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平成29年度版 技術士第一次試験「建設部門」専門科目 受験必修過去問題集
<解答と解説>

定価(税込)  2,916円

編著
サイズ A5判
ページ数 400頁
ISBNコード 978-4-526-07668-8
コード C3052
発行月 2017年02月
ジャンル 土木・建築 資格試験

内容

技術士第一次試験「建設部門」専門科目の過去10年分(平成19~28年度)の問題集。最近の問題傾向として、過去問題対策がより重要になっている。多くの過去問題を解いて実力をアップするための問題集。

杉内正弘  著者プロフィール

(すぎうち まさひろ)

技術士(総合技術監理部門、建設部門)
1978年3月武蔵工業大学工学部土木工学科卒業
現在、(株)協和コンサルタンツ勤務
 日本技術士会青年技術士懇談会副代表幹事、研究開発規制調査委員会委員、JABEE審査員などを歴任
 日本技術士会CPD認定会員、土木学会会員
資格:技術士(総合技術監理部門、建設部門)、APECエンジニア(Civil)、IPEA国際エンジニア、大気関係第一種公害防止管理者、一級土木施工管理技士、一級舗装施工管理技術者、測量士、コンクリート技士など
著書:『技術士第一次試験「建設部門」受験必修キーワード700』、『年度版 技術士第一次試験「建設部門」受験必修問題300』、『技術士第二次試験「建設部門」〈必須科目〉論文対策キーワード』、『建設系技術者のための技術士受験必修ガイダンス』、『年度版 技術士第二次試験「建設部門」 必須科目択一試験過去問題〈解答と解説〉』、『年度版 技術士第二次試験「建設部門」〈必須科目〉択一対策キーワード』(日刊工業新聞社)、以下共著『技術士第一次試験合格ライン突破ガイド』、『技術士第二次試験合格ライン突破ガイド』、『建設系技術者のための技術士第二次試験「総合技術監理部門」受験必修ガイド』、『技術士第二次試験「口頭試験」受験必修ガイド』、『建設技術者・機械技術者〈実務〉必携便利帳』ほか(日刊工業新聞社)、『事例に学ぶトレードオフを勝ち抜くための総合技術監理のテクニック』ほか(地人書館)、『技術士試験建設部門 傾向と対策』ほか(鹿島出版会)

目次

目次

はじめに

1.平成19年度試験問題 解答解説
2.平成20年度試験問題 解答解説
3.平成21年度試験問題 解答解説
4.平成22年度試験問題 解答解説
5.平成23年度試験問題 解答解説
6.平成24年度試験問題 解答解説
7.平成25年度試験問題 解答解説
8.平成26年度試験問題 解答解説
9.平成27年度試験問題 解答解説
10.平成28年度試験問題 解答解説

年度別試験問題解答一覧
技術士第一次試験答案用紙例

おわりに

はじめに

はじめに

 技術士第一次試験に合格するためには「基礎科目」や「適性科目」の対策も必要ですが、最も重要な科目として位置付けられている「専門科目」の対策をしっかりと行い、「専門科目」での合格点を確実に獲得することが重要です。
 平成25年度に技術士試験制度が改正されて第一次試験は、それまでの「共通科目」が廃止され、「基礎科目」「適性科目」「専門科目」の3科目について試験が実施されることになりました。そして「専門科目」については、出題範囲は変えずに各技術部門の基礎的な分野に出題を重点化するということになりました。
 一方、これまでの建設部門における過去5年間の対受験者合格率を見てみると、平成24年度62.6%、平成25年度30.1%、平成26年度61.1%、平成27年度41.1%、平成28年度43.1%と推移しており、その年によって合格率が極端に高くなったり低くなったりしていることがわかります。この中でもとりわけ注目すべき点は、平成24年度の62.6%という高い合格率と、試験制度改正後における平成25年度の30.1%と平成26年度の61.1%という合格率の値です。平成24年度に合格率が極端に高くなったのは、平成25年度からの試験制度改正の方向が概ねまとまりつつあった時期に問題が作成されたために、過去に出題された問題が多用された結果と見ることができます。これは、平成25年度からの専門科目の試験制度改正内容としている「技術部門の基礎的な分野に出題を重点化する。試験の難易度の安定化を図る。」という視点で、問題が作られたということです。これによって、平成24年度における建設部門の合格率が62.6%という過去最高の数値になりました。前年度に12.8%の合格率であったものが、翌年には62.6%の合格率になるというような極端な変化は、本来、国家試験としていかがなものかとは思いますが、合格率が高くなることは受験者にとって歓迎すべきことかと思います。そして、平成25年度の合格率が前年度の半分程度になってしまったのは、平成24年度のあまりにも高い合格率に対する反省から、出題内容を見直したことに起因しているようです。平成25年度の出題内容を見ると、過去に出題された問題だけではなく新たに作成した問題を加えるようにしたり、過去に出題された問題をそのまま使うというのではなく追加や修正を加えるようにしたりというように、平成24年度とはやや異なる問題内容になっていることがわかります。その後、平成27年度は新たな問題が数問増えたことによって前年度よりも20%低下して、平成28年度も同程度の合格率で推移しています。
 なお、平成28年10月に文部科学省 学術審議会 技術士分科会の委員会から技術士試験制度の見直しの提言案が報告され、第二次試験については早ければ平成30年度の試験から見直しが反映される方針としていますが、第一次試験における専門科目の大括り化等の改正については、しばらく先のことになるようです。
 前述したように、ここ数年間の合格率は上がり下がりを繰り返してはいますが、技術士第一次試験に確実に合格するためには、出題傾向の変化に合わせた学習を進めていくことが大切です。そして、これからの第一次試験の対策としては、今までにも増して過去に出題された問題に対しては確実に正解できるようにしておくことが必要になります。本書はこのような背景から、平成19年度から平成28年度までの過去10年間分の専門科目試験問題とその解答解説を年度版としてまとめたものです。建設部門の専門科目における重要キーワードを解説した弊著『技術士第一次試験「建設部門」 受験必修キーワード700』ならびに年度版のオリジナル問題集である『年度版 技術士第一次試験「建設部門」受験必修問題300』、そして本書の3冊によって、建設部門専門科目の確実な試験対策が可能になると考えています。これから行われる平成29年度の試験日まで本書を活用し、今年度の技術士第一次試験にぜひとも合格していただきたいと思います。

平成29年2月
杉内 正弘

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