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樋口廣太郎に学ぶ人生と仕事を磨く言葉
永久に躍動するアサヒビール再建のスピリット

定価(税込)  1,620円

著者
サイズ 四六判
ページ数 224頁
ISBNコード 978-4-526-07121-8
コード C3034
発行月 2013年08月
ジャンル ビジネス

内容

アサヒビールを再建した樋口廣太郎氏の常に前向きでネアカな経営姿勢は、今なお広く財界から支持されている。アベノミクスへの期待と閉塞感が錯綜する中で、樋口氏の言を通じて「逆境を乗り越え、自ら新しい流れをつくれる」人材になるためのヒントを示唆する。

皆木和義  著者プロフィール

(みなぎ・かずよし)
1953年、岡山県生まれ。早稲田大学法学部卒。経営コンサルタント、作家、歴史研究家として幅広く活動。平成ニュービジネス研究所所長、(株)ハードオフコーポレーション(東証一部)代表取締役社長、経済産業省消費経済審議会委員などを歴任。一般社団法人 日本中継ぎ経営者協会理事長、NPO法人 確定拠出型年金教育・普及協会理事長も務めている。
『企業の品格』『松下幸之助の菜根譚』『稲盛和夫と中村天風』『武蔵の学習力』など著書多数。

〈一般社団法人 日本中継ぎ経営者協会〉
電話:0120–373–518  mail:mina11711788@goo.jp

目次

目次


プロローグ 

第1章 仕事は人生最大の舞台 
仕事は人生最大の舞台 
「おかげさま」の感謝の心で 
いっぺんには二階に飛び上がれない 
勢いがついたら、そのまま気持ちよく飛ばせ 
嫌な仕事ほどあなたの実力がつく 
「職商人」になれ 
信念を貫き通せ 

第2章 ピンチはチャンス! 
逆境は変化できる最大のチャンス 
病める貝にのみ真珠は宿る 
会社を辞めるとき 
地力を磨き高め続ける 
失敗したら、もう一度やり直せばいい 
ピンチから這い上がるには 

第3章 「おいあくま」の仕事力 
企業が必要な人材になるには 
人は「熱気球」だ 
形から入る 
芸術で感性と創造性を磨け 
人は一〇年単位で育てる 
目指すは桃太郎集団 
常に新しい知識や技術に挑戦する 

第4章 冷めた心に火をつけろ 
心のダイナモを回せ! 
チャンスにタックルせよ 
自分を見つめる時間をつくれ 
意識的にプラス面に目を向けよ 
マイナス情報を組織の宝にせよ 
琵琶湖に学べ 

第5章 心をこめて信頼関係を築け 
意志の疎通が職場の空気を変える 
悪口を言わない、他者を貶めない 
約束を守る意識の力 
人生ギブ・アンド・ギブ・アンド・ギブ 
「利は元にある」の真の意味 
生きたお金の使い方 

第6章 グッドリーダーを目指す 
聴く耳を持つ 
「旬」の人を見極めよ 
爽やかな出処進退 
人員削減は最後の最後の手段 
社徳を高める 
感謝のCSR 
グッドカンパニーへのあくなき挑戦 

第7章 樋口流人生のコツ 
人生のコツは三休み主義 
自分を一新する 
35歳への人生設計 
充実した人生のつくり方 
最も大切なのは感謝の気持ち 
読書でイメージトレーニング 
人は善悪の友による 
樋口流ストレス解消法 
できないことは望まない 

第8章 傑作は次の作品 
オリジナリティーを鍛えよ 
傑作は次の作品 
ウィズアップの精神ですばらしい社会をつくろう 

はじめに

 1980年代半ば、倒産寸前の苦境に陥っていたアサヒビールを見事に再建させた樋口廣太郎氏。まさに経営の達人ですが、それ以上にその人間味あふれる人柄は生涯忘れられない私の大切な恩師です。
 日本には偉大な松下幸之助氏や稲盛和夫氏など経営の神様、経営の達人と称される素晴らしい経営者の方々がおられますが、それらの方々と樋口さんを比較して最も特長的なのは、「爽やかな抜群の(底抜けの)明るさ」「フェアーでオープンでざっくばらんな人柄」ではないかと思っています。また、中継ぎ経営の神様と言っていいかもしれません。
 一緒にいると、春風駘蕩という言葉がありますが、まるで春風のように気持ちよく、楽しく、いつも笑いがたえず、会うと誰もが元気になる。そんな人が樋口廣太郎さんでした。
 そして、いったん懐に入ってしまうと、たいへん気さくな人でもありました。
 樋口廣太郎氏は誰もが親しみを込めて「樋口さん」と呼びたくなるような人柄の持ち主でした。
 日本有数の棋士やピアニストやスポーツマンまでもが「樋口さん、樋口さん」と集まり、経済界のパーティなどでは誰よりも多くの人に囲まれていました。
 2012年9月に行われた葬儀では、すでに現役を離れて久しかったにもかかわらず、日本の各界の著名人がまるで勢揃いしたかのようで、参列者はあらためてその幅広い交友関係に驚いたのではないでしょうか。

 生前、その謦咳に深く接することができた私は閉塞感から脱却しつつある今こそ、樋口さん流のオープンで明るいものの考え方や前向きなチャレンジ精神が日本社会に必要だと強く感じるようになりました。
 青天井の快晴のように日本を明るく元気にするのは、ひいては、尊敬される日本を再生するには、経営者のみならず日本人一人ひとりが樋口さんのような明るいネアカの生き方、仕事哲学を持つことが必須のように思います。
 私自身の目と耳で接し感じ考えた等身大の樋口廣太郎像をみなさんに知って頂いて、大いに人生に仕事に活かして頂きたいと思っております。
 このたびは、樋口さんの奥様の樋口公子様のご了承も得て、樋口さんの6冊の著作の中から、自分の心に響いた言葉を引用させて頂き、各項目に掲げて、その言葉の意味や背景にあった考え方について私なりに解説しようと考えています。

2013年8月
皆木和義

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