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技術士(第一次・第二次)試験
「電気電子部門」受験必修テキスト
第3版

定価(税込)  2,376円

著者
サイズ A5判
ページ数 228頁
ISBNコード 978-4-526-07347-2
コード C3054
発行月 2015年01月
ジャンル 資格試験 電気・電子

内容

技術士第一次試験、および第二次試験の電気電子部門を受験する際に必要な知識を整理して、解説したもの。技術士「電気電子部門」(第一次試験、第二次試験両対応)の膨大な試験範囲を、強電、弱電の区別なく分野別に紹介した技術士「電気電子部門」受験のための学習テキストの定本。今回の改版では、新たな知識を加え、内容をさらに精査したもの。

福田 遵  著者プロフィール

(ふくだ じゅん)
 
技術士(総合技術監理部門,電気電子部門)
 1979年3月東京工業大学工学部電気・電子工学科卒業
 同年4月千代田化工建設(株)入社
 2002年10月アマノ(株)入社
 2013年4月アマノメンテナンスエンジニアリング㈱副社長
(社)日本技術士会青年技術士懇談会代表幹事,企業内技術士委員会委員などを歴任
 日本技術士会,電気学会,電気設備学会会員
 資格:技術士(総合技術監理部門,電気電子部門),エネルギー管理士,監理技術者(電気,電気通信),宅地建物取引主任者,ファシリティマネジャーなど
 著書:『技術士第二次試験「電気電子部門」対策と問題予想 第3版』,『技術士第二次試験「電気電子部門」択一式問題150選 第2版』,『例題練習で身につく技術士第二次試験論文の書き方 第3版』,『技術士第二次試験「口頭試験」受験必修ガイド 第3版』,『技術士第一次試験「基礎科目」標準テキスト 第2版』,『技術士第一次試験「電気電子部門」択一式問題200選 第4版』,『トコトンやさしい電気設備の本』,『トコトンやさしい発電・送電の本』,『トコトンやさしい実用技術を支える法則の本』,『電設技術者になろう!』,『アリサのグリーン市民への旅』(日刊工業新聞社)等

目次

はじめに

第1章 発送配変電
1 水力発電
(1) 水力発電の原理
(2) 水車
(3) 揚水発電
2 火力発電
(1) 火力発電の原理
(2) ボイラと環境対策
(3) 蒸気タービン
(4) コンバインドサイクル発電
3 発電機
(1) 火力発電機
(2) 水車発電機
4 原子力発電
(1) 原子炉の構成
(2) 沸騰水形原子炉(BWR)
(3) 加圧水形原子炉(PWR)
(4) 蒸気タービン
5 新エネルギー発電
(1) 風力発電
(2) 地熱発電
(3) 燃料電池
(4) 海洋エネルギー発電
6 送電
(1) 電力系統
(2) 架空送電
(3) 地中送電
(4) 直流送電
7 配変電
(1) 高圧配電方式
(2) 中性点接地方式
(3) 電力系統安定度向上
(4) 短絡容量
(5) 無効電力補償
(6) 需要諸係数

第2章 電気応用
1 電気回路
(1) 直流回路
(2) 過渡現象
(3) コンデンサとコイル
(4) 交流回路
(5) 三相交流
(6) ひずみ波交流
2 電磁気学
(1) アンペールの法則
(2) レンツの法則
(3) フレミングの左手の法則
(4) フレミングの右手の法則
3 回転機
(1) 直流機
(2) 同期機
(3) 誘導機
4 変圧器
(1) 変圧器の特性
(2) 変圧器の種類
(3) 変圧器の結線
(4) 変圧器の並行運転
5 電気加熱
(1) 抵抗加熱
(2) 赤外加熱
(3) アーク加熱
(4) 熱プラズマ加熱
(5) 誘導加熱
(6) 誘電加熱
(7) マイクロ波加熱
(8) レーザ加熱
(9) 電子ビーム加熱
6 照明光源
(1) 白熱電球
(2) 蛍光ランプ
(3) HIDランプ
(4) LED照明
(5) その他のランプ4
7 パワーエレクトロニクス
(1) ダイオード
(2) 逆阻止三端子サイリスタ5
(3) トライアック
(4) ゲートターンオフサイリスタ(GTO)
(5) バイポーラパワートランジスタ
(6) パワーMOSFET
(7) 絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)
(8) SI(静電誘導)トランジスタ
8 電池
(1) 一次電池
(2) 二次電池
(3) 新型電池
(4) 電力貯蔵技術
9 電気電子材料
(1) 導電材料
(2) 抵抗材料
(3) 半導体材料
(4) 絶縁材料
(5) 磁性材料
10 電気鉄道
(1) 電気方式
(2) 直流電気車
(3) 交流電気車

第3章 電子応用
1 電子デバイス
(1) 半導体
(2) ダイオード
(3) トランジスタ
2 電子回路
(1) 電力増幅回路
(2) 演算増幅器(オペアンプ)
(3) 電源回路
(4) 共振回路
(5) 論理回路
3 制御
(1) 制御
(2) フィードバック制御
(3) PID制御
(4) ラプラス変換とz変換
(5) ロボット制御
4 計測
(1) 計器の種類
(2) 物理効果とその応用
(3) センサ
(4) 精度
5 記憶装置

第4章 情報通信
1 無線通信
(1) 電波の種類と性質
(2) アンテナ
(3) 移動体通信
(4) 衛星通信
(5) テレビ放送
2 光ファイバ通信
(1) 光ファイバの特徴
(2) 光源と損失
(3) 光増幅器
(4) 変調方式
3 LAN
(1) 有線LAN
(2) 無線LAN
4 インターネット
(1) OSI参照モデル
(2) TCP/IP
(3) IPv6
(4) 回線交換とパケット交換
(5) VoIP
5 伝送システム
(1) 変調方式
(2) 多重化
(3) 標本化定理と符号化
6 情報理論
(1) フーリエ変換と離散フーリエ変換
(2) 符号の木
(3) 通信路符号化
(4) パリティチェック方式

第5章 電気設備
1 受電設備
(1) 開閉装置
(2) 力率
2 自家用発電設備
(1) 原動機
(2) コジェネレーション
(3) 分散型電源と系統連系
3 幹線設備
(1) 幹線の種類
(2) 配電電圧
(3) 配線材料
4 照明設備
(1) 照明の基本用語
(2) 照明器具の配光
(3) 照明器具配置による分類
(4) 照度計算
(5) 照明効果に関する用語
5 テレビ共同受信設備
6 動力・熱源設備
(1) 電動機に関する計算式
(2) ヒートポンプ
(3) 配電線路の中性線欠相事故時の電圧
7 障害
(1) 電磁障害
(2) 高調波障害
8 電気設備技術基準
(1) 電圧
(2) 安全・保護対策
(3) 絶縁性能
(4) 接地
(5) 遮断時間
(6) 低圧幹線の許容電流

おわりに

はじめに

 平成16年頃に,技術士試験の中でも電気電子部門の合格率が他の技術部門よりも低い理由を調査しました。その原因の一つとして,平成13年度試験から技術士第二次試験に採用された択一式問題があることに気が付きました。電気電子部門は,選択科目から均等に問題を出題する傾向がその頃は強かったために,強電から電子技術までを含む電気電子部門では,第一次試験,第二次試験ともに,受験者がどういった勉強を行えばよいのかわからない状況が長く続いていました。そこで,平成17年春に本著を出版し,技術士試験で勉強すべき内容の指針を示せたと思っています。その後,平成21年には改訂第2版を出版して,広く受験者に活用していただけたと考えております。
 なお,択一式問題の対策としては,平成18年には,『技術士第一次試験「電気電子部門」択一問題150選』を出版し,その後は『技術士第一次試験「電気電子部門」択一問題200選』とタイトルを変えて,現在でも定期的に改訂を行っています。また,技術士第二次試験については,『技術士第二次試験「電気電子部門」択一問題150選』を平成24年末に出版し,その改訂版を平成25年末に出版しています。試験対策として過去問題を勉強することは重要ですが,テキストと問題集を使って勉強するというのが基本的な試験対策であるのはどの試験でも同じです。そういった点で見ると,技術士試験の電気電子部門では唯一のテキストである本著は,第2版出版後に試験制度の改正もあり,内容が陳腐化しているため,このたび,久々に改訂版を出版することとしました。
 改訂にあたっては,平成24年度試験までは口頭試験で電気電子部門の技術全般に関する内容の試問が行われていましたので,旧版ではそういった内容も含めていました。しかし,平成25年度試験からは口頭試験で技術全般の内容を試問する試験科目が廃止されたために,それまで口頭試験で試問されていた内容については削除し,純粋に第一次試験と第二次試験の筆記試験で出題される内容に絞って改訂を行うこととしました。そのため,大幅な改訂となりましたが,これから筆記試験に挑戦する受験者にとっては有効なテキストになったと自負しております。
 技術士一次試験の合格ラインは50%ですし,第二次試験の合格ラインは60%ですので,ここで扱っている内容を完全に把握でき,自分の選択科目の内容についての知識を十分持てるようになれば,第一次試験の専門科目および第二次試験の筆記試験は,十分に合格ラインを突破できると思います。
 電気電子部門の技術士は非常に価値ある資格ですので,ぜひ難関と言われる技術士(電気電子部門)となって,技術士法第1章第1条の目的のとおり,科学技術の向上と国民経済の発展に資するようになってもらいたいと思います。
 最後に,本著の初版の出版から編集を担当しておられる日刊工業新聞社出版局の鈴木徹さんをはじめとするスタッフの皆様に対し深く感謝いたします。
 
2014年12月 
福田 遵

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