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技術士第二次試験
「電気電子部門」対策と問題予想
第4版

定価(税込)  2,592円

著者
サイズ A5判
ページ数 224頁
ISBNコード 978-4-526-07492-9
コード C3054
発行月 2015年12月
ジャンル 資格試験 電気・電子

内容

技術士第二次試験電気電子部門への準備のすべて網羅した受験対策本の第4版。本書では、論文試験、択一試験、口頭試験など、二次試験電気電子部門に合格するためのすべての対策を、過去問題から導き出した問題予想とともに紹介する。

福田 遵  著者プロフィール

(ふくだ じゅん)
 技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)
 1979年3月東京工業大学工学部電気・電子工学科卒業
 同年4月千代田化工建設(株)入社
 2002年10月アマノ(株)入社
 2013年4月アマノメンテナンスエンジニアリング(株)副社長
 公益社団法人日本技術士会青年技術士懇談会代表幹事、企業内技術士委員会委員などを歴任
 日本技術士会、電気学会、電気設備学会会員
 資格:技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)、エネルギー管理士、監理技術者(電気、電気通信)、宅地建物取引主任者、ファシリティマネジャーなど
 著書:『技術士(第一次・第二次)試験「電気電子部門」受験必修テキスト 第3版』、『例題練習で身につく技術士第二次試験論文の書き方 第3版』、『技術士第二次試験「電気電子部門」択一式150選 第3版』、『技術士第二次試験「電気電子部門」過去問題解答例集』、『技術士第二次試験「口頭試験」受験必修ガイド 第4版』、『電設技術者になろう!』、『アリサのグリーン市民への旅』、『トコトンやさしい実用技術を支える法則の本』、『トコトンやさしい発電・送電の本』、『トコトンやさしい電気設備の本』、『トコトンやさしい熱利用の本』(日刊工業新聞社)等

目次

はじめに

第1章 技術士第二次試験について
1.技術士とは
2.技術士試験制度について
   (1)受験資格
   (2)技術部門
   (3)電気電子部門の選択科目
   (4)合格率
3.技術士第二次試験の内容
   (1)筆記試験の内容
    (a)必須科目(Ⅰ)
    (b)選択科目(Ⅱ&Ⅲ)
   (2)口頭試験の内容
   (3)受験申込書の『業務内容の詳細』について
4.受験者の準備日程
   (1)受験申込前(3月上旬~4月中旬)
   (2)受験申込後(4月下旬~6月下旬)
   (3)筆記試験前および筆記試験当日(7月上旬~7月中旬)
   (4)筆記試験後(7月下旬~10月中旬)
   (5)筆記試験合格発表後(10月下旬~11月中旬)
   (6)口頭試験前(11月中旬~)
   (7)口頭試験当日
5.新しい受験日程の確認

第2章 必須科目(Ⅰ)について
1.必須科目(Ⅰ)の出題内容
   (1)電気電子部門の選択科目
   (2)過去の出題傾向
   (3)択一式問題の出題形式
   (4)過去に出題された内容
2.問 題 例
   (1)発送配変電
    (a)火力発電    (b)水力発電
    (c)原子力発電   (d)新エネルギー
    (e)ケーブル送電・直流送電
    (f)架空送電    (g)配 電
    (h)変 電
   (2)電気応用
    (a)電気回路    (b)交流機・直流機
    (c)変圧器・リアクトル
    (d)電気加熱    (e)照明光源
    (f)電気材料    (g)電気鉄道
    (h)パワーエレクトロニクス
    (i)電 池
   (3)電子応用
    (a)電子デバイス  (b)電子回路
    (c)共 振     (d)計 測
    (e)解 析     (f)電磁環境
    (g)制 御
   (4)情報通信
    (a)無線通信    (b)光通信
    (c)LAN      (d)通信技術
    (e)ネットワーク  (f)放 送
   (5)電気設備
    (a)受変電設備・電源設備
    (b)配電設備    (c)照明設備
    (d)動力設備
    (e)監視設備・共聴設備

第3章 選択科目(Ⅱ)の対策と練習問題
1.選択科目(Ⅱ)の出題形式と対策
    (a)選択科目(Ⅱ-1)の出題形式と対策
    (b)選択科目(Ⅱ-2)の出題形式と対策
2.発送配変電
   (1)選択科目(Ⅱ-1)の練習問題
    (a)全般事項    (b)火力発電
    (c)水力発電    (d)架空送電
    (e)ケーブル送電  (f)配電設備
    (g)変電設備
    (h)新エネルギー・原子力エネルギー
   (2)選択科目(Ⅱ-2)の練習問題
    (a)火力発電    (b)水力発電
    (c)架空送電    (d)ケーブル送電
    (e)配電設備    (f)変電設備
    (g)新エネルギー
3.電気応用
   (1)選択科目(Ⅱ-1)の練習問題
    (a)回転機     (b)変圧器
    (c)変換装置    (d)超電導
    (e)電 池     (f)電気加熱
    (g)電気鉄道    (h)照明・光源
    (i)発電・給電装置
    (j)メカトロニクス
    (k)材料・その他
   (2)選択科目(Ⅱ-2)の練習問題
    (a)回転機     (b)変圧器
    (c)変換装置    (d)超電導
    (e)電 池     (f)電気加熱
    (g)電気鉄道    (h)照明・光源
    (i)発電装置
    (j)メカトロニクス
    (k)その他
4.電子応用
   (1)選択科目(Ⅱ-1)の練習問題
    (a)高周波・発振    (b)光応用
    (c)電子デバイス・電子回路
    (d)記憶装置・ディスプレイ装置
    (e)電磁気関連     (f)計測器・センサ  (g)制 御
    (h)管 制       (i)メカトロニクス  (j)超音波
    (k)環境・省エネルギー
    (l)電源・電池     (m)その他
   (2)選択科目(Ⅱ-2)の練習問題
    (a)電子デバイス・電子回路
    (b)高周波・発振    (c)光応用
    (d)記憶装置・ディスプレイ装置
    (e)計測器・センサ   (f)制 御      (g)管 制
    (h)メカトロニクス   (i)環境・省エネルギー
    (j)電 池       (k)電子材料
5.情報通信
   (1)選択科目(Ⅱ-1)の練習問題
    (a)有線通信      (b)無線・移動体通信
    (c)ネットワーク    (d)放送・画像情報
    (e)変調方式      (f)その他
   (2)選択科目(Ⅱ-2)の練習問題
    (a)ネットワーク社会  (b)有線通信
    (c)無線・移動体通信  (d)通信システム
    (e)放送・画像情報
6.電気設備
   (1)選択科目(Ⅱ-1)の練習問題
    (a)受配電設備  (b)幹線設備   (c)発電設備
    (d)照明設備   (e)動力設備   (f)監視制御
    (g)接 地    (h)障 害    (i)社会・環境
    (j)情報関連   (k)維持管理
   (2)選択科目(Ⅱ-2)の練習問題
    (a)総合計画   (b)受配電設備  (c)幹線設備
    (d)照明設備   (e)動力設備   (f)監視制御
    (g)接 地    (h)障 害    (i)環 境
    (j)情報関連   (k)維持管理

第4章 選択科目(Ⅲ)の対策と練習問題
1.選択科目(Ⅲ)の出題形式と対策
2.発送配変電の練習問題
3.電気応用の練習問題
4.電子応用の練習問題
5.情報通信の練習問題
6.電気設備の練習問題
7.選択科目(Ⅲ)の基礎知識
   (1)環 境
    (a)地球温暖化問題
    (b)循環型社会
   (2)エネルギー
   (3)インフラ
    (a)インフラの現状
    (b)維持管理
   (4)高齢化社会
    (a)高齢化
    (b)人口減少
   (5)災害対策・事業継続計画(BCP)
    (a)災害対策
    (b)危機管理と事業継続計画(BCP)
   (6)情報化
    (a)ビッグデータ
    (b)ウェアラブル端末

第5章 口頭試験対策
1.口頭試験の進め方
2.試問内容
   (1)受験者の技術的体験を中心とする経歴の内容と応用能力
   (2)技術士としての適格性及び一般的知識
    (a)技術者倫理
    (b)技術士制度の認識その他
3.口頭試験における注意
4.口頭試験の流れ

巻末資料・
  巻末資料1 技術士法の抜粋
  巻末資料2 技術士倫理綱領

おわりに

はじめに

 技術士第二次試験は昭和33年以来実施されてきた試験ですが、定期的に試験制度を変える試験として有名です。その技術士第二次試験は、平成25年度に大きな変更が実施されました。これまでに行われてきた技術士第二次試験の制度変更では、受験者に記述させる文字数を減らすという目的が貫かれており、現在の試験制度では、記述式問題はこれまでで最少の解答文字数になっています。なお、記述する文字数を減らす代わりに、択一式問題が加わっています。択一式問題である必須科目(Ⅰ)の出題範囲は技術部門全体ですので、受験者は自分の選択科目以外の専門知識を勉強しなければなりません。しかも、択一式問題で合格点が取れなかった場合には、記述式問題の採点はしてもらえませんので、記述式問題の評価が通知されません。ただし、必須科目(Ⅰ)で出題されている内容を見ると、過去に出題された問題と同一または類似の問題が出題数の半分程度を占めていますので、過去問題を集中的に勉強していれば、択一式問題では合格点がとれると考えます。
 本著も改訂を重ねて、今回で第4版となりました。本改訂では、これまでよりも出題問題の予想が容易になった選択科目(Ⅲ)について、解答を書く際に知っておくべき基礎知識を整理して第4章の末尾に加えました。この内容を読んで試験に臨むと、選択科目(Ⅲ)で出題された問題の意図が理解しやすくなるとともに、少しは内容に深みがある答案が作成できると思います。記述式問題の合否判定は、選択科目(Ⅱ)と選択科目(Ⅲ)の合計点で行われますので、選択科目(Ⅲ)でできるだけ多くの点数を取っておけば、記述式問題の合格に近づくと確信しております。
 なお、試験制度の創設以来、技術士第二次試験の象徴とも言われていた技術的体験論文も平成25年度試験から廃止され、それに代わって、「業務内容の詳細」が受験申込書に追加されています。そのため、受験者全員が「業務内容の詳細」を受験申込書作成時点で記述しなければなりません。この「業務内容の詳細」は口頭試験に使われる資料ですので、多くの受験者が書いた「業務内容の詳細」は結果的には無駄になってしまいますが、筆記試験に合格すると、この「業務内容の詳細」に基づいて口頭試験が実施されますので、決して手を抜いて作成してはいけません。そういった点で、申込書作成時点での技術士第二次試験に対する認識の有無が、試験の結果に影響してくると考えなければなりません。こういった内容についても本著では詳しく説明していますので、技術士第二次試験の申込書を作成する前に本著の内容を確認しておいてください。
 技術士第二次試験には大きく3つの関門があります。その3つの関門の1つでも失敗すると技術士にはなれませんので、その点を強く認識して勉強を始めてください。しかも、その関門が3月頃から年末までの期間に分散されていますので、1年を通して対策を怠ってはいけません。そういった点を考慮して、本著では受験対策に対する年度計画も示してありますので、その内容を参考にして、準備を怠ることなくすべての関門を突破してください。また、技術士第二次試験は、なかなか一発で合格できる試験ではありませんので、この計画を数年継続していかなければならない受験者も多いと考えます。しかし、大事なことは継続する力です。技術士になるための努力は、将来決して無駄にはなりません。本著の内容を理解して継続的に勉強を続けていけば、必ず結果につながると思います。過去の技術士第二次試験は、運と実力が共に必要であった試験でしたが、現在の技術士第二次試験は、実力があれば誰でも合格できる試験になっています。そのため、『本来、技術士に求められていることは何か』という原点に帰って勉強してもらえれば、技術士になれるようになっています。その勉強のきっかけとなる練習問題を本著では紹介しています。なお、必須科目(Ⅰ)の択一式問題に関しては、本著だけでは十分な対策を行うことは無理ですので、姉妹本である『技術士第二次試験「電気電子部門」択一式問題150選』を合わせて活用されることをお勧めします。
 本著および上述した択一式問題150選は、共に建設部門と機械部門とのシリーズ化を図ってあります。そのため、機械部門の大原良友氏と建設部門の羽原啓司氏の知見もこれらの書籍に加わっております。そういった点で、両氏に対しこの場を借りてお礼を申し上げます。

2015年11月
福田 遵

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