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わかりやすい高周波測定技術

定価(税込)  2,808円

著者
サイズ A5判
ページ数 274頁
ISBNコード 978-4-526-07824-8
コード C3054
発行月 2018年03月
ジャンル 電気・電子

内容

高周波測定の基礎知識から、測定・評価・対策等の実務をカバーした一冊。高周波技術は電子機器や通信機器などに関わっていて、高周波が関わる伝送系を適切に設計・測定・評価することが必要になる。基礎知識や理論が実務にどう紐づいているのか丁寧に解説。

若井一顕  著者プロフィール

(わかい かずあき)
若井テクノロジオフィス代表
1969年 NHK(日本放送協会)入局
    技術本部鳩ヶ谷放送所、川口放送所、技術管理部、名古屋放送局技術部、
    技術局技術管理部、技術開発センター、送信技術センター、
    菖蒲久喜ラジオ放送所所長などを歴任
    JICAエキスパートでタイ駐在
    米ニュージャージー、ロサンゼルスに放送衛星開発で駐在
2007年 株式会社NHKアイテック入社
2008年 第一工業大学工学部情報電子システム工学科教授
2017年 若井テクノロジオフィス開業

■取得資格
工学博士、経営学修士、技術士(電気電子部門)、第1級無線技術士、第1種電気主任技術者、APECエンジニア、IPEA国際エンジニア、JABEE評価委員

■所属
電子情報通信学会(信頼性研究会専門委員)、映像情報メディア学会(エクゼクティブ会員、放送技術研究会専門員)、日本技術士会(埼玉県支部委員)、IEEE Senior Member、電子情報通信学会(シニア会員)

■専門分野
放送技術(地上デジタル放送、衛星放送、電波伝搬、中波技術)
コミュニティFMの伝送路解析、システム設計
無線設備の設計論、信頼性工学電波法・電波防護指針、EMC・EMI技術、ベクトル整合論応用
高周波計測、電波工学、マイクロ波工学、測定器の設計開発
国際ビジネス論、技術と経営、マーケティング論、経営リーダーシップ論
情報リテラシー、技術者倫理

■著書
「トコトンやさしい無線通信の本」2013年、日刊工業新聞社
「回路設計者のためのインピーダンス整合入門」2015年、日刊工業新聞社「超入門 インピーダンス整合」2016年、日刊工業新聞社

目次

第1部 高周波測定のための基礎知識

第1章 高周波とは何 2
 1-1 波の性質 
 1-2 波の伝搬 
 1-3 低い高周波と高い高周波 
 1-4 高周波と電波 
 1-5 日常使われる電波の種類 1
 コラム① 潜水艦の電波は遠方に届かない? 

第2章 高周波素子の基礎知識 
 2-1 直流、低周波と高周波の違い 
 2-2 集中定数回路と分布定数回路 
 2-3 漂遊素子(キャパシタンスとインダクタンス) 
 2-4 回路素子の周波数特性 
 2-5 L、C、Rの高周波での振る舞い 
 2-6 スキンエフェクト(表皮効果) 
 2-7 高周波測定におけるエネルギ置換法 
 2-8 インピーダンスと整合回路 
 コラム② 幾何平均の理解と応用 

第3章 高周波測定の準備 
 3-0 第3章と第5章との関連性マトリクス 
 3-1 実効値(r.m.s)を考える 
 3-2 双曲線関数から三角関数へ 
 3-3 フーリエ級数とパルス波 
 3-4 雑音の正体と通信の限界 
 3-5 雑音の特徴 
 3-6 コモンモードとノルマルモードの雑音 
 3-7 電子技術者必須のデシベル計算 
 3-8 NF計算とCNの加算減算方法 
 3-9 マルチパスと等価C/Nの加算 
 3-10 n次ひずみを加算する 
 3-11 伝送線路とスミスチャート 
 3-12 リターンロスの考え方 
 3-13 ヘテロダイン(周波数変換) 
 3-14 VCOの動作 
 3-15 分周・逓倍回路 
 3-16 PLL回路の動作と応用 
 3-17 複素電圧ベクトルの求め方 
 コラム③ 二重直交検波の開発 

第4章 デジタル送信機の仕組み 
 4-1 高周波回路とアース 
 4-2 PCB(Print Circuit Board)と接続 
 4-3 受信機の製作 
 4-4 フィルタをつくる 
 4-5 増幅器の効率 
 4-6 変調方式とベクトル表現 
 4-7 デジタル送信機の電力加算 
 4-8 アンテナと整合回路 
 4-9 電波と所要電界強度 
 コラム④ 遅延時間とひずみ 

第2部 高周波測定

第5章 高周波測定の実務 
 5A-1 半導体デバイスとマイクロ波 
 5A-2 デジタル固体化増幅器の効率 
 5A-3 回路間の整合回路 
 5A-4 高周波増幅器のIP3と相互変調 
 5A-5 インピーダンスのベクトル解析 
 5B-1 OFDM伝送と変調誤差比 
 5B-2 AMとFMラジオ 
 5B-3 アンテナインピーダンス特性監視 
 5B-4 電波伝搬と電界強度 
 5B-5 デジタル設備 
 5C-1 MIMO 
 5C-2 マイクロ波応用 
 5C-3 LTE 
 5C-4 PLCと閉塞地域での通信 
 5C-5 フィルタ 
 5D-1 電源周波数と高調波 
 5D-2 電源の力率測定は整合 
 5D-3 電力変換装置に要求される量子化数 
 5D-4 バッテリとインピーダンス 
 5D-5 電源の%(パーセント)インピーダンス 
 5E-1 雷サージと高周波 
 5E-2 照明装置からの高周波雑音 
 5E-3 コモンとノルマルモードノイズの変換 
 5E-4 光アイソレータと雑音の抑圧 
 5E-5 電波防護と電波の人体暴露 

第6章 現場の耐雷対策の例 
 6A-1 設備の設計監理 
 6A-2 信頼性と設計 
 6A-3 劣化変動の検出 
 6A-4 システム設計と設備更新 
 6A-5 経年変化を推定 
 6B-1 デジタル装置の劣化と管理 
 6B-2 アナログメディアをベクトル解析 
 6B-3 効率的なエリアサービス 
 6B-4 電波伝搬と電界強度 
 6B-5 デジタル時代の管理の考え方 
 6C-1 高速大容量時代の伝送 
 6C-2 マイクロ波応用と情報量の増加 
 6C-3 電波による大量データ通信 
 6C-4 電力線に近距離情報を乗せる 
 6C-5 信号選択と雷雑音抑圧 
 6D-1 照明装置からの高調波発生 
 6D-2 電力伝送と損失 
 6D-3 電力の効率的な生成 
 6D-4 電池のインピーダンスを管理する 
 6D-5 電源設備の供給能力確保 
 6E-1 雷サージの高周波成分を除去 
 6E-2 電磁誘導と漂遊金属 
 6E-3 ノイズと6σ(シックスシグマ) 
 6E-4 大規模建設工事と電磁誘導障害 
 6E-5 電波防護指針と人体の電磁波暴露 

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