プレス技術 毎月8日発売
プレス技術 2010年9月号
定価(税込) 1,380円
【特集】
高精度加工を支える 計測/センシング技術
精密加工の実現には、成形品のみならず機械設備や金型、被加工材に関わる計測・検知技術の向上が欠かせません。そのためにはミクロン台の加工精度を保証する仕組みとして、各種ゲージや各種センサーなどさまざまな計測ツールを駆使し、的確に運用する体制構築が必要になります。特集では、成形品をはじめプレス機械や金型などプレス加工に関わる各要素の測定技術および方法を見直し、現有設備を活かしながら高精度加工を実現する手法を一問一答で指南します。32項目の基本解説に加え、品質不良低減や工数削減などを実現する計測/センシング体系の課題別導入例も取り上げます。
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特集
- 〈総論〉超精密加工の実現は確かな計測/センシング作業に始まる

- 日本航空電子工業(株) 西野利行
- 〈基本解説〉Part1:プレス機械

- (1)加工荷重に対する動的精度/(2)温度変化に対する動的精度/(3)偏心荷重に対する動的精度/(4)異常の検出/(5)スライド下死点のバラツキ/(6)ボルスタのたわみ/(7)スライド下面とボルスタ上面の平行度
- 〈基本解説〉Part2:装置

- (1)送り装置の位置・寸法精度確認/(2)送り装置の精度検出/(3)作動不良の検出と対応
- 〈基本解説〉Part3:金型

- (1)金型部品の寸法精度/(2)金型部品の形状精度/(3)金型部品相互の組立精度/(4)金型全体の組立精度/(5)金型部品の剛性とたわみ/(6)金型の動的精度/(7)金型の荷重測定と検出/(8)金型部品の摩耗、破損の検出と測定/(9)異常の検出/(10)メンテナンスと計測のあり方
- 〈基本解説〉Part4:被加工材
- (1)板厚精度とバラツキ/(2)一般的な機械的性質の変化とバラツキ/(3)成形性の変化とバラツキ/(4)形状精度のバラツキ/(5)表面の変質
- 〈基本解説〉Part5:成形品
- (1)各工程での精度のつくり込み/(2)抜き+接合部品の寸法精度/(3)抜き+接合部品の形状精度/(4)3次元曲面部品の寸法計測/(5)3次元曲面部品の形状計測/(6)外観/(7)異常製品の混入
- 〈先進適用事例1〉多点支持金型構造による絞り・せん断の可視化と高精度化

- 国士舘大学 大橋隆弘
- 〈先進適用事例2〉金型の知能化による金属プレス加工の不良レス化

- 西日本工業大学 坂田 豊
連載・レポート・主要記事
- 〈新連載〉なるほど薄鋼板 基礎講座

- Step1 材料変形を理解するマクロな視点とミクロな視点/Step2 塑性変形と弾性変形 ~阿部英夫
- 〈連載〉元気なプレス加工メーカーの“逸品”成形事例集~(株)東邦発條製作所
- 板ばね加工技術を核に発案→設計→金型製作→生産まで多様なニーズに対応
- 〈主要記事〉次世代プロファイル研削盤におけるCAD/CAMの有効活用
- (株)C&Gシステムズ 秋吉 直
From Editor
☆新連載を務める筆者の阿部です。プレス技術に携わる多くの多忙な機械技術者にとって、プレス加工に使用される薄鋼板の中身まで勉強する機会は少ないと思われます。鉄鋼会社の研究所で培った知識と経験に基づき、材料(薄鋼板)とプレス加工技術との境界領域をつなぐ役割を果たすべく、できるだけ原理的かつ入門的な視点で執筆する予定です。
☆今月号から「材料についてもう一歩詳しくなれる」連載読み物をスタートします。高精度な加工を追求するとなれば、塑性理論や成形技術のみならず被加工材の特性を理解しておいた方が加工現象の解明に大きく役立つはずです。そこで、プレス技術者にとって知っておきたい冶金的知識をトコトンわかりやすくお届けします。連載は14回の予定。ご期待ください。(編集部・矢島)









