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平成29年度版 技術士第二次試験「建設部門」択一式問題150選

定価(税込)  2,376円

編著
著者
サイズ A5判
ページ数 272頁
ISBNコード 978-4-526-07650-3
コード C3052
発行月 2017年01月
ジャンル 土木・建築 資格試験

内容

技術士第二次試験建設部門の必須科目(択一式問題)の対策問題集。平成29年度版では、かつて択一試験を行っていたころの過去問題と解答・解説を紹介するとともに、新制度になった平成25年度から28年度までの試験問題と解答、解説を加え、さらに練習問題(想定問題)を合わせたものから問題を150問厳選して掲載している。

福田 遵  著者プロフィール

(ふくだ じゅん)
 技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)
 1979年3月東京工業大学工学部電気・電子工学科卒業
 同年4月千代田化工建設(株)入社
 2002年10月アマノ(株)入社
 2013年4月アマノメンテナンスエンジニアリング(株)副社長
 公益社団法人日本技術士会青年技術士懇談会代表幹事、企業内技術士委員会委員などを歴任
 日本技術士会、電気学会、電気設備学会会員
 資格:技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)、エネルギー管理士、監理技術者(電気、電気通信)、宅地建物取引主任者、ファシリティマネジャーなど
 著書:『電設技術者になろう!』、『例題練習で身につく技術士第二次試験論文の書き方 第4版』、『技術士第二次試験「口頭試験」受験必修ガイド 第4版』、『技術士第二次試験「電気電子部門」択一式問題150選 第3版』、『技術士第二次試験「機械部門」択一式問題150選 第3版』、『技術士第二次試験「電気電子部門」対策と問題予想 第4版』、『アリサのグリーン市民への旅』、『トコトンやさしい実用技術を支える法則の本』、『トコトンやさしい発電・送電の本』、『トコトンやさしい熱利用の本』(日刊工業新聞社)等

羽原啓司  著者プロフィール

(はばら けいじ)
 技術士(総合技術監理部門、資源工学部門、建設部門、上下水道部門)
 1990年3月防衛大学校理工学部土木工学科卒(在学中フランス陸軍士官学校へ海外留学)
 同年9月陸上自衛隊幹部候補生学校(久留米市)卒
 飛島建設(株)、(株)日本能率協会マネジメントセンターに勤務後、2010年9月より(一社)海外建設協会に勤務
 日本技術士会会員
 資格:技術士(総合技術監理部門、資源工学部門、建設部門、上下水道部門)、1級土木施工管理技士など
 著書:『技術士第二次試験「建設部門」必須科目(択一式問題)の必須テキスト』、『技術士第二次試験「建設部門」対策解答例&練習問題』、『技術士第二次試験「建設部門」過去問題解答例集』、『技術士第二次試験「建設部門」対策と問題予想 第4版』(日刊工業新聞社)、『技術士第二次試験[建設部門]徹底対策』(日本能率協会マネジメントセンター)等

目次

はじめに

第1章 技術士第二次試験について
1.技術士第二次試験の関門
   (1)受験申込書の書類審査(第一の関門)
   (2)筆記試験(第二の関門)
    (a)必須科目(Ⅰ):足切りの関門 (b)選択科目(Ⅱ&Ⅲ)
 (3)口頭試験(第三の関門)
2.必須科目(Ⅰ)の出題内容
   (1)建設部門の選択科目
   (2)過去の出題傾向
   (3)択一式問題の出題形式
   (4)合格率

第2章 社会経済と建設産業
1.社会経済
2.建設産業

第3章 社会資本整備と国土計画
1.社会資本整備重点計画
2.社会資本の整備状況
3.国土づくり

第4章 交通と物流
1.交通と物流

第5章 入札・契約とコスト改善
1.入札・契約
2.コスト改善
3.政策評価

第6章 品質確保
1.品質確保
2.品質マネジメントシステム

第7章 地域活性化とユニバーサル社会
1.地域活性化
2.ユニバーサル社会

第8章 情報化と国際化
1.ICT関連
2.国際展開
3.国際標準

第9章 安全・安心な社会の構築
1.自然災害対策
2.災害状況

第10章 循環型社会の構築
1.循環型社会形成
2.廃棄物と副産物の状況

第11章 環境とエネルギー
1.環境対策
2.環境の現状
3.エネルギー
4.生物多様性

第12章 建設技術・用語
1.設計・施工技術
2.建設関連用語

おわりに

はじめに

 技術士第二次試験は、技術士制度の発足以来、記述式問題の評価で合格が決まる試験でした。しかし、平成27年度試験からは、択一式問題だけの試験科目である必須科目(Ⅰ)で合格点が取れなければ、記述式問題である選択科目(Ⅱ&Ⅲ)の採点をしてもらえなくなりました。言い換えると、技術士としての実力があるかどうかの本来の評価をする記述式問題を採点してもらうためには、択一式の知識問題を確実にクリアしなければならないというハードルができたということです。このハードルを越えれば、記述式の評価がなされますので、たとえ記述式問題で不合格になったとしても、選択科目(Ⅱ)と選択科目(Ⅲ)の実力レベルが通知されます。そのどちらかがA評価であった場合には、技術士という目標に近づいていることが自覚できますので、合格に向けた意欲が高まっていきます。そのためには、確実に必須科目(Ⅰ)を合格点以上にする勉強が必要です。
 しかし、択一式の知識問題には記述式問題と違った対策が必要です。しかも、記述式問題が自分の専門とする選択科目の問題であるのに対して、必須科目(Ⅰ)は技術部門全般を対象とした問題ですので、実務では扱わない内容を勉強しなければなりません。本来の実力評価が行われる記述式問題を勉強する時間を十分に確保するためには、この必須科目(Ⅰ)の知識問題は最少の努力で済ませるのが理想となります。幸いに、必須科目(Ⅰ)で出題される問題には過去問題が多用されています。そういった理由から過去問題を勉強するのが必須科目(Ⅰ)を突破する早道であるのは間違いありません。しかし、過去問題を年度別に勉強したとしても、なかなかそのポイントが頭に入らないのも現実です。こういった点を解消するために、本著の初版は出版されました。本著の特徴は、過去問題を年度別ではなく、出題された内容別に整理し直し、項目ごとに勉強ができるようにしてある点です。しかも、過去に出題された同じ問題は省略されていますので、同じ問題を何度も勉強するという無駄もなくなります。また、同じ問題が何年度に出題されたかを付記していますので、周期的に出題される可能性がある問題がわかりますし、そろそろ出題されるのではないかという予測も立てやすくなっています。さらに、建設部門では、白書や改正された法律を対象にした問題が多く出題されています。そういった問題については、過去問題そのものを勉強したとしても、改正等が生じた場合にはまったく無意味な勉強になってしまいます。そういった弊害を避けるために、本著では過去問題を最新の情報に合わせて改変し、今後類似の問題が出題された場合にでも正答が見つけられるようにしています。このような理由から、年度別に問題を並べている書籍と比べると、格段に効率の良い勉強ができるのは間違いありません。こういった整理・編集は、著者には大きな負担となりますので、協力してくれる著者は少ないのですが、本著では羽原啓司氏の積極的な協力を得て、それが実現できました。
 基本的に、技術士第二次試験は記述式問題が中心の試験として誕生し、それを長年続けてきています。選択科目(Ⅱ)および選択科目(Ⅲ)の出題傾向も平成25年度試験から変更されており、より実践的な内容の試験となっています。その結果、これらの記述式問題は適切な業務経験とそれに必要な基礎知識があれば合格できるような問題になりました。言い換えると、選択科目に関する業務を的確に行うことができる技術者であれば、技術士になれる可能性が高まってきているのです。これまでも技術士第二次試験に一発合格する受験者は多くはありませんでしたので、受験した年度の記述式問題の評価を知って、翌年度以降の勉強法を工夫していくことは、技術士になるためには不可欠です。それができるようになるには、必須科目(Ⅰ)では必ず合格点を取らなければなりません。そのためのツールとして本著が有効であると自負しております。
 本著は、平成13年度試験から平成18年度試験までの問題と平成25年度試験以降に出題された択一式問題からいくつかの陳腐化した問題を除くとともに、白書などを使った問題については最新の情報を考慮して改変し、同一または類似問題以外はすべて解答・解説しています。その解説も正答の選択肢のみを説明するのではなく、すべての選択肢について解説するという形式をとっていますので、今後、問題の一部を変更したような類似の問題が出題された際にも、正答が見つけ出せるように配慮してあります。ですから、すべての選択肢の解説を読んでもらうと、問題の意図やキーポイントがつかめると思います。なお、本著では、問題を項目別に整理して掲載していますが、各選択肢の内容からは、別の項目に入ってもおかしくないという問題もあります。しかし、あまり厳密に考えると項目分類ができなくなりますので、あくまでも内容が近い問題を集中的に勉強してもらう目的で分類した点はご了承ください。第二次試験の合格ラインは60%ですので、合格ラインが50%の第一次試験よりも厳しくなるのは当然ですが、本著を活用して必須科目(Ⅰ)でこれまでに出題された問題の傾向を把握してもらえれば、必ず合格ラインをクリアできると考えます。
 なお、本著の中に掲載した過去問題の最後の( )内の数字は出題年度と問題番号を表しています。平成28年度試験ではⅠ-Xという問題番号で出題されていましたので、(H28-1)を例にして説明すると、平成28年度試験のⅠ-1の問題という意味になります。また、(練習)と記載されている問題は、著者が作成した問題になります。
 建設部門は、これからも技術士資格が必要とされる技術部門の筆頭になると思いますが、合格するためには、まず必須科目(Ⅰ)を撃破しなければなりません。本著の著作においては、技術士試験関係の書籍を複数執筆している羽原啓司氏の最新情報調査に基づく問題改変が大きな力となっております。ここに、羽原氏の真摯な努力に対して頭が下がる思いをお伝えさせていただきます。そういった背景から、本著が受験者の皆様の大きな力となってくれると確信しております。
 最後に、本著および姉妹本である『技術士第二次試験「機械部門」 択一式問題150選』と『技術士第二次試験「電気電子部門」 択一式問題150選』の出版に際して、強く後押しをしていただいた日刊工業新聞社出版局の鈴木徹さんをはじめとするスタッフの皆様に対し深く感謝いたします。

2016年12月
福田 遵

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