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ミドリムシ大活躍!
小さな生物が創る大きなビジネス

定価(税込)  1,620円

著者
サイズ 四六判
ページ数 200頁
ISBNコード 978-4-526-07149-2
コード C3034
発行月 2013年10月
ジャンル ビジネス

内容

植物と動物の性質をあわせ持つミドリムシ(学名ユーグレナ)が「夢の素材」として注目を集めている。食料や医薬品、燃料、プラスチックの原料、藻類バイオマスとしての実用化も一部ですでに始まった。そんなミドリムシの優れた特性や応用例、将来展望などをやさしい文章と興味深い実例で紹介する。

石川憲二  著者プロフィール

(いしかわ けんじ)
ジャーナリスト、作家、編集者
1958年東京生まれ。東京理科大学理学部卒業。週刊誌記者を経てフリーランスのライターおよび編集者に。書籍や雑誌記事の制作および小説の執筆を行っているほか、30年以上にわたって企業や研究機関を取材し、科学・技術やビジネスに関する原稿を書き続けている。扱ってきた領域は電気・電子、機械、自動車、航空・宇宙、船舶、材料、化学、コンピュータ、通信、デバイス、システム、ロボット、エネルギー・資源、生産技術、知的財産など。主な著書に『自然エネルギーの可能性と限界』『電気とエネルギーの未来は?』『海底資源』『「未来マシン」はどこまで実現したか?』(オーム社)、『化石燃料革命』(日刊工業新聞社)、『メモリ技術が一番わかる』(技術評論社)、『海洋資源大国めざす日本プロジェクト! 海底油田探査とメタンハイドレートの実力』(角川SSC新書)などがある。

目次

序章 ミドリムシ、あなたの隣のすごいやつ 
〔用語解説〕 

第1章 ミドリムシと米さえあれば人は生きられる 
─ 完全栄養食品としての可能性 ─
 クロレラを上回る栄養価と吸収性 
 2005年から培養が始まったミドリムシ 
 食料が豊富な国でも「飢餓」は起きる 
 クッキーからラーメンまで多様なミドリムシ食品 
 牛も魚も元気に育つミドリムシ飼料 
コラム  ミドリムシエキスを使った化粧品 
 ミドリムシが生成するパラミロンへの期待 
 ミドリムシ由来の医薬品開発に向けて 
コラム ミドリムシはタンパク質でできた超ハイテクマシン 

第2章 ミドリムシがジェット機を飛ばす日 
─ 開発が進むミドリムシ燃料の現状と未来 ─
 植物系バイオ燃料からミドリムシ燃料へ 
 チャンスとなるジェット燃料の価格上昇 
 ミドリムシ燃料の生み出す経済的価値 
 航空会社はミドリムシ燃料の利用に積極的 
コラム バイオ燃料の普及に動き出した世界の航空業界 

第3章 地球温暖化や水の汚染を防止する切り札 
─ 二酸化炭素固定から水質浄化プラントまで ─
 二酸化炭素の貯留から有効利用へ 
 火力発電所の排気をそのまま利用できるミドリムシ 
 東京湾の水質浄化に貢献 
 除去したい物質ごとに最適なミドリムシがいる 
コラム 宇宙旅行には、ミドリムシが欠かせない? 

第4章 石油を使わずにプラスチックをつくる 
─ ミドリムシを原料にしたバイオ素材開発 ─
 なぜミドリムシからプラスチックをつくるのか? 
 石油系プラスチックを上回るすぐれた特性 
 ミドリムシ・プラスチックの持つ可能性 
 生分解性プラスチックが地球を救う 
 バイオ&生分解性プラスチックを普及させる力 

第5章 日本は藻類バイオマスの先進国 
─ ミドリムシそして藻類による新ビジネスの創生へ ─
 10種類以上の藻類が研究されている 
 藻類バイオマスの長所と短所 
 コストがかからない生産地を探せ! 
 成功の鍵はビジネスモデルの広がり 
コラム 地中の石油をつくったのは「誰」なのか? 
 ミドリムシと藻類バイオマスの未来は? 

おわりに ミドリムシ&藻類バイオマスを日本のお家芸に! 
巻末資料 主なミドリムシ商品 
参考資料 

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