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ISO自己適合宣言
―導入の手順と上手な活用法―

定価(税込)  2,640円

編著
サイズ A5判
ページ数 232頁
ISBNコード 978-4-526-06303-9
コード C3034
発行月 2009年07月
ジャンル 経営

内容

ISO認証取得するには審査・運用に費用が嵩み経営を圧迫することなどが指摘されるが、いま注目を浴びているのが自己適合宣言である。本書では、合理的で経済的な自己適合宣言の詳細の解説と、導入のための手順を具体的にわかりやすく解説する。

目次

目次



はじめに

第1章 ISO自己適合宣言とは

1.1 ISO自己適合宣言の価値

1.1.1 自ら行動する価値

1.1.2 経営に役立つISO

1.1.3 国際規格として制定された

1.2 ISO自己適合宣言普及の背景

1.2.1 ISOマネジメントシステムの成熟と自己適合宣言

1.2.2 健全な社会発展への期待

1.2.3 EU諸国でのISO自己適合宣言普及

1.3 自己適合宣言の実施形態

1.3.1 自社監査による自己適合宣言

1.3.2 顧客監査による自己適合宣言

1.3.3 検証審査による自己適合宣言

COLUMN



第2章 ISO自己適合宣言関連の国際規格及び国内規格

2.1 適合性評価に関する国際基準

2.1.1 適合性評価の体系

2.1.2 EU(欧州)ニューアプローチ

2.1.3 CEマーキング

2.2 自己適合宣言関連国際規格の解説

2.2.1 ISO/IEC17000:2004(JIS Q 17000:2005)

2.2.2 ISO/IEC17050-1:2004(JIS Q 17050-1:2005)

2.2.3 ISO/IEC17050-2:2004(JIS Q 17050-2:2005)

2.3 ISO個別規格における自己適合宣言運用

2.3.1 ISO9001:2008(JIS Q 9001:2008)

2.3.2 ISO14001:2004(JIS Q 14001:2004)

2.3.3 ISO22000:2005

2.3.4 ISO/IEC27001:2005(JIS Q 27001:2006)

COLUMN



第3章 ISO自己適合宣言普及事業の紹介

3.1 NPO法人ISO検証審査協会の紹介

3.1.1 企業経営者や市場の要望に応える

3.1.2 NPO法人の設立と活動

3.1.3 地域に根ざした“地産地消”の審査

3.2 自己適合宣言の検証審査手順

3.2.1 検証審査の手順

3.2.2 適合証明書の発行

3.2.3 自己適合宣言書の発行

3.3 自己適合宣言のQ&A

COLUMN





第4章 ISO自己適合宣言を上手に導入する方法

4.1 ISO認証登録から自己適合宣言へ切換え

4.1.1 ISOの目的と効果の評価

4.1.2 自社完結の自己適合宣言

4.1.3 検証審査支援の自己適合宣言

4.2 最初から自己適合宣言運用

4.2.1 経営環境とISO導入効果の調査

4.2.2 ISO国際規格の調査

4.2.3 社内の組織化と役割分担

4.3 自己適合宣言の発展活用法

4.3.1 内部監査の充実

4.3.2 自己適合宣言とISO有効性診断の組合せ

4.3.3 自己適合宣言とBSCの組合せ

COLUMN



第5章 ISO自己適合宣言の事例紹介

5.1 長野県飯田市役所

5.2 (株)樹研工業

5.3 いであ(株)本社・東京支社

5.4 建ゴム工業(株)

5.5 アズマ工業(株)

5.6 イシイ フォーチュン

5.7 沢根スプリング(株)

COLUMN



第6章 ISO有効性診断とマネジメントシステム改善

6.1 ISO有効性診断と改善活用法

6.1.1 有効性と効率性

6.1.2 適合性審査と有効性診断

6.1.3 パフォーマンス評価

6.2 ISO9001の有効性診断法

6.2.1 ISO9001有効性診断の考え方

6.2.2 ISO9001有効性診断の実施

6.2.3 ISO9001有効性診断による改善と応用

6.3 ISO14001の有効性診断法

6.3.1 ISO14001有効性診断の考え方

6.3.2 ISO14001有効性診断の実施

6.3.3 ISO14001有効性診断による改善と応用

COLUMN



第7章 ISO有効性診断の活用事例紹介

7.1 (株)中遠熱処理技研

7.2 光洋スプリング工業(株)

7.3 小笠原加工(株)

COLUMN



索引

参考図書

執筆者プロフィール

はじめに

はじめに



……どんぐりが力を合わせ連携すると経営革新と顧客満足に役立つ……



ISO9001品質・ISO14001環境マネジメントシステムはブームから実効重視の成熟期に入りました。ISOを経営革新にもっと役立たせたい、顧客満足をもっと高めたいと希望される方々に本書の活用をお勧めします。



1.自己適合宣言……自らやる気で取り組み、効果を引き出す

人にいわれてやるISOではなく、自ら行動する“自己適合宣言”は有効性を高める良い方法です。自己適合宣言のISO国際規格は「ISO/IEC 17050:2004(JIS Q 17050:2005)適合性評価―供給者適合宣言」として制定され、ヨーロッパより全世界に普及しつつあります。ISO活用の多様な価値観の組織(企業)の選択肢として注目されています。



2.検証審査………ISO国際規格の適合を確実に検証する

自己適合宣言は、自らの判断で「てきとう」にすれば良いというものではありません。ISO国際規格に適合していることを、「適切な適合性評価活動の結果」に基づいて客観的に証明(開示)できることが要求されています。これには組織の高いモラールと専門技術が要求され、中小企業では組織外部の適合性検証(検証審査協会等)との連携が好都合です。



3.有効性診断………費用対効果、有効性を高める

ISO国際規格の継続は、費用対効果のメリット(価値)が必須です。このためには客観的な有効性診断法を組織に定着させ、有効性を評価・把握しながら有効性向上活動を推進することが重要です。ISO9001はISO9004に基づく有効性診断法、ISO14001はISO14004に基づく有効性診断法を紹介します。



本書はISOマネジメント誌2008年8月号特集「ISO自己適合宣言を上手に活用する」をベースに、国際規格の動向や導入事例、そして有効活用のためのツールを追加して、分かりやすくまとめました。

組織(企業)の経営革新に取り組んでいる経営者の方々、ISOマネジメントシステムの企画推進部門の方々、日々の業務にISOを活用されている方々、そして組織(企業)の顧客の皆様と共に、ISOマネジメントシステムのさらなる発展に貢献できることを心より祈念いたします。

最後に、執筆するに当たり温かいご支援を頂きました、日本生産管理学会副会長の椙山女学園大学教授 澤田善次郎先生、日刊工業新聞社出版局書籍編集部長 奥村功氏、「ISOマネジメント」誌編集主幹横田重臣氏、松田哲夫氏、そして調査・情報収集にご協力頂きました日本生産管理学会会員の先生方、中小企業診断士の先生方に心から感謝の意を表します。



2009年7月

著者代表 宮野正克

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