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電験三種 合格への厳選100問
第2版

定価(税込)  3,024円

著者
サイズ A5判
ページ数 296頁
ISBNコード 978-4-526-07417-2
コード C3054
発行月 2015年05月
ジャンル 資格試験 電気・電子

内容

電験三種の問題集は多数あるが、「解答はわかっても解き方がよくわからない」、さらに「解き方はわかっても、出題の意図がわからないので、類似問題に対応できない」という読者の不満がある。本書は、「問題1問1問を丁寧に解くことの大事さ」をイメージし、「解ければよい」のではなく、「その問題の出題意図まできちんと把握し、その問題で一番問われている部分を理解する」ことを目指した問題集の第2版。

石井理仁  著者プロフィール

(いしい まさひと)
自家用電気主任技術者を30年以上経験し,平成20年度電気保安功労者経済産業大臣賞受賞。
現  在 専門学校 都立職業能力開発センター講師
日本電気協会ほかで電験三種受験準備講師
第一種電気工事士定期講習講師,認定電気工事従事者講習講師
資  格 技術士(電気電子部門),電気主任技術者第一種,労働安全コンサルタント(電気),1級電気工事施工管理技士,職業訓練指導員
著  書 日刊工業新聞社刊「電験用語辞典」(共著),同「電験三種合格テクニック」理論/機械,電力/法規の問題集,一部共著,同「電験三種合格の計算シリーズ1~4」電磁気・静電気計算,交流計算,機械計算,電力・法規計算の4冊,同「電験三種合格の数学第2版」,同「電験三種レベルアップ問題集」,同「電験二種レベルアップ問題集」,同「電験二種合格の数学第2版」,「電験三種必須項目Q&Aシリーズ第2版「理論」「電力」「機械」「法規」」,オーム社刊「ビギナーのための電気Q&A」,同「現場技術者のための電気Q&A」

目次

はしがき
この本の使い方

電験三種の出題傾向と対策  
Ⅰ 理論の厳選 26
 1.オームの法則  
 2.分流器と多重範囲電流計  
 3.回路計算  
 4.L,Cを含む直流回路  
 5.交流の表し方と位相  
 6.交流は複素数で計算する  
  疑問1 jとは?
 7.交流直列回路の位相差  
 8.アドミタンスは便利  
 9.直列共振と並列共振  
 10.交流回路の電力  
 11.三相回路の電流と電力  
 12.静電気のクーロンの法則と電界の強さ 
 13.コンデンサの接続と合成容量  
 14.電気力線と電界の強さ  
 15.電位と電界  
 16.平行平板コンデンサとエネルギー  
   疑問2 コンデンサに誘電体を挿入するのは?
 17.電磁力,起電力の式  
 18.電流と磁界に関する三つの法則  
 19.平行導体に働く力  
 20.自己インダクタンス  
   疑問3 「磁気回路のオームの法則」とは?
 21.p形半導体とn形半導体  
 22.電子の運動  
 23.トランジスタの増幅作用  
   疑問4 温度によりコレクタ電流が変わる?
 24.トランジスタの等価回路とhパラメータ  
 25.電界効果形トランジスタFET  
 26.演算増幅器  

Ⅱ 電力の厳選 25
 27.水車の種類  
   疑問5 比速度とは?
 28.水力発電所出力  
 29.水撃作用とキャビテーション  
   疑問6 吸出し高さとは?
 30.汽力発電所のしくみと構成  
 31.汽力発電所の熱サイクル  
   疑問7 亜臨界圧と超臨界圧って?
 32.汽力発電所の熱効率,燃料消費量計算  
   疑問8 汽力発電と火力発電は同じ意味?
 33.コンバインドサイクル  
 34.原子力のエネルギー計算  
 35.PWRとBWR  
 36.再生エネルギー  
 37.変電所の機器  
 38.系統の電圧調整  
 39.避雷器と過電圧  
 40.%Zと短絡電流計算  
 41.電力用コンデンサの計算  
 42.送電線の障害  
 43.中性点接地方式  
 44.地中ケーブルの電力損失  
 45.支線とたるみ計算  
   疑問9 アークホーンと送電用避雷装置の違いは?
 46.高圧配電線路を構成する機器  
 47.配電線の電圧調整,保護  
 48.変圧器の計算  
 49.配電線の電圧降下計算  
 50.単3の計算  
 51.電気材料  

Ⅲ 機械の厳選 28
 52.直流機の誘導起電力  
 53.直流機の計算  
 54.直流電動機の励磁と特性  
 55.同期機の短絡比と%Z  
 56.同期発電機の等価回路とベクトル図  
 57.同期電動機のベクトル図と出力  
 58.誘導機の原理と構造  
 59.誘導機の等価回路と入出力  
 60.誘導機の出力とトルク  
 61.巻線形誘導機の比例推移  
 62.誘導機の始動法と速度制御  
 63.電動機応用  
 64.変圧器の等価回路と換算係数  
 65.変圧器の%Zと電圧変動率  
 66.変圧器の損失と効率計算  
 67.変圧器の並行運転  
 68.遮断器,電力用コンデンサ  
 69.自動制御の基礎  
 70.伝達関数の計算  
 71.パワエレの基礎  
 72.素子による整流回路の違い  
 73.チョッパ,インバータ  
 74.ランプとその評価  
 75.照明計算  
 76.熱計算  
   疑問10 熱の移動とは?
 77.電気加熱方式  
 78.電気化学  
 79.論理回路  

Ⅳ 法規の厳選 21
 80.電気事業法の目的  
 81.電気工作物とその分類  
 82.保安規程と主任技術者  
 83.事業用電気工作物の手続き  
 84.国の監督権限  
 85.電気工事士法の自家用電気工作物  
 86.技術基準の「総則」  
 87.技術基準の「供給施設,使用場所」  
 88.解釈の接地工事の規制  
 89.解釈の「用語」  
 90.解釈の「総則」  
 91.解釈の「発電所等,地中電線路」  
 92.解釈による風圧荷重計算  
 93.解釈の「低圧屋内幹線の施設」  
 94.解釈の「電気使用場所」  
 95.電気管理の知識  
 96.絶縁耐力試験の計算  
 97.1線地絡電流の計算  
 98.需要率,負荷率,不等率の計算  
 99.電力用コンデンサ,変圧器の計算  
   疑問11 変圧器効率の概数は?
 100.自家用発電所の運用計算  

Ⅴ 実力問題の解説・解答
 Ⅰ 理論  
 Ⅱ 電力  
 Ⅲ 機械  
 Ⅳ 法規  

さくいん
質問用紙

はじめに

「電験三種 合格への厳選100問」(以下「100問」という)は発刊後,7年が経過し,読者に支えられ増刷りにもなりました。 
 しかし,著者がこの「100問」をテキストに電験三種対策講習会の講師も数多く経験して,発刊当初の「100問」のテーマは多少ですが最新の電験の変遷から修正の必要性を感じてきました。このような背景からテーマの見直しを行った結果,およそ全テーマの四分の一を新しくしたのがこの第2版です。第2版では科目の配分が理論25問→26問,電力31問→25問,機械30問→28問,法規14問→21問になり,計算問題の比率が6割から,少し減らして54%になりました。これは,電験三種の4科目の計算問題の比重がおよそ52.5~55%の数値とほぼ同じになり,初版では他書でも補うよう勧めた法規についても,「100問」一冊で合格できるように配慮しました。さらに第2版では,各テーマごとに取り上げた問題はすべて最新のものに刷新しましたが,当初より出版社が著者へ求めた以下の命題は,そのまま受け継いでおります。
・読者が見やすく理解しやすいもので著者が手間をかけた本であること。
・著者及び出版社の独自性が出ているもので,他社にないもの。
・4科目を一冊にまとめたもの。
・問題1問を見開き2ページ(3ページも可)で丁寧に解説したもので,図や知識がある重厚なもの。
・少し変形された問題にも対応できる基本が解説されたもの。
・知識(文章)問題も無視しないもの。
 以上の六つの命題にも応えた「100問」を手にした全員が最新の電験が求めるテーマを学習することよって難関になった電験三種合格の栄冠を勝ち取っていただき,社会で活躍できることを出版社ともども願っています。

平成27年5月
著者しるす

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