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PM2.5危機の本質と対応
日本の環境技術が世界を救う

定価(税込)  1,620円

著者
サイズ 四六判
ページ数 192頁
ISBNコード 978-4-526-07400-4
コード C3034
発行月 2015年03月
ジャンル ビジネス 環境

内容

大気汚染や健康被害などPM2.5がもたらすインパクトを正しく理解する人は少数と言われる中で、最大の発生源である中国において集塵濾過、センシングから排ガス対策、電気自動車開発など日本が誇る技術で市場を拓く機運が熟してきた。その動向を整理して示す。

石川憲二  著者プロフィール

(いしかわ けんじ)

ジャーナリスト、作家、編集者

1958年東京生まれ。東京理科大学理学部卒業。週刊誌記者を経てフリーランスのライターおよび編集者に。書籍や雑誌記事の制作および小説の執筆を行っているほか、30年以上にわたって企業や研究機関を取材し、科学・技術やビジネスに関する原稿を書き続けている。主な著書に『宇宙エレベーター』『電気とエネルギーの未来は? 新技術の動向と全体最適化への挑戦』『「未来マシン」はどこまで実現したか?』(オーム社)、『化石燃料革命』『ミドリムシ大活躍!』『トライボロジーがもたらす驚きの世界』(日刊工業新聞社)、『砂漠の国に砂を売れ ありふれたものが商品になる大量資源ビジネス』(角川書店)などがある。

目次

少し長い序章 PM2・5の基礎知識 
疑問1 PM2・5とは何か? 

疑問2 大気汚染問題におけるPM2・5の位置づけは? 

コラム 煙突っていったいなんだったのか? 

疑問3 PM2・5はどこで発生するのか? 

疑問4 PM2・5はどうやって拡散していくのか? 

疑問5 PM2・5によりどんな健康被害が生じるのか? 

コラム 怖いのはPM2・5と一緒にやってくる毒物 

疑問6 PM2・5濃度と健康被害の関係は? 

疑問7 PM2・5にはどんな対策があるのか? 



第1章 中国の大気汚染は21世紀型の環境問題 

アメリカ大使館が中国の環境報告センター? 
同じPM2・5濃度でも米中で判定が異なる理由 

最新データに見る中国主要都市の汚染状況 

PM2・5濃度が測定不能になるほどのスモッグ 

コラム 北京マラソンにみる中国の不思議 

中国の大気汚染が長期化している理由 

なかなか進まない自動車の排気ガス対策 

石炭を大量利用しなければならない中国の事情 

コラム 原油価格の急落は中国に何をもたらすか? 
北京の空気を汚す北西の砂漠 



第2章 PM2・5対策の成否が中国の未来を決める 

「一瞬」の青空のために… 
APECブルーが中国政府を動かしていく? 

中国が支払う巨額な環境マネー 
環境政策への抵抗勢力は地方政府と中間層 

中国の環境汚染はGDPも蝕んでいる 



第3章 日本に訪れた大きなビジネスチャンス 

「脱硝・集塵・脱硫」の総合排煙処理システム 

コラム PM2・5を除去する集塵機の基礎知識 
日本の火力発電所は世界一クリーン 
日本の先端技術が世界の環境を守ってきた 

中国市場で日本車は強みを発揮できるか? 

環境ビジネスで活気づく日本の製造業 

中国の環境志向が世界の経済地図を塗り替える 

設備投資は工業分野だけに留まらない 

第4章 拡大していく環境ビジネスの世界市場 

インドの環境汚染が心配される理由 

中国、インドに続く環境ビジネスの有望市場は? 
コラム 自動車関連の環境ビジネスは日本が有利 

温暖化対策からイメージまで多角化する環境ビジネス 

おわりに 
参考資料 

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