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技術士第二次試験
「口頭試験」受験必修ガイド
第4版

定価(税込)  2,160円

著者
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サイズ A5判
ページ数 184頁
ISBNコード 978-4-526-07380-9
コード C3050
発行月 2015年03月
ジャンル その他 資格試験

内容

技術士第二次試験口頭試験の完全対策本の第4版。受験申込書の段階から、具体的にわかりやすく解説している。数多くの受験者から得た試問事例を元にしているので、実際の試験に役立つ情報が満載。特に、口頭試験における技術的対話とはどういうものか、さらにその技術的対話を成立させるための準備はどうしたらよいのか等を具体的な事例によって、十分に理解できるようにしている。

重版中

杉内正弘  著者プロフィール

(すぎうち まさひろ)
技術士(総合技術監理部門、建設部門)
 1978年3月武蔵工業大学工学部土木工学科卒業
 現在、(株)協和コンサルタンツ勤務
 公益社団法人日本技術士会青年技術士懇談会副代表幹事、研究開発規制調査委員会委員、JABEE審査員などを歴任
 日本技術士会CPD認定会員、土木学会会員
 資格:技術士(総合技術監理部門、建設部門)、APECエンジニア(Civil)、EMF国際エンジニア、大気関係第一種公害防止管理者、一級土木施工管理技士、一級舗装施工管理技術者、測量士、コンクリート技士など
 著書:『技術士第一次試験「建設部門」受験必修キーワード700』、『年度版 技術士第一次試験「建設部門」受験必修問題350』、『年度版 技術士第一次試験「建設部門」専門科目 受験必修過去問題集〈解答と解説〉』、『技術士第二次試験「建設部門」〈必須科目〉論文対策キーワード』、『年度版 技術士第二次試験「建設部門」〈必須科目〉択一対策キーワード』、『年度版 技術士第二次試験「建設部門」必須科目択一試験過去問題〈解答と解説〉』、『建設系技術者のための技術士受験必修ガイダンス』(日刊工業新聞社)、以下共著『技術士第一次試験合格ライン突破ガイド』、『技術士第二次試験合格ライン突破ガイド』、『建設系技術者のための技術士第二次試験「総合技術監理部門」受験必修ガイド』、『建設技術者・機械技術者〈実務〉必携便利帳』ほか(日刊工業新聞社)、『事例に学ぶトレードオフを勝ち抜くための総合技術監理のテクニック』ほか(地人書館)、『技術士試験建設部門 傾向と対策』ほか(鹿島出版会)

福田 遵  著者プロフィール

(ふくだ じゅん)
技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)
 1979年3月東京工業大学工学部電気・電子工学科卒業
 同年4月千代田化工建設(株)入社
 2002年10月アマノ(株)入社
 2013年4月アマノメンテナンスエンジニアリング(株)副社長
 公益社団法人日本技術士会青年技術士懇談会代表幹事、企業内技術士委員会委員などを歴任
 日本技術士会、電気学会、電気設備学会会員
 資格:技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)、エネルギー管理士、監理技術者(電気、電気通信)、宅地建物取引主任者、ファシリティマネジャーなど
 著書:『例題練習で身につく技術士第二次試験論文の書き方 第3版』、『技術士第二次試験「電気電子部門」対策と問題予想 第3版』、『技術士第二次試験「建設部門」対策と問題予想 第3版』、『技術士第二次試験「機械部門」対策と問題予想 第3版』、『技術士第二次試験「電気電子部門」択一式問題150選 第2版』、『技術士第二次試験「建設部門」択一式問題150選 第3版』、『技術士第二次試験「機械部門」択一式問題150選 第2版』、『トコトンやさしい発電・送電の本』、『トコトンやさしい電気設備の本』(日刊工業新聞社)等

目次

はじめに

第1章 技術士第二次試験における口頭試験
1.技術士までの道
    (1)技術士とは
    (2)技術士になるためのステップ
2.口頭試験の概要
    (1)試験日程
    (2)口頭試験の形式
    (3)試問事項と合格基準
    (4)口頭試験の合格率の現状
3.口頭試験の目的
4.受験申込書の作成
5.「技術的体験論文」と『業務内容の詳細』
    (1)「技術的体験論文」
    (2)『業務内容の詳細』
6.口頭試験までの準備
    (1)筆記試験内容の再現
    (2)『業務内容の詳細』についての想定問答
    (3)その他の準備
7.口頭試験の流れ
    (1)口頭試験会場での受付
    (2)試験室に入る
    (3)質問の方法
    (4)『業務内容の詳細』の注意
    (5)試問事項の順番
    (6)口頭試験の終了
8.口頭試験の受け方
    (1)態度について
    (2)回答について
    (3)望ましい回答姿勢について
    (4)基本的な答え方と姿勢

第2章 業務経歴票の書き方
1.業務経歴(勤務先における業務経歴)の書き方
2.「業務経歴」に対する『業務内容の詳細』の記載事例
    (1)『業務内容の詳細』記載例─1(電気電子部門:電気設備科目)
    (2)『業務内容の詳細』記載例─2(電気電子部門:電気設備科目)
    (3)『業務内容の詳細』記載例─3(電気電子部門:電気設備科目)
3.口頭試験における試験委員との技術的対話
 3. 1 『業務内容の詳細』記入の目的
 3. 2 平成24年度試験までの「技術的体験論文」で求めていたこと
 3. 3 試験委員との技術的対話
 3. 4 技術的対話を成立させるための技術内容
4.『業務内容の詳細』の書き方
 4. 1 総合技術監理部門を除く技術部門
    (1)「立場」と「役割」
    (2)「成果等」
 4. 2 総合技術監理部門
    (1)「立場」と「役割」
    (2)「成果等」
5.『業務内容の詳細』のテーマ選定
    (1)技術的問題点が明確であるか、またその問題点が絞られたものであるか
    (2)技術的問題点や解決策が受験申込書に記入した「専門とする事項」と一致しているか
    (3)自分が責任者として主役で実施したものであるか
    (4)成果をもたらした解決策に独創性(応用性)や新規性があるか
    (5)経済的効果が見られるかどうか
6.『業務内容の詳細』に書くべきことと書く必要のないこと
    (1)業務実施時期(期間)
    (2)業務(プロジェクト)の名称
    (3)固有名詞
    (4)「課題」や「問題点」の数
    (5)必ず書かなければならない技術的解決策
    (6)書くべき「技術的提案の成果」と書く必要のない「プロジェクトの成果」
    (7)書く必要のない「現時点における技術的評価と今後の展望」
    (8)書いてはいけない「図表」
7.『業務内容の詳細』例(8例)
    (1)技術的体験論文例─1(上下水道部門:上水道及び工業用水道科目)
    (2)技術的体験論文例─2(建設部門:河川、砂防及び海岸・海洋科目)
    (3)技術的体験論文例─3(建設部門:鋼構造及びコンクリート科目)
    (4)技術的体験論文例─4(建設部門:建設環境科目)
    (5)技術的体験論文例─5(機械部門:流体工学科目)
    (6)技術的体験論文例─6(電気電子部門:電気設備科目)
    (7)技術的体験論文例─7(総合技術監理部門:機械─流体工学科目)
    (8)技術的体験論文例─8(総合技術監理部門:電気電子─電気設備科目)

第3章 口頭試験の対策
1.口頭試験の試問事項
    (1)総合技術監理部門以外の技術部門
    (2)総合技術監理部門
2.技術的体験を中心とする経歴の内容及び応用能力
    (1)「経歴及び応用能力」についての試問方法
    (2)「経歴及び応用能力」についての試問例
     (総合技術監理部門以外の技術部門)
    (3)「経歴及び応用能力」についての試問例
     (総合技術監理部門)
3.技術士としての適格性及び一般的知識
 3. 1 技術者倫理
    (1)技術士倫理綱領
    (2)倫理事例
    (3)技術者倫理の試問例
 3. 2 技術士制度の認識その他
    (1)技術士法関連
    (2)技術士CPD
    (3)技術士制度の認識その他の試問例
4.口頭模擬試験リスト
5.不適切と考えられる回答例と適切と考えられる回答例
    (1)質問内容の理解不足例
    (2)回答がわからない試問例
    (3)結論があいまいな回答例
    (4)議論となる可能性のある試問例
    (5)質問の意図を理解しなければならない試問例
    (6)自分が得意とする内容の試問に対する回答例
    (7)受験申込書に記入している「専門とする事項」に関わる回答例
    (8)総合技術監理の視点に関する試問例
6.口頭試験事例
    (1)事例1(建設部門)
    (2)事例2(電気電子部門)
    (3)事例3(総合技術監理部門)
7.最近の口頭試験の状況
8.これだけは準備しておきたい口頭試験対策
    (1)『業務内容の詳細』の完成レベルによる対応を検討しておくこと
    (2)自分の業務経歴について簡潔に説明できるようにしておくこと
    (3)筆記試験で解答した問題に対して見直しを行い、補足すべき点を検討しておくこと
    (4)技術士等の義務・責務について理解し、5つの項目を言えるようにしておくこと
    (5)必ず一度は口頭模擬試験を体験しておくこと
    (6)自信を持って口頭試験に臨むこと

おわりに

はじめに

 平成25年度から技術士第二次試験の試験制度が改正され、口頭試験においては試問事項が少なくなって試問時間が20分に短縮されるとともに、最も重視されている「応用能力」の試問方法が変わりました。その結果、平成25年度以降の口頭試験の合格率は、平成24年度以前の8割程度から9割程度へと高くなりました。これは、受験者にとっては技術士資格を得るチャンスが広がったという点で歓迎すべきことですが、口頭試験で不合格になったときのショックは、これまでよりも大きくなります。しかも、口頭試験で不合格になってしまった場合には、翌年以降に改めて筆記試験から受験をしなおさなければなりません。
 筆記試験に合格したならば、何としても口頭試験に合格したいというのは、すべての受験者に共通する思いなのではないでしょうか。そのためには、新たな試験制度に対応した受験対策をしっかりと行っておくことが望まれます。

 口頭試験では、筆記試験における答案(総合技術監理部門以外では課題解決能力を問う問題)と業務経歴票によって、受験者の「経歴及び応用能力」が評価されます。とりわけ「応用能力」は、受験申込書の業務経歴票に記載する『業務内容の詳細』をもとに評価されることから、これが口頭試験の合否を大きく左右するといっても過言ではありません。しかも業務経歴票は、提出後に差し替えることはできません。したがって、業務経歴票に記載する『業務内容の詳細』をおろそかにしてしまうと、せっかく筆記試験に合格しても、そのときになって悔やむことになってしまいます。口頭試験に確実に合格するためには、高等の専門的な応用能力をしっかりとアピールできる内容の技術的体験を業務経歴票に記載しておくこと、そして口頭試験で試問される内容を事前に理解しておき、口頭試験の場で適切な回答ができるようにしておくことが必要です。
 しかしながら一方では、筆記試験合格の連絡を受けた後に『業務内容の詳細』をもっとちゃんと書いておけば良かったという受験者も多いのではないかと思います。本書は、受験申込時に業務経歴票に記載する『業務内容の詳細』を、適切にまとめられるようにすることはもちろんのこと、筆記試験合格後に『業務内容の詳細』が不十分と考えている受験者に対しても、そのレベルに応じた口頭試験での対応ができるようにしています。

 適切な口頭試験の対策方法を提供することによって受験者の合格を後押しすることは、文部科学省や日本技術士会の目指す方向に沿うばかりではなく、我が国の技術発展のためにもなると考えています。本書はこのような考えに基づき、「業務経歴票の書き方」と「口頭試験の対策」の2つの内容を軸に、合格できる口頭試験の受け方を可能な限り、具体的にわかりやすく示すことを狙いとしました。特に、本書では、口頭試験における技術的対話とはどういうものか、さらに技術的対話を成立させるための『業務内容の詳細』の書き方はどうしたらよいのか等を具体的な記載例によって、十分に理解できるようにしています。また、口頭試験当日に向けた対策としては、実際にどのような内容の試問が出されるのかを示すことによって、事前に十分な対策を進められるように配慮しました。そのため新たな試験制度になってからの試問内容について、実際に問われたことをもとに数多く示すようにしました。
 この本を手にしたあなたは、技術士第二次試験の口頭試験における合格の可能性が飛躍的に高くなるものと確信しています。

 本書によって、適切な口頭試験対策を進めていただき、確実に『技術士第二次試験合格』の栄冠を勝ち取っていただくことを願ってやみません。

平成27年2月
杉内正弘

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