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あなたは何ができますか Part IV
―進歩する専門学校 実学への挑戦―

定価(税込)  1,650円

編者
サイズ 四六判
ページ数 304頁
ISBNコード 978-4-526-06244-5
コード C3034
発行月 2009年03月
ジャンル ビジネス

内容

滋慶学園グループの各専門学校の卒業生を取り上げ、実社会での活躍ぶりを紹介する第4弾。滋慶グループのユニークな人材教育の様子が明らかになり、高校生の進路資料として大いに役立つ内容となっている。

目次

目次



第1章 三つの建学理念 実学教育・人間教育・国際教育による即戦力の人材輩出で社会に貢献

滋慶学園グループ 総長 浮舟邦彦氏に聞く



第2章 産業界で活躍する卒業生の群像

1 医療・医療補助

・先端医療を担うプロとして命に関わる仕事を

近畿大学医学部奈良病院 山本憲子 大阪ハイテクノロジー専門学校卒

・社会復帰率100%を目指して

有明広域行政事務組合荒尾消防署 古庄 徹 福岡医健専門学校卒

・柔道整復師は一生モノの資格。資格があれば食べていける

あさひ鍼灸整骨院 秋山大輔 東洋医療専門学校卒

・女性が気軽に利用できる鍼治療の場を目指して

鍼灸サロンValere(ヴァレール)経営 森 和恵 大阪医療技術学園専門学校卒

・眼の健康を見つめるスペシャリスト

社団済安堂 西葛飾・井上眼科病院 橋奈津美 東京医薬専門学校卒

・「サリヴァン先生みたいになりたい」と言語聴覚士の道へ

社団栄宏会 土井病院 岡本 惠 神戸医療福祉専門学校卒

・苦手な歯科から叶えた夢

サンスター歯科保健振興財団 佐藤千佳 新大阪歯科衛生士専門学校卒

・結婚後もキャリアを積み、将来は海外へ

ウカイ歯科クリニック メーケルブールグ明美 新大阪歯科技工士専門学校卒

・一品一品の製作に全力投球

株式会社澤村義肢製作所 大沼雅之 神戸医療福祉専門学校卒

・医療現場のIT化を支える裏方

関西医科大学附属枚方病院 和西晃寛 大阪医療福祉専門学校卒



2 福祉・介護

・利用者のリズムで『家』をつくる

東京栄和会 なぎさ和楽苑 石倉志織 東京福祉専門学校卒

・絶妙な距離で、利用者を後押しする

愛と光の会 荒川愛恵苑 鈴木 聡 埼玉福祉専門学校卒

・人との関わり合い、そして人の役に立つ仕事を――

姫路社会福祉事業協会 精神障害者通所授産施設ひかり館

八木亜由美 神戸医療福祉専門学校卒



3 スポーツトレーナー

・プロサッカーを目指す選手のケアを担当

JFAアカデミー福島 藤本栄雄 東京スポーツ・レクリエーション専門学校卒

・パーソナルトレーニングでスポーツを身近に

株式会社R‐body project 渡辺清二 京都医健専門学校卒

・元気な長寿社会を目指すトレーナー

在日本南プレスビテリアンミッション淀川キリスト教病院 山本沙織 大阪保健福祉専門学校卒



4 研究

・生き物にかかわって、実験を続けられれば最高!

京都大学大学院農学研究科植物病理学研究室 高橋史香 北海道ハイテクノロジー専門学校卒

・一人ひとりの肌にあった化粧品提供を目指す

セプテム総研・開発研究所 本間かの子 東京バイオテクノロジー専門学校卒



5 動物・ペット

・熱意で閉じた門をこじ開け海獣飼育員に

鴨川シーワールド 今井健介 東京コミュニケーションアート専門学校卒

・ドッグトレーナーを職業に

株式会社do経営 山形祝代 大阪コミュニケーションアート専門学校卒

・お客様に何度も来ていただける雰囲気づくりを

ワンパーク 脇坂英理 福岡エコ・コミュニケーション専門学校卒



6 歌手・ソングライター

・笑顔と元気を届けるボーカリスト目指して

Bright所属 夏目樹里 名古屋コミュニケーションアート専門学校卒

・笑顔で歌い、人々に元気と楽しさを

株式会社SIP所属 宮元克実 放送芸術学院卒

・国籍を超えて若い作曲ユニットが誕生

音楽ユニット・LUCA(ルカ) 角田諒・丁少研 東京スクールオブミュージック専門学校卒

・ヒット生み出す実力派ユニット

エイベックス・エンタテイメント株式会社

川辺マイコ・濱松佑一 東京スクールオブミュージック専門学校卒

・感覚と理論を駆使、心を揺さぶる曲づくり

SUPA LOVE所属 成本智美 大阪スクールオブミュージック専門学校卒



7 ダンス・イベント

・目指すは海外ステージ

株式会社ユニオンエンタテイメント所属 長谷川 樹 東京ダンス&アクターズ専門学校卒

・ステージ設営で感動の場面支える

株式会社シミズオクト 大塚康行 福岡スクールオブミュージック専門学校卒

・観客に喜びと感動を与える音楽空間を目指して

エス・シー・アライアンス サウンドクラフトライブデザイン社

滝瀬和陽 東京スクールオブミュージック専門学校卒



8 デザイナー・クリエーター

・自分しか描けないイラスト

FR/LAME MONGER?経営 上田バロン 大阪コミュニケーションアート専門学校卒

・プレーヤーの喜ぶ姿が原動力

株式会社ガンバリオン 岡田陽宏 大阪コミュニケーションアート専門学校卒

・みんなが楽しくなるゲームソフト作り

株式会社サイバーコネクトツー 木本一輝 福岡コミュニケーションアート専門学校卒

・映像プロデューサーを目指して全力投球

スタジオ4℃ 小林秀年 東京フィルムセンタースクールオブアート卒



9 美容

・幅広い世代に支持されるBCを目指して

資生堂販売(株)九州営業本部福岡オフィス ジャスコ香椎浜店

今井めぐみ 福岡ベルエポック美容専門学校卒

・独立を目指して美容の世界に

SOROオーナー 奥山豪太 札幌ベルエポック美容専門学校卒

・モデルが喜ぶスタイルづくりを一番に

フリーランス 長谷川祐香 ベルエポック美容専門学校卒



10 製菓・調理・接客

・お客さんの満足を得られる「本物」を求めて

株式会社神戸 月堂製品開発課サソボン 園畠ゆかり 神戸製菓専門学校卒

・ふるさとに広げたい新しい食文化

ビストロ デジャ 北村瑞絵 札幌ベルエポック製菓調理専門学校卒

・多くの人にコーヒーの魅力を伝えるために

UCC上島珈琲株式会社UCCコーヒー博物館UCCコーヒーアカデミー

村田さおり 大阪スクールオブキャリナリーアート卒

・お客さんが楽しめる空間とサービスを目指して

ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ 垣堺智佳

北海道エコ・コミュニケーション専門学校卒



第3章 産業界と歩調を合わせ、求められる人材育成の場だ

滋慶教育科学研究所 所長 近藤雅臣氏に聞く

はじめに

まえがき



いつの時代も社会を動かす原動力となるのは若者達。旺盛な好奇心、行動力が世の中を新しい価値観に基づく生活様式へと変えていく。だから社会にとって若者の教育ほど大切なものはない。一人ひとり顔かたちが違うように身体能力も性格も得手不得手も異なる。その一人ひとりに鍬を入れて土を掘り起こし、肥料を施しながら豊かな土壌をつくることが教育の原点だ。どんな作物も空気を大量に含んだ柔らかな土壌がなければ、しっかりと根を張り、花を咲かせ実を結ぶことはできない。まいた種が芽吹くことができるよう、若者の内なる土壌を耕す作業が私たち大人に課せられた大切な務めである。

今、世界は自己増殖を繰り返しながら国境を越えて疾駆する巨大マネーに手を焼いている。その奔放な動きのなかで多くの国々で経済が疲弊し社会秩序がほころび「職なき人々」が増えている。環境・エネルギー・人口問題は人類社会が抱える構造的な課題として頭上に重くのしかかっている。新しい社会を形成するために私たちはどう立ち向かっていけば良いのか。教育の重要性が今ほど強く求められている時代はない。地に足をつけ、頭だけでなく体全体で考えることのできる若者を育てることに私たちの未来がかかっている。

こうした問題意識の上に立って、若者教育に真剣な努力を積み重ねているのが滋慶学園グループだ。医療、福祉、バイオから音楽、アニメ、美容まで幅広い分野で専門的な職業教育を行っている。展開する専門学校は全国で実に46校。カバーする職種は600を超え、「実学教育」「人間教育」そして「国際教育」という三つの建学理念を共有しながら、社会有為の人材を送り出し続けている。

実学は文字通り社会が求める即戦力としての知識・技術・技能を身につけることであり、人間教育はコミュニケーションや自己管理を通じて人々と協調して物事を達成していく人間力を養うことに主眼がある。そして、海外を視野に入れ国境を越えグローバルに活躍できる人材の育成を目指している。欧州、米国、オーストラリア、中国などに多数の提携校を持ち異なる文化、言語への理解力を養っているのもそのためだ。こうした優れた教育システムと先生方のひたむきな情熱に支えられて、数多くの若者が自己を研鑽して社会の第一線へと巣立ちスペシャリストとして頑張っている。

本書「あなたは何ができますか」ではこうした卒業生たちのさわやかな奮闘ぶりを取り上げた。もし、進むべき道に迷っていたり現状に確信が持てず立ち止まっている若者がいるなら、本書を通じて同世代の若者達がどのように道を切り開き、目を輝かせて使命達成に生きがいを感じているかを知ってもらいたい。多くの若者が前途に夢と希望を持って人生の一歩を踏み出すきっかけになればと思う。

振り返れば日刊工業新聞社と滋慶学園グループとのおつきあいは古い。本書の発行もシリーズ4冊目となる。私も傘下にあるいくつかの専門学校の卒業研究発表会に出席し、発表の内容について講評させていただく機会があった。そこで驚いたのはテーマの選定、仮説の立て方、その検証に至るまで実に誠実に研究を進めているということであった。壇上における若者の真摯な発表姿勢、態度にも日頃のしっかりとした人間教育の一端をかいま見た思いがした。卒業研究における学生の協力関係、フィールドワークも実に見事で感心させられることばかりだった。

そして、指導に当たっておられる先生方のご努力、情熱も十二分に感じることができた。自ら考え自らの足で検証してまとめ上げる能力は、現代の多くの問題解決に不可欠なものであり、滋慶学園グループが目指している、また常日頃実践している教育の正しさを物語っているように思える。



本書では日刊工業新聞特別取材班の全国の記者が滋慶学園グループ36校の卒業生40人を取材し執筆した。大変お忙しい中を取材に快く応じていただいた関係企業・施設の方々、滋慶学園グループの関係者ならびに卒業生の皆様方に心からお礼を申し上げたい。



2009年3月

日刊工業新聞社 取締役 大阪支社長 曾根洋一

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