力が身に付いているはずです。なお、本書の1〜6章までは塩田泰仁が、7〜11章は池田知純が執筆しました。

 2011年6月
塩田泰仁
池田知純

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