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今日からモノ知りシリーズ
トコトンやさしい洗浄の本
第2版

定価(税込)  1,620円

編者
サイズ A5判
ページ数 160頁
ISBNコード 978-4-526-07766-1
コード C3034
発行月 2017年11月
ジャンル ビジネス

内容

初版(2006年9月発行、6刷)から10年経過し、その間に、洗浄される製品の変化(部品の高機能化・小型化など)があり、以前にも増して高精度な洗浄技術や乾燥技術が求められるようになっている。初版を全面的に見直し、アップデート。時代に合わせ、洗浄と環境に関する章も新たに設けた。

日本産業洗浄協議会洗浄技術委員会  著者プロフィール

執筆者一覧
山内 辰也 ㈱ENEOSサンエナジー
梅木 義彦 日本産業洗浄協議会
花田 毅     旭硝子㈱
天田 徹     日本産業洗浄協議会
北村 裕夫 日本産業洗浄協議会
石川 寿人 ファインマシーンカタオカ㈱
䑓 良彦 伸栄化学産業㈱
國谷 勲 スリーエム ジャパン㈱
前野 純一 荒川化学工業㈱
井上 晋一 テクノヒル㈱
廣川載泰 髙橋金属㈱

本書編集委員
山内 辰也 ㈱ENEOSサンエナジー
梅木 義彦 日本産業洗浄協議会
花田 毅     旭硝子㈱
天田 徹     日本産業洗浄協議会
北村 裕夫 日本産業洗浄協議会


初版執筆者
 梅木 義彦
 加藤 弘
 冠木 公明
 気賀沢 繁
 二宮 守男
 平塚 豊
 山下 俊一
 山地 信幸

日本産業洗浄協議会

 地球環境保護および洗浄産業界の発展に寄与することを目的として1994年4月に設立され、洗浄装置、洗浄剤、洗浄周辺装置、商社、調査機関、ユーザーなどの会員からなり、さらには関係省庁や大学、公設機関、海外などとのかかわりも深い。
 主な業務としては、産業洗浄に関する情報収集、調査、技術開発、研究、普及・啓蒙、教育などの活動を行っている。
 〒105-0011
 東京都港区芝公園1丁目3番5号
 (バルコ御成門6階)
 電話 03-5777-0791
 FAX 03-5777-0675
 URL http://www.jicc.org/

目次

目次


はじめに

第1章 洗浄とは
1 産業洗浄の世界
2 汚れと洗浄物界面
3 産業洗浄における汚れ
4 汚れはどの程度落とせば満足?
5 汚れってどこにあるの
6 洗浄はなぜ必要か

第2章 産業洗浄剤の威力
7 洗浄剤の種類はこんなに多いの?
8 水系洗浄剤にはどんな種類があるの
9 高密度実装を支える洗浄技術
10 油汚れに適するのは炭化水素系洗浄剤
11 汚れの溶解力が大きいのが得意技
12 人にも環境にも優しいフッ素系洗浄剤
13 利用が広がる機能水洗浄とは

第3章 どのように洗浄するの?
14 洗浄剤を中心に作る洗浄システム
15 超音波は洗浄の主役
16 液中超音波の効果的な伝播
17 噴射洗浄ってなに?
18 洗浄するための物理力ってどんなのがあるの?
19 微細粒子の除去にはメガヘルツ超音波が有効
20 ベーパー(蒸気)だけでなぜ洗浄できるのか
21 すすぎはどうするの?
22 熱・光・プラズマなどを利用して汚れを分解・除去

第4章 洗浄後の乾燥の世界
23 乾燥方法にはどんなのがあるの?
24 最も手軽な温風乾燥
25 減圧でなぜ乾燥が早くなるの?
26 便利なベーパー(蒸気)洗浄・乾燥
27 乾燥は目的によって使い分けよう

第5章 洗浄力の評価
28 こんなにある洗浄物の清浄度評価法
29 清浄度評価法①(残留油分の評価法)
30 清浄度評価法②(残留固形物の評価法)
31 プリント基板の残存イオン汚れの評価
32 手軽にできる洗浄度評価その①
33 手軽にできる洗浄度評価その②

第6章 知って得する洗浄の極意
34 溶ける?溶けない?はSP値でわかる!?
35 KB値とアニリン点
36 水・純水/IPA置換乾燥法
37 水で濡れた部品を炭化水素系洗浄剤で洗う
38 洗浄と乾燥の分業で合理的な洗浄プロセス
39 洗浄液のろ過
40 水系洗浄液の寿命を延ばすには
41 超音波キャビテーションの簡易確認法
42 袋穴や密着部品の洗浄法・乾燥法
43 ウォーターマークが残った!
44 イオン化傾向と洗浄剤選定
45 洗浄機の部材はタフさが必要
46 純水、高純水、超純水
47 蒸留再生ってどんな方法?
48 ノンリンス洗浄ってなに?
49 金属を洗ったら錆びちゃった
50 錆びさせないためにひと工夫
51 乾燥の極意
52 洗浄システムの選定方法
53 泡立ちは洗浄力と関係あるの?
54 超音波と電波
55 アライグマはほんとに食べ物を洗っているの?
56 プリント基板の洗浄は高レベル
57 洗浄剤で落とせないプラスチックの汚れ

第7章 環境・安全への配慮
58 地球環境への影響は大丈夫?①
59 地球環境への影響は大丈夫?②
60 地表だって大切だよ
61 健康にはどんな配慮が必要?
62 洗浄剤の廃液は安易に捨てないで!
63 SDSとリスクアセスメント
64 保護具は大切だよ
65 洗浄剤の安全情報はここにある

コラム
洗浄液が酸っぱい臭いになってきた!
洗浄の評価法はあなたのノウハウです
ピーエッチ(pH:ペーハー)て何?
引火の3要素
3槽式洗浄機は洗浄システムの理想形
超音波洗浄機の歴史
洗浄装置メーカーは産業洗浄の駆け込み寺

参考文献
索引
産業洗浄の実践で用いられる主な単位

はじめに

まえがき


 洗浄は部品などの製造工程になくてはならないもので、部品や完成品の品質を保つために重要な役割を担っています。
 近年、部品がより高機能・小型化され、それに対する洗浄品質も一段と高いレベルを要求されるようになっています。
 この様な展開の中で、産業洗浄にかかわる技術者や設計者、勿論ユーザーも含めた方々の技術力アップと知識力向上のために、2006年に本書の初版が発刊されました。
 それから10年が経ち、その間、第2刷・第3刷と重刷され、数多くの読者の皆様の手に取っていただく事となりました。
 本書は工業洗浄に関する情報をトコトンやさしく解説し、しかも、エッセンスとなる部分を深く掘り下げた記述方式をとり、何冊もの専門書を見ることなく、必要な情報を的確に得ていただけるように組み立ててあります。
 今回初版から10年を経過したことを踏まえて、内容の見直しを行い、より新しい情報を盛り込んだうえで最新版として発行したいとの日刊工業新聞社からの要請を受け、日本産業洗浄協議会 洗浄技術委員会が中心となり、改版の運びとなりました。
 各項目を2頁単位の見開きでわかりやすく解説することを踏襲し、右のページには解説、左のページにはそれに関連した図表・イラストを配置し、興味を抱いた項目だけをご覧いただいても容易に理解でき、見て理解しやすく、楽しんで読んでいただけるように編集してあります。初心者の方が読んでいただいてもわかりやすく解説してあります。
 本書が産業洗浄にかかわっておられる方々のさらなるレベルアップに貢献できればこの上ない喜びです。また本書は日本産業洗浄協議会が誇る、産業洗浄に関する経験豊富な第一線の方々に執筆をお願いしました。ここにこれらの方々に深く御礼申し上げます。
 最後に本書の出版にご尽力いただいた日刊工業新聞社の阿部正章氏並びに関係各位に深謝いたします。
2017年10月
日本産業洗浄協議会 洗浄技術委員会 本誌編集主幹 梅木義彦

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