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技術士第二次試験
「機械部門」択一式問題150選
第3版

定価(税込)  2,376円

編著
著者
サイズ A5判
ページ数 240頁
ISBNコード 978-4-526-07497-4
コード C3053
発行月 2016年01月
ジャンル 資格試験 機械

内容

技術士第二次試験機械部門の必須科目(択一式問題)の対策問題集。平成25年度試験改正では技術士試験の試験制度が大幅に変更された。中でも大きな変更が、第二次試験での択一試験の復活。第3版では、かつて択一試験を行っていたころの過去問題と解答・解説を紹介するとともに、新制度になった平成25年度から27年度までの試験問題と解答、解説を加え、さらに練習問題(想定問題)を合わせたものから問題を150問厳選して掲載している。

福田 遵  著者プロフィール

(ふくだ じゅん)
 技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)
 1979年3月東京工業大学工学部電気・電子工学科卒業
 同年4月千代田化工建設(株)入社
 2002年10月アマノ(株)入社
 2013年4月アマノメンテナンスエンジニアリング(株)副社長
 公益社団法人日本技術士会青年技術士懇談会代表幹事、企業内技術士委員会委員などを歴任
 日本技術士会、電気学会、電気設備学会会員
 資格:技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)、エネルギー管理士、監理技術者(電気、電気通信)、宅地建物取引主任者、ファシリティマネジャーなど
 著書:『技術士第二次試験「口頭試験」受験必修ガイド 第4版』、『例題練習で身につく技術士第二次試験論文の書き方 第3版』、『技術士第二次試験「建設部門」対策と問題予想 第3版』、『技術士第二次試験「電気電子部門」択一式問題150選 第3版』、『電設技術者になろう!』、『アリサのグリーン市民への旅』、『トコトンやさしい実用技術を支える法則の本』、『トコトンやさしい発電・送電の本』、『トコトンやさしい熱利用の本』(日刊工業新聞社)等

大原良友  著者プロフィール

(おおはら よしとも)
 技術士(総合技術監理部門、機械部門)
 勤務先:千代田化工建設(株)技術本部 機械設計ユニット シニアコンサルタント
 所属学会:日本技術士会、日本機械学会
 社外の団体役員・委員活動:
 公益社団法人・日本技術士会:企業内技術士交流会・行事部会長、男女共同参画委員会・委員、など
 一般社団法人・日本機械学会:産業・化学機械と安全部門 部門長など
 一般社団法人・神奈川県高圧ガス保安協会:理事、エンジニアリング部会長
 社団法人・日本高圧力技術協会:圧力設備規格審議委員会・委員長
 公益社団法人・石油学会:装置部会・委員、などを歴任
 資格:技術士(総合技術監理部門、機械部門)、米国PM協会・PMP試験合格
 著書:『技術士第二次試験「機械部門」対策と問題予想 第2版』、『技術士第二次試験「機械部門」対策〈解答例&練習問題〉 第2版』、『技術士第一次試験「機械部門」専門科目受験必修テキスト 第2版』、『技術士第一次試験「機械部門」合格への厳選100問 第2版』、『建設技術者・機械技術者〈実務〉必携便利帳』(共著)、『トコトンやさしい圧力容器の本』(日刊工業新聞社)
 取得特許:特許第2885572号「圧力容器」など10数件
 受賞:日本機械学会:産業・化学機械と安全部門 部門功績賞(2008年7月)など数件

目次

はじめに

第1章 技術士第二次試験について
1.技術士第二次試験の関門
   (1)受験申込書の書類審査(第一の関門)
   (2)筆記試験(第二の関門)
    (a)必須科目(Ⅰ):足切りの関門
    (b)選択科目(Ⅱ&Ⅲ)
   (3)口頭試験(第三の関門)
2.必須科目(Ⅰ)の出題内容
   (1)機械部門の選択科目
   (2)過去の出題傾向
   (3)択一式問題の出題形式
   (4)合格率

第2章 機械設計
1.設計工学
2.品質工学
3.CAD/CAM/CAE
4.環境
5.機械要素
6.トライボロジー

第3章 材料力学
1.応力とひずみ
2.熱応力
3.機械材料

第4章 機械力学・制御
1.運動・仕事
2.振動
3.振動レベル
4.制御
5.計測

第5章 動力エネルギー
1.ガスタービンの熱サイクル
2.汽力発電の熱サイクル
3.コンバインドサイクル
4.内燃機関の熱サイクル
5.発電機
6.燃料電池
7.その他(全般)

第6章 熱工学
1.熱力学
2.熱移動
3.燃 焼
4.冷凍機
5.その他

第7章 流体工学
1.流体力学
2.管内の流れ
3.流体機械

第8章 加工・ファクトリーオートメーション及び産業機械
1.加工
2.ファクトリーオートメーション
3.産業機械

第9章 交通・物流機械及び建設機械
1.交通・物流機械
2.建設機械

第10章 ロボット
1.産業用ロボット
2.移動ロボット

第11章 情報・精密機器
1.情報機器
2.精密機器
3.光学機械
4.その他

おわりに

はじめに

 技術士第二次試験は、技術士制度の発足以来、記述式問題の評価で合格が決まる試験でした。しかし、平成27年度試験からは、択一式問題だけの試験科目である必須科目(Ⅰ)で合格点が取れなければ、記述式問題である選択科目(Ⅱ&Ⅲ)の採点をしてもらえなくなりました。言い換えると、技術士としての実力があるかどうかの本来の評価をする記述式問題を採点してもらうためには、択一式の知識問題を確実にクリアしなければならないというハードルができたということです。このハードルを越えれば、記述式の評価がなされますので、たとえ記述式問題で不合格になったとしても、選択科目(Ⅱ)と選択科目(Ⅲ)の実力レベルが通知されます。そのどちらかが、A評価であった場合には、技術士という目標に近づいていることが自覚できますので、合格に向けた意欲が高まっていきます。そのためには、確実に必須科目(Ⅰ)を合格点以上にする勉強が必要です。
 しかし、択一式の知識問題には記述式問題と違った対策が必要です。しかも、記述式問題が自分の専門とする選択科目の問題であるのに対して、必須科目(Ⅰ)は技術部門全般を対象とした問題ですので、実務では扱わない内容を勉強しなければなりません。本来の実力評価が行われる記述式問題を勉強する時間を十分に確保するためには、この必須科目(Ⅰ)の知識問題は最少の努力で済ませるのが理想となります。幸いに、必須科目(Ⅰ)で出題される問題には過去問題が多用されています。そういった理由から過去問題を勉強するのが必須科目(Ⅰ)を突破する早道であるのは間違いありません。しかし、過去問題を年度別に勉強したとしても、なかなかそのポイントが頭に入らないのも現実です。こういった点を解消するために、本著の初版は出版されました。本著の特徴は、過去問題を年度別ではなく、出題された内容別に整理し直し、項目ごとに勉強ができるようにしてある点です。しかも、過去に出題された同じ問題は省略されていますので、同じ問題を何度も勉強するという無駄もなくなります。また、同じ問題が何年度に出題されたかを付記していますので、周期的に出題される可能性がある問題がわかりますし、そろそろ出題されるのではないかという予測も立てられやすくなっています。そういった理由から、年度別に問題を並べている書籍と比べると、格段に勉強が進むのは間違いありません。こういった整理・編集は、著者には大きな負担となりますので、協力してくれる著者は少ないのですが、本著では大原良友氏の同意を得て、それが実現できました。
 基本的に、技術士第二次試験は記述式問題が中心の試験として誕生し、それを長年続けてきています。選択科目(Ⅱ)および選択科目(Ⅲ)の出題傾向も平成25年度試験から変更されており、より実践的な内容の試験となっています。その結果、これらの記述式問題は適切な業務経験とそれに必要な基礎知識があれば合格できるような問題になりました。言い換えると、選択科目に関する業務を的確に行うことができる技術者であれば、技術士になれる可能性が高まってきているのです。これまでも技術士第二次試験に一発合格する受験者は多くはありませんでしたので、受験した年度の記述式問題の評価を知って、翌年度以降の勉強法を工夫していくことは、技術士になるためには不可欠です。それができるようになるには、必須科目(Ⅰ)では必ず合格点を取らなければなりません。そのためのツールとして本著が有効であると自負しております。
 本著は、平成13年度試験以降に出題された択一式問題から重複した問題を除いた、すべての問題を解答・解説しています。その解説も正答の選択肢のみを説明するのではなく、すべての選択肢について解説するという形式をとっていますので、今後、問題の一部を変更したような類似の問題が出題された際にも、正答が見つけ出せるように配慮してあります。ですから、すべての選択肢の解説を読んで、問題が作られた意図やキーポイントをつかんでもらえればと思います。なお、本著では、問題を項目別に整理して掲載していますが、各選択肢の内容からは、別の項目に入ってもおかしくないという問題もあります。しかし、あまり厳密に考えると項目分類ができなくなりますので、あくまでも内容が近い問題を集中的に勉強してもらう目的で分類した点はご了承ください。第二次試験の合格ラインは60%ですので、合格ラインが50%の第一次試験よりも厳しくなるのは当然ですが、本著を活用して必須科目(Ⅰ)でこれまでに出題された問題の傾向を把握してもらえれば、必ず合格ラインをクリアできると考えます。
 なお、本著の中に掲載した過去問題の最後の( )内の数字は出題年度と問題番号を表しています。平成27年度試験ではⅠ-Xという問題番号で出題されていましたので、(H27-1)を例にして説明すると、平成27年度試験のⅠ-1の問題という意味になります。また、(練習)と記載されている問題は、著者らが作成した問題になります。
 技術士(機械部門)は、最近では合格率も上がり合格者数も増えてきていますが、これから合格するためには、必須科目(Ⅰ)を突破するのが絶対条件となります。本著の出版に際しては、技術士試験関係の書籍を複数執筆しており、これまでいくつかの書籍を共同で出版してきた大原良友氏との協業を行いました。また、本著はこれまで多くの受験者に愛用されてきた結果、第3版の出版ができました。そういった実績から、本著がこれから受験される皆様の大きな力となるものと確信しております。
 最後に、本著および姉妹本である『技術士第二次試験「建設部門」択一式問題150選』と『技術士第二次試験「電気電子部門」択一式問題150選』の出版に際して、強く後押しをしていただいた日刊工業新聞社出版局の鈴木徹さんをはじめとするスタッフの皆様に対し深く感謝いたします。
2015年12月
福田 遵

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