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技術士第二次試験「総合技術監理部門」標準テキスト<技術体系と傾向対策>

定価(税込)  2,700円

著者
サイズ A5判
ページ数 206頁
ISBNコード 978-4-526-07783-8
コード C3050
発行月 2018年01月
ジャンル その他 資格試験

内容

技術士第二次試験「総合技術監理部門」対策用のテキスト。「総合技術監理部門」受験に必要な技術体系とこれまでの試験内容からの傾向から分析した解説の両方を備えた新しい受験参考書。これまで必須とされていた通称青本がなくなって困っている受験者のために、かつての青本と同様の技術体系に沿って、内容面では過去出題された同部門の試験内容を検証し、独自に検討して作成している。

福田 遵  著者プロフィール

(ふくだ じゅん)
技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)
1979年3月東京工業大学工学部電気・電子工学科卒業
同年4月千代田化工建設㈱入社
2002年10月アマノ㈱入社
2013年4月アマノメンテナンスエンジニアリング㈱副社長
公益社団法人日本技術士会青年技術士懇談会代表幹事、企業内技術士委員会委員、神奈川県技術士会修習委員会委員などを歴任
学会:日本技術士会、電気学会、電気設備学会会員
資格:技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)、エネルギー管理士、監理技術者(電気、電気通信)、宅地建物取引主任者、ファシリティマネジャー等
著書:『例題練習で身につく技術士第二次試験論文の書き方第4版』、『技術士第二次試験「口頭試験」受験必修ガイド第4版』、『技術士第一次試験「基礎科目」標準テキスト第3版』、『技術士第一次試験「適性科目」標準テキスト』『技術士(第一次・第二次)試験「電気電子部門」受験必修テキスト第3版』、『技術士第二次試験「電気電子部門」要点と<論文試験>解答例』、『技術士第二次試験「建設部門」要点と<論文試験>解答例』、
『技術士第二次試験「機械部門」要点と<論文試験>解答例』、『電設技術者になろう!』、『トコトンやさしい電気設備の本』、『トコトンやさしい発電・送電の本』、『トコトンやさしい熱利用の本』(日刊工業新聞社)等

目次

目  次

はじめに

第1章 総合技術管理
1.問題解決手法
(1) デルファイ法
(2) ブレーン・ストーミング法
(3) 過程決定計画図(PDPC:Process Decision Program Chart)
(4) 階層化意思決定法(AHP:Analytic Hierarchy Process)
2.プロジェクトマネジメント
3.国際規格

第2章 経済性管理
1.事業企画
(1) フィージビリティスタディ
(2) 総合生産計画
(3) 基準生産計画と資材所要量計画
2.品質管理
(1) 品質方針と品質目標
(2) 品質計画
(3) 品質管理
(4) 品質保証
(5) 品質改善
3.工程管理
(1) 生産方式
(2) 手順計画
(3) 負荷計画
(4) 生産統制
4.原価管理
(1) 原価企画
(2) 原価計算
(3) 企業会計と財務諸表
(4) 活動基準原価計算(ABC:Activity Based Costing)
5.維持管理
(1) 保全活動
(2) 設備投資計画
(3) 経済性分析
(4) 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(PFI法)
6.計画・管理の数理的手法
(1) PERT(Program Evaluation and Review Technique)
(2) CPM(Critical Path Method)
(3) 最適化手法とシミュレーション

第3章 人的資源管理
1.人の行動と組織
(1) マズローの欲求5段階説
(2) マグレガーのX理論とY理論
(3) インセンティブ
(5) リーダーシップ
(6) 科学的管理法
2.労働関係法令・労務管理
(1) 労働基準法
(2) 育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(育児・介護休業法)
(3) 雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律(男女雇用機会均等法)
(4) 高年齢者等の雇用の安定等に関する法律(高年齢者雇用安定法)
(5) 労働組合法
(6) 労働関係調整法
(7) 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(労働者派遣法)
(8) その他労働関係法の目的
3.人的資源計画
(1) 雇用管理
(2) 賃金管理
(3) 組織形態
(4) 非公式組織と組織文化
(5) 労働経済動向
4.人的資源開発
(1) 教育訓練
(2) 人事考課
(3) QCサークル活動

第4章 情報管理
1.情報関連法規
(1) 知的財産権
(2) 特許法
(3) 実用新案法
(4) 意匠法
(5) 商標法
(6) 著作権法
(7) 不正競争防止法
(8) 個人情報保護法
2.情報管理
(1) 平常時の情報管理
(2) 緊急時の情報管理
3.情報ネットワーク
(1) 情報システムの現状
(2) 情報関連用語
4.情報セキュリティ
(1) 情報セキュリティ関連法規
(2) 情報セキュリティポリシー
(3) 情報リスク
(4) 情報セキュリティ対策
(5) 情報セキュリティ問題の具体例

第5章 安全管理
1.リスク管理
(2) リスク対応
(3) 社会的受容(パブリックアクセプタンス)
(4) リスクコミュニケーション
2.安全関連法令
(1) 製造物責任法(PL法)
(2) 消費生活用製品安全法
(3) 消費者安全法
(4) 労働安全衛生法
(5) 労働災害統計
(6) 津波防災地域づくりに関する法律
(7) 公益通報者保護法
3.未然防止活動
(1) 定期点検活動
(2) 小集団活動
(3) ハインリッヒの法則とヒヤリハット活動
(4) フェールセーフ
(5) フールプルーフ
(6) フォルトトレランス
(7) フェールソフト
(8) フォールトアボイダンス
(9) インターロック
4.危機管理
(1) 危機管理の対象事象
(2) 危機への対応
(3) 危機管理マニュアル
(4) 事業継続マネジメント
5.システム安全工学
(1) FMEA(Failure Mode and Effects Analysis)
(2) フォールトツリー分析(FTA:Fault Tree Analysis)
(3) イベントツリー分析(ETA:Event Tree Analysis)
(4) HAZOP(Hazard and Operability Study)
(5) チェックリスト
(6) ヒューマンエラー
(7) 信頼度

第6章 社会環境管理
1.環境一般
(1) 環境の用語
(2) 事業活動に関する環境関連法
(3) 国際的な条約
2.環境関連法令・制度
(1) 環境基本法
(2) 循環型社会形成推進基本法
(3) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)
(4) 地球温暖化対策の推進に関する法律
(5) 平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法
(6) リサイクル関連法
(7) 揮発性有機化合物(VOC)
(8) 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(PRTR法)
(9) 環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書
(10) 景観法
3.環境経済評価
(1) 環境の経済価値評価手法
(2) 環境負荷に対する個人の選好に訴えて環境負荷を軽減する手法
(3) 費用を内部化して環境負荷を軽減する手法
4.環境アセスメント
(1) 環境アセスメントの対象事業と実施者
(2) 第一種事業と第二種事業
(3) 環境アセスメントの手続きの流れ
(4) 計画段階環境配慮書
(5) 第二種事業の判定(スクリーニング)
(6) 環境アセスメント方法の決定(スコーピング)
(7) 環境アセスメントの実施
(8) 環境影響準備書
(9) 環境影響評価書
(10).事後調査
(11).地方自治体の環境アセスメント制度
5.ライフサイクルアセスメント(LCA)
6.エネルギー
(1) エネルギー起源の二酸化炭素排出
(2) 新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法(新エネルギー法)
(3) 新エネルギー
(4) 水素社会

おわりに

はじめに

はじめに

 平成29年2月で、平成16年1月から頒布されていた「技術士制度における総合技術監理部門の技術体系(第2版)」(通称:青本)の頒布が終了となりました。青本は、総合技術監理部門の技術士にとって重要な知識源であるだけではなく、総合技術監理部門の受験者に受験資料として使われてきたものでもありました。著者にとって青本は、改訂を検討する委員会の委員を務めていたこともあり、深い愛着を持つ資料の1つでした。一方、これから受験する人の中には、受験のための貴重な資料がなくなり、困惑している人も少なくありません。そういった事情を考慮し、総合技術監理部門の受験者に青本に変わる資料を提供したい、と考えて出版を計画したのが本著になります。ただし、本著は青本の復元を目的としているのではなく、純粋に、総合技術監理部門の受験者に勉強のツールを提供することを目的として制作していますので、その点をご理解の上、活用していただきたいと思います。
 その理由は、青本は、本来は総合技術監理部門の技術士に基本となる技術体系を提示することを目的に作成されたものです。一方、総合技術監理部門の択一式問題を見ると、青本の内容から出題される問題もありますが、そこに含まれない内容が多く出題されているという現実があります。また、青本の頒布が終了した理由として、記載されている内容が、法改正などの変化によって実態に合わなくなってきているという点があります。そこで本著は、青本の章立ては継承するとして、そこに紹介する内容は、総合技術監理部門の択一式問題として過去9年間に出題された内容に絞って、項目を再構成しています。法律については、できるだけ最新の条文を示して、その中で重要なポイントを下線などでハイライトすることによって、試験で正答を見つけられるだけの知識を身につけてもらうことを主眼に制作しました。その結果、青本に載っていた事項でも、より深い内容を説明しているものもありますし、青本に載っていない内容も多く掲載しています。また、総合技術監理部門の技術士として知っておくべきと著者が考える内容でも、これまでに試験で出題されていないものであれば、本著には掲載しませんでした。
 なお、実際に出題されている問題の中には、複数の項目で同じ内容が扱われているものがあります。本著は、基本的に総合技術監理部門の受験者向けテキストとして作られていますので、その場合には、複数の項目で同じ用語の説明を行なっている点はご理解いただきたいと思います。受験勉強の基本は、しっかりしたテキストで内容を理解し、過去に出題された問題を実際に解くことです。幸いに、過去に出題された問題とその正答は、公益社団法人日本技術士会のホームページで公表されていますので、そちらのデ-タを使ってもらえれば十分勉強できると考えます。

 最後になりましたが、本著を出版するに当たり、多大なご助力を賜りました、日刊工業新聞社編集局の鈴木徹氏およびスタッフの皆様方に深く感謝申し上げます。
2017年12月 
福田 遵

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