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技術士第二次試験「電気電子部門」要点と<論文試験>解答例

定価(税込)  2,700円

著者
サイズ A5判
ページ数 236頁
ISBNコード 978-4-526-07646-6
コード C3054
発行月 2017年01月
ジャンル 資格試験 電気・電子

内容

技術士第二次試験は択一試験と論文試験で構成されている。とくに対策が難しい論文試験でどういった問題が出題されるかは、受験者にとって大きな関心事となる。本書は、そういった受験者の要望に対して、具体的な問題事例とその要点を解説し、さらに、その解答例を示した技術士第二次試験「電気電子部門」合格のための対策本。第5章に必須科目(択一式問題)対策、第6章に口頭試験対策も付けている。

福田 遵  著者プロフィール

(ふくだ じゅん)
 技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)
 1979年3月東京工業大学工学部電気・電子工学科卒業
 同年4月千代田化工建設(株)入社
 2002年10月アマノ(株)入社
 2013年4月アマノメンテナンスエンジニアリング(株)副社長
 公益社団法人日本技術士会青年技術士懇談会代表幹事、企業内技術士委員会委員などを歴任
 日本技術士会、電気学会、電気設備学会会員
 資格:技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)、エネルギー管理士、監理技術者(電気、電気通信)、宅地建物取引主任者、ファシリティマネジャーなど
 著書:『技術士(第一次・第二次)試験「電気電子部門」受験必修テキスト 第3版』、『例題練習で身につく技術士第二次試験論文の書き方 第4版』、『技術士第二次試験「電気電子部門」択一式150選 第3版』、『技術士第二次試験「電気電子部門」過去問題解答例集』、『技術士第二次試験「口頭試験」受験必修ガイド 第4版』、『電設技術者になろう!』、『アリサのグリーン市民への旅』、『トコトンやさしい実用技術を支える法則の本』、『トコトンやさしい発電・送電の本』、『トコトンやさしい電気設備の本』、『トコトンやさしい熱利用の本』(日刊工業新聞社)等

目次

はじめに

第1章 技術士第二次試験について
1.技術士とは
2.技術士試験制度について
   (1)受験資格
   (2)技術部門
   (3)電気電子部門の選択科目
   (4)合格率
3.技術士第二次試験の内容
   (1)筆記試験の内容
    (a)必須科目(Ⅰ)
    (b)選択科目(Ⅱ&Ⅲ)
   (2)口頭試験の内容
   (3)受験申込書の『業務内容の詳細』について
4.受験者の準備日程
   (1)受験申込前(3月上旬~4月中旬)
   (2)受験申込後(4月下旬~6月下旬)
   (3)筆記試験前および筆記試験当日(7月上旬~7月中旬)
   (4)筆記試験後(7月下旬~10月中旬)
   (5)筆記試験合格発表後(10月下旬~11月中旬)
   (6)口頭試験前(11月中旬~)
   (7)口頭試験当日
5.受験日程の確認

第2章 選択科目(Ⅱ-1)の要点と解答例
1.発送配変電
   (1)平成28年度試験問題
   (2)出題傾向分析
    (a)電力系統全般   (b)火力発電
    (c)水力発電     (d)架空送電
    (e)ケーブル送電   (f)配電設備
    (g)変電設備     (h)新エネルギー・燃料電池
    (i)その他
   (3)発送配変電の要点
2.電気応用
   (1)平成28年度試験問題
   (2)出題傾向分析
    (a)回転機   
    (b)変圧器
    (c)パワーエレクトロニクス
    (d)電気鉄道・自動車
    (e)照明・光源 
    (f)電気加熱
    (g)発電・給電装置
    (h)蓄 電
    (i)材料・その他
   (3)電気応用の要点
3.電子応用
   (1)平成28年度試験問題
   (2)出題傾向分析
    (a)高周波・発振
    (b)光応用
    (c)電子デバイス・電子回路
    (d)記憶装置・ディスプレイ装置
    (e)計測器・センサ   (f)制 御
    (g)電源・電池     (h)その他
   (3)電子応用の要点
4.情報通信
   (1)平成28年度試験問題
   (2)出題傾向分析
    (a)有線通信  
    (b)無線・移動体通信
    (c)通信ネットワーク
    (d)変調・符号化方式
    (e)放送・画像情報等
   (3)情報通信の要点
5.電気設備
   (1)平成28年度試験問題
   (2)出題傾向分析
    (a)受配電設備
    (b)幹線設備
    (c)発電設備・電力貯蔵
    (d)照明設備
    (e)監視制御
    (f)接 地
    (g)障 害
    (h)社会・環境
    (i)維持管理
   (3)電気設備の要点
6.選択科目(Ⅱ-1)の解答例
   (1)解答例1:発送配変電
   (2)解答例2:電気応用
   (3)解答例3:電子応用
   (4)解答例4:情報通信
   (5)解答例5:電気設備
   (6)解答例6:発送配変電
   (7)解答例7:電気応用
   (8)解答例8:電子応用
   (9)解答例9:情報通信
   (10)解答例10:電気設備

第3章 選択科目(Ⅱ-2)の要点と解答例
1.発送配変電
   (1)平成28年度試験問題
   (2)発送配変電の要点
2.電気応用
   (1)平成28年度試験問題
   (2)電気応用の要点
3.電子応用
   (1)平成28年度試験問題
   (2)電子応用の要点
4.情報通信
   (1)平成28年度試験問題
   (2)情報通信の要点
5.電気設備
   (1)平成28年度試験問題
   (2)電気設備の要点
6.選択科目(Ⅱ-2)の解答例
   (1)解答例1:発送配変電
   (2)解答例2:電気応用
   (3)解答例3:電子応用
   (4)解答例4:情報通信
   (5)解答例5:電気設備

第4章 選択科目(Ⅲ)の要点と解答例
1.平成28年度試験問題
   (1)発送配変電
   (2)電気応用
   (3)電子応用
   (4)情報通信
   (5)電気設備
2.選択科目(Ⅲ)の要点
   (1)環境・エネルギー関連
   (2)インフラ・維持管理
   (3)災害・安全
   (4)ネットワーク
   (5)少子高齢化
   (6)技術・その他
3.選択科目(Ⅲ)の基礎知識
   (1)環境・エネルギー関連
    (a)地球温暖化問題  (b)エネルギー  (c)水素社会
   (2)インフラ・維持管理
    (a)インフラの現状  (b)維持管理
   (3)災 害
    (a)災害対策
    (b)水 害
    (c)危機管理と事業継続計画(BCP)
   (4)ネットワーク
    (a)モノのインターネット
    (b)ビッグデータ
   (5)少子高齢化
    (a)高齢化    (b)人口減少
    (c)技術継承   (d)ロボット
   (6)技術・その他
    (a)ウェアラブル端末
    (b)超スマート社会
    (c)国際標準化
4.選択科目(Ⅲ)の解答例
   (1)解答例1:発送配変電
   (2)解答例2:電気応用
   (3)解答例3:電子応用
   (4)解答例4:情報通信
   (5)解答例5:電気設備
   (6)解答例6:電気設備

第5章 必須科目(Ⅰ)について
1.必須科目(Ⅰ)の要点
2.平成28年度試験問題の解答解説

第6章 口頭試験対策
1.口頭試験の要点
   (1)受験者の技術的体験を中心とする経歴の内容と応用能力
   (2)技術士としての適格性及び一般的知識
    (a)技術者倫理
    (b)技術士制度の認識その他
2.試問の解答例
   (1)受験者の技術的体験を中心とする経歴の内容と応用能力
   (2)技術者倫理
   (3)技術士制度の認識その他
3.口頭試験における注意
4.口頭試験の流れ

巻末資料・
 巻末資料1 技術士法の抜粋
 巻末資料2 技術士倫理綱領

おわりに

はじめに

 技術士第二次試験は定期的に出題形式を変える試験で、ここ10年間でも平成19年度試験と平成25年度試験で大きな変更を行っています。しかし、基本的には、技術士第二次試験は記述式問題が中核となる試験です。現在の試験制度では、必須科目(Ⅰ)で択一式問題が出題されていますが、これは記述式問題の採点対象者を少なくする目的で活用されている試験科目です。必須科目(Ⅰ)の問題を検証すると、過去に出題された問題と同一または類似の問題が多く出題されていますので、過去問題を活用した勉強をしてさえいれば合格できる試験科目になっています。そのため、著者は必須科目(Ⅰ)の対策として『技術士第二次試験「電気電子部門」 択一式問題150選』を出版しており、この書籍を勉強してさえいれば、必須科目(Ⅰ)で失敗することはないと考えています。一方、記述式問題については、かつての出題形式では、専門知識と経験だけでは合格点が取れず、運が必要と言われていました。それが、現在の記述式問題では運を必要としない内容の出題になってきています。そういった変化は、文部科学省が、技術士第二次試験の合格者を増やそうという意図で試験制度の改正を行っているからです。その方針からすると、本来は第二次試験合格者が増えていくはずなのですが、制度改正前後を比較する限り、合格率が上がっているとは言えません。その原因として、記述式問題の要点を理解しないままに受験をしている人が多いからではないかと著者は考えています。
 最近の記述式問題を見ると、これは確かに今出題されるべき内容だと納得する問題が出題されています。かつては、「今年はこんな問題が出題されたか!」と問題を前にして観念してしまう場面がありましたが、そういった問題は少なくなっています。特に、選択科目(Ⅲ)では、「やはり今年はこの内容が出題されたな」という感想を持つことが多くなっています。そういった点で、出題の要点を理解してさえいれば、自らの文章力で合格点を取れる問題が多く出題されています。記述式問題に対して、これまで『技術士第二次試験 「電気電子部門」対策と問題予想』と『技術士第二次試験 「電気電子部門」対策〈解答例&練習問題〉』を出版してきましたが、今回は記述式問題の要点をつかむことを主目的とした書籍とすることにしました。それに加えて、選択科目(Ⅲ)については、解答を書く際に知っておくべき基礎知識を整理しておきましたので、その内容を読んで試験に臨むと、選択科目(Ⅲ)で出題された問題の意図がより理解しやすくなるとともに、少しは内容に深みがある答案が作成できると思います。記述式問題の合否判定は、選択科目(Ⅱ)と選択科目(Ⅲ)の合計点で行われますので、選択科目(Ⅲ)でできるだけ多くの点数を取っておけば、記述式問題の合格に近づくと確信しております。
 技術士第二次試験には、受験申込書、筆記試験、口頭試験という3つの関門があります。その3つの関門の1つでも失敗すると技術士にはなれませんので、その点を強く認識して勉強を始めてください。しかも、その関門が3月頃から年末までの期間に分散されていますので、1年を通して対策を怠ってはいけません。そういった点を考慮して、本著では受験対策に対する年度計画も示してありますので、その内容を参考にして、準備を怠ることなくすべての関門を突破してください。なお、合格率の数字からは技術士第二次試験は難関な試験ですので、この計画を数年継続していかなければならない受験者も多いと考えます。しかし、大事なことは継続する力です。技術士になるための努力は、将来決して無駄にはなりません。本著の内容を理解して継続的に勉強を続けていけば、必ず技術士になれると思います。過去の技術士第二次試験は、運と実力が共に必要であった試験でしたが、現在の技術士第二次試験は、実力があれば誰でも合格できる試験になっています。そのため、「本来、技術士に求められていることは何か?」という原点に立ち帰って勉強してもらえれば、技術士への道は開けます。
 最後に、本著および『技術士第二次試験「電気電子部門」 択一式問題150選』は、共に建設部門と機械部門とのシリーズ化を図ってあります。そのため、機械部門の大原良友氏と建設部門の羽原啓司氏の知見もこれらの書籍に加わっております。そういった点で、両氏に対しこの場を借りてお礼を申し上げます。
 
2016年12月
福田 遵

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