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技術大全シリーズ
めっき大全

定価(税込)  4,104円

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サイズ A5判
ページ数 368頁
ISBNコード 978-4-526-07720-3
コード C3057
発行月 2017年06月
ジャンル 金属

内容

水溶液による電気めっきおよび無電解めっきを対象にし、めっきの分類や原理などの基礎知識から、それぞれのめっき条件や管理法、先端技術の応用例までを解説。「技術理論」「実務手順」「運用ノウハウ」を三位一体で体得できる。図や写真なども多数掲載し、体系的かつ網羅的にまとめた。

重版中

関東学院大学 材料・表面工学研究所  著者プロフィール

http://mscenter.kanto-gakuin.ac.jp/

執筆者一覧
本間 英夫 関東学院大学 特別栄誉教授、材料・表面工学研究所 所長
高井 治 関東学院大学 教授、材料・表面工学研究所 副所長
(以下、五十音順)
阿部 裕士 株式会社三進製作所
梅田 泰 関東学院大学 材料・表面工学研究所 助教
片山 順一 奥野製薬工業株式会社 表面技術研究部 次長
小岩 仁子 株式会社 山本鍍金試験器
クリストファー・コルドニエ 関東学院大学 材料・表面工学研究所 客員研究員
斎藤 囲 株式会社ハイテクノ 相談役
杉本 将治 ヱビナ電化工業株式会社
田代 雄彦 関東学院大学 材料・表面工学研究所 准教授
盧 柱亨 関東学院大学 材料・表面工学研究所 准教授
萩原 秀樹 株式会社JCU 執行役員
平野 満大 ヱビナ電化工業株式会社
本多 正二郎 清川メッキ工業株式会社
山下 嗣人 株式会社ハイテクノ 代表取締役
渡邊 健治 ヱビナ電化工業株式会社 開発部長
渡邊 秀人 小島化学薬品株式会社 取締役
渡邊 充広 関東学院大学 材料・表面工学研究所 准教授

目次

目  次

第1章 めっきの基礎知識
1.1 日常生活に使われているめっき技術
1.2 めっきの分類
1.3 めっきの原理
1.4 知っておきたい化学と電気化学の基礎
1.5 めっき設備
1.6 前処理
1.7 水洗工程
1.8 後処理
1.9 めっきの剥離

第2章 無電解めっき
2.1 無電解銅めっき
2.2 無電解ニッケルめっき
2.3 無電解スズめっき
2.4 無電解貴金属めっき
2.5 様々な無電解めっき

第3章 電気めっき
3.1 銅めっき
3.2 電気ニッケルめっき
3.3 クロムめっき
3.4 亜鉛と亜鉛合金めっき
3.5 スズとスズ合金めっき
3.6 貴金属めっき

第4章 プラスチックめっき
4.1 プラスチックめっき
4.2 プラスチックへのめっき工程
4.3 レーザーを用いた立体成形品への3D配線形成
4.4 環境対応型(UV、オゾン)による表面改質

第5章 めっきの機能
5.1 機械的機能
5.2 電気的機能
5.3 装飾めっき
5.4 抗菌めっき

第6章 電気化学測定法とめっき液の管理、排出処理
6.1 電気化学測定法
6.2 めっき液の管理
6.3 排水処理

索 引

はじめに

はじめに
 私たちの周りの日用品からスマートフォンのようなハイテク機器にいたるまで、あらゆる分野にめっきが応用されている。したがって、めっき技術がなければ、私たちが享受している便利な生活が成り立たないとも言える。
 例えば、自動車のエンジンやブレーキなどの部品には、耐摩耗性を付与するめっき技術が、軽量化や燃費向上にはプラスチック上のめっき技術が応用されている。また、IoT時代を支えるコンピュータやモバイルデバイスなどには大規模集積回路(LSI)や各種センサー、それを搭載するプリント配線板には様々なめっき技術が応用されている。
 半導体ウェハ上の金属配線は、以前は真空技術を利用したアルミニウム配線であったが、今日では湿式の電気銅めっき技術が主流となっており、まさに「ハイテク、めっきがなければローテク」と言える。
 広義のめっきには、真空技術を応用したドライプレーティング(乾式めっき)や溶融塩による溶融めっき、または水溶液を使わない非水溶媒めっきが含まれるが、本書では最も一般的な水溶液による無電解めっきおよび電気めっきを対象にしている。
 「めっき」は、薬液を扱うので学問的には化学または電気化学に最も近いと考えられているが、実際には金属、機械、電気のあらゆる知識が要求される。
 本書は、既にめっきの基礎知識を習得し、さらなるステップアップを目指そうとしている方を対象に、「めっき」の用途、役割、めっきの原理、めっきに必要な化学と電気化学の基礎、めっき設備、めっきの前処理から後処理まで、さらにMEMS関連めっき、生体適合めっきなどの先進技術を体系的かつ網羅的にまとめた。このように、本書はめっき技術全般に関する中級書を意図したものである。
 本書がきっかけとなって、できるだけ多くの技術者がめっき技術を理解し応用展開に役立てて頂ければ幸いである。
2017年6月吉日
著者一同 

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