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これだけは知っておきたい
完全図解 品質&環境ISO内部監査の基礎知識120

定価(税込)  2,420円

著者
サイズ B5判
ページ数 144頁
ISBNコード 978-4-526-06417-3
コード C3034
発行月 2010年03月
ジャンル 経営

内容

ISOマネジメントシステムが有効に機能し、経営に役立つシステムになっているか、カギを握るのが内部監査である。本書では、品質・環境ISOの内部監査を効果的に運用し、監査員の力量を確実に高めるための基礎知識120を1頁単位でイラストを豊富に見やすくわかりやすく解説する。

大浜庄司  著者プロフィール

1934年東京都生まれ
<現在>
・オーエス総合技術研究所 所長
・認証機関
JIA−QAセンター主任審査員
・審査員研修機関
株式会社グローバルテクノ専任講師
・社団法人日本電機工業会
ISO9001主任講師

<資格>
・IRCA登録主任審査員(英国)
・JRCA登録主任審査員(日本)

<主な著書>
・これだけは知っておきたい
完全図解ISO9001の基礎知識126(日刊工業新聞社)
・これだけは知っておきたい
完全図解ISO14001の基礎知識130
(日刊工業新聞社)
・これだけは知っておきたい
完全図解ISO22000の基礎知識150
(日刊工業新聞社)
・ISO9000内部品質監査の実務知識早わかり
(オーム社)
・ISO9000品質マネジメントシステム構築の実務(オーム社)
・図解ISO14001実務入門(オーム社)
・マンガISO入門―品質・環境・監査―(オーム社)
・図解でわかるISO9001のすべて(日本実業出版社)
・図解でわかるISO14001のすべて(日本実業出版社)

目次

目次

はしがき 大浜庄司

第1章 監査の基本要件を知る
1 監査とは監査基準が満たされている程度を判定する
2 監査の目的・範囲・基準を明確にする
3 監査には5つの原則がある
4 監査員の心得と行動規範
5 ISO19011規格は監査の手引書である

第2章 目的により監査の種類を選ぶ
6 監査にはどのような種類があるのか
7 監査員により第一者・第二者・第三者監査がある―監査員による分類―
8 第一者監査は組織が自組織を監査する―監査員による分類―
9 第二者監査は顧客が組織を監査する―監査員による分類―
10 第三者監査は認証機関が組織を監査する―監査員による分類―
11 認証機関の審査は認証取得後も継続する―監査員による分類―
12 マネジメントシステム監査―監査対象による分類―
13 製品品質監査・プロセス監査―監査対象による分類―
14 全体監査・部分監査―監査範囲による分類―、前方追跡形監査・後方追跡形監査―業務の流れによる分類―
15 定期監査・臨時監査―監査時期による分類―、予告監査・抜打監査―監査通知による分類―
16 要求事項別監査・部門別監査―その1―要求事項・部門による分類―
17 要求事項別監査・部門別監査―その2―要求事項と該当部門マトリックス―
18 文書監査・現場監査―文書・現場による分類―

第3章 監査プログラムを管理する
19 監査プログラムとは監査活動のすべてをいう
20 監査プログラムは手順を確立し実施しレビューする
21 内部監査プログラムを策定し実施する
22 内部監査プログラムの管理手順―計画段階―
23 内部監査プログラムの管理手順
―実施段階・フォローアップ段階―

第4章 内部監査とその構成
24 内部監査とはどういうものか
25 内部監査はシステムの成長と共に進化させる
26 内部監査はPDCAのチェック機能である
27 内部監査はマネジメントシステム監査である
28 適合性の検証は要求事項への適合を確認する
29 内部監査は適合性の検証のみで十分か
30 内部品質監査はシステムの有効性を検証する
31 内部監査は経営者の視点に立って行う
32 監査は監査依頼者・監査員・被監査者で構成される
33 監査依頼者・監査員・被監査者の役割と責任
34 監査依頼者・監査員・被監査者に期待すること

第5章 内部監査員の力量の要件を知り育成する
35 内部監査員に求められている力量
36 内部監査員として望ましい個人的特質
37 内部監査員として望ましくない個人的特質
38 内部監査員に力量を得るための教育をする
39 内部監査員に必要な品質・環境に共通な知識・技能
40 内部監査員に必要な品質・環境に特有な知識・技能
41 内部監査に必要な監査に関する知識・技能
42 内部監査員の力量決定・評価プロセス−その1−個人的特質、品質・環境の共通知識・技能−
43 内部監査員の力量決定・評価プロセス−その2−品質・環境に特有な知識・技能−

第6章 内部監査に関する規格の要求事項を知る
44 品質マネジメントシステムの内部監査の役割
45 内部監査のISO9001要求事項の要素分解
46 ISO9001規格が要求する内部監査
47 環境マネジメントシステムの内部監査
48 内部監査のISO14001要求事項の要素分解
49 ISO14001規格が要求する内部監査―その1―
50 ISO14001規格が要求する内部監査―その2―

第7章 内部監査システムを確立する
51 内部監査活動の手順を確立する
52 内部監査活動の手順のフロー
53 内部監査活動の開始から完了までの役割分担
54 内部監査システムを確立する
55 内部監査規定を作成する
56 内部監査年度実施計画を策定する
57 内部監査員の教育計画を策定し実施する

第8章 内部監査を開始する
58 内部監査開始の手順
59 内部監査の目的・監査範囲・監査基準を決める
60 内部監査チームを編成する
61 内部監査チームリーダーの責任
62 内部監査チームリーダーの権限
63 内部監査チームメンバーの責任と活動
64 文書レビューを実施する

第9章 内部監査活動の準備をする
65 内部監査活動準備の手順
66 内部監査個別実施計画を策定する
67 内部監査個別実施計画書に明記すべき事項
68 内部監査個別実施計画書例
69 内部監査チームへ監査作業を割り当てる
70 監査作業の部門別割当てと要求事項別割当て
71 内部監査のための作業文書を作成する
72 チェックリストとはどういうものか
73 チェックリストにはこんな利点・欠点がある
74 チェックリストには標準形と自己記載形がある
75 被監査者に監査実施を通知し対応を依頼する

第10章 現地で内部監査を実施する
76 現地での内部監査活動の実施
77 現地での内部監査活動の実施手順
78 内部監査当日は初回会議から始める
79 初回会議の議事のすすめ方
80 情報を収集し監査証拠とする
81 情報源を特定する
82 情報収集には文書監査と現場監査がある
83 情報収集は被監査者との面談で行う
84 監査員が守るべき面談の心得
85 監査員が被監査者との面談でとるべき態度
86 面談ではチェックリストをどう使うのか
87 情報収集は監査員が主導権をもって行う
88 サンプリングにより情報を特定する
89 サンプリングによる質問の仕方
90 質問の仕方のテクニック
91 質問は表現・問い方・内容の三要素からなる
92 質問には発展形と完結形とがある
93 適正な回答を得るための質問のテクニック
94 プロセスを評価するための質問
95 事実を確認するための質問
96 産業廃棄物の管理に関する質問
97 排水・浄化槽・土壌汚染・振動に関する質問
98 ボイラー・騒音・危険物貯蔵所に関する質問
99 監査メモはどのように取るのか
100 監査所見作成から最終会議開催までの手順
101 監査証拠を評価し監査所見を作成する
102 監査証拠には計画面と運用面がある
103 監査チームリーダーが監査所見を最終決定する
104 不適合は重要・軽微に評価し提示するとよい
105 不適合の表明には区分式と文章式がある
106 監査所見から監査結論を導く
107 最終会議で監査所見・監査結論を提示する
108 最終会議の議事のすすめ方

第11章 内部監査報告書を作成する
109 内部監査報告書作成の手順
110 内部監査報告書に記載すべき事項
111 内部監査報告書には不適合・推奨事項を記載する
112 内部監査報告書の記載例
113 内部監査報告書の様式例

第12章 不適合は是正処置をとりフォローアップする
114 内部監査での不適合は是正処置をとる
115 是正処置の管理手順
116 内部監査における是正処置要求の仕方
117 内部監査における是正処置のとり方
118 監査員は被監査者の是正計画を評価する
119 是正処置要求・回答書
120 是正処置の実施完了をフォローアップする

索引

著者紹介

本書は「ISOマネジメント」誌2009年6月号「これだけは知っておきたい完全図解内部監査の基礎知識50」及び同12月号「これだけは知っておきたい完全図解内部の基礎知識50」を加筆・訂正し、単行本化したものです。

はしがき

組織が認証対象とするISO9001規格、ISO14001規格では、内部監査を要求しています。そこで、この本は、品質マネジメントシステムおよび環境マネジメントシステムの内部監査について、「完全図解」により、体系的に解説してあるのを、特徴としています。
また、この本は、ISO19011規格(品質及び/又は環境マネジメントシステム監査のための指針)に基づき、内部監査について、これだけは知っておく必要のある基礎知識を、1テーマ1ページとし、「120テーマ」に区分して、説明文と絵と図を融合させた「目で見てわかる内部監査入門の書」です。
この本の内容は、
(1) 監査の原則、監査員の行動規範、そして、監査員・監査範囲・監査対象・監査時期などにより分類した監査の種類について示してあります。
(2) 監査プログラムとその管理手順により、監査の計画段階・実施段階・フォローアップ段階と監査全体の流れを示してあります。
(3) 内部監査の目的、監査依頼者・監査員・被監査者の役割・責任、監査員に必要な力量としての個人的特質、知識、技能について、具体的に解説してあります。
(4) ISO9001規格、ISO14001規格における内部監査の要求事項を詳細に示してあります。
(5) 計画段階として、内部監査規定の作成、内部監査員の養成、年度実施計画の策定、監査チームの編成、文書レビューの実施、個別実施計画の策定、監査チームへの作業割当てについて、実務的に説明してあります。
(6) 実施段階として、初回会議の開催、監査証拠の収集、監査所見・監査結論の作成、最終会議の開催について、監査ノウハウを豊富に盛り込んで解説してあります。
(7) フォローアップ段階として、内部監査報告書の作成、不適合に対する是正処置の管理について、具体的に説明してあります。
このように、この本は、内部監査に関する基礎知識について、容易にご理解いただけるように工夫してありますので、次のような方にお奨めいたします。
・内部監査を常識的に知りたい方
・自組織で内部監査に関与することになった担当者・主任・係長・課長・部長・経営者の方
・組織内での内部監査教育テキストとして使用したい方
・指導組織の内部監査教育テキストとして使用したいコンサルタントの方
さらに、これだけは知っておきたいシリーズの“完全図解ISO9001の基礎知識126”、“完全図解ISO14001の基礎知識130”、“完全図解ISO22000の基礎知識150”をお奨めいたします。
これらの本を活用することにより、内部監査を効果的に運用し、マネジメントシステムの有効性の改善が図られるならば、著者の最も喜びとするところです。

オーエス総合技術研究所 所長 大浜庄司

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