買い物かごへ

はかりハンドブック
第2版

定価(税込)  3,024円

編者
サイズ B5判
ページ数 304頁
ISBNコード 978-4-526-06920-8
コード C3050
発行月 2012年08月
ジャンル その他

内容

1998年初版を発行した「はかりハンドブック」の改訂版。新しいはかりの追加や、計量法および関連規格の変更を反映すると同時に、はかりのアプリケーション例、限界使用例などを追加し、はかりのユーザー企業にとってより使いやすい内容に全面改訂を行った。

目次

まえがき

推薦のことば

第1章 質量計概説
 1.1 質量計測の目的
 1.2 質量と重量と力
 1.3 用   語
  1.3.1 一 般
  1.3.2 主構成要素
  1.3.3 計量特性
  1.3.4 計量性能
  1.3.5 表示および誤差
  1.3.6 荷重検出器(荷重センサ)
 1.4 質量計の種類
  1.4.1 質量計の用途
  1.4.2 はかりの分類と選定
  1.4.3 はかりの正しい使い方

第2章 質量計への法的規制と対応
 2.1 日本の計量制度の概要としくみ
  2.1.1 計量法
  2.1.2 計量行政機関
  2.1.3 検定制度とその対応
  2.1.4 指定製造事業者制度
  2.1.5 質量計に関する省令など
  2.1.6 計量標準供給制度(トレーサビリティ制度)
  2.1.7 日本工業規格(JIS)

第3章 天びん・台はかり
 3.1 天 び ん
  3.1.1 種 類
  3.1.2 性 能
  3.1.3 測定原理・構造
  3.1.4 機種の選定方法
  3.1.5 天びんの正しい使い方
  3.1.6 精密計量と点検
  3.1.7 応用例
  3.1.8 今後の展望
 3.2 台はかり
  3.2.1 種 類
  3.2.2 性 能
  3.2.3 測定原理
  3.2.4 機種の選定方法
  3.2.5 応用例
  3.2.6 今後の展望
 3.3 カウンティングスケール
  3.3.1 種 類
  3.3.2 測定原理・構造
  3.3.3 使用上の注意
  3.3.4 今後の展望
 3.4 ポスタル・スケール
  3.4.1 種 類
  3.4.2 性 能
  3.4.3 測定原理・構造
  3.4.4 機種の選定方法
  3.4.5 応用例
  3.4.6 今後の展望
 3.5 体 重 計
  3.5.1 機 能
  3.5.2 種 類
  3.5.3 形状分類
  3.5.4 性 能
  3.5.5 測定原理
  3.5.6 機種の選定方法
  3.5.7 正しい使い方
  3.5.8 今後の展望

第4章 商業用質量計
 4.1 ばね式はかり
  4.1.1 種 類
  4.1.2 性 能
  4.1.3 測定原理・構造
  4.1.4 機種の選定方法
 4.2 電気式料金はかり
  4.2.1 種 類
  4.2.2 性能・機能
  4.2.3 構成・構造
  4.2.4 機種の選定方法
  4.2.5 トラブルシューティング
  4.2.6 応用例
  4.2.7 今後の展望
 4.3 値付けはかり
  4.3.1 種 類
  4.3.2 性 能
  4.3.3 構成・構造
  4.3.4 機種の選定方法
  4.3.5 トラブルシューティング
  4.3.6 応用例
  4.3.7 今後の展望
 4.4 包装機・値付機付きはかり
  4.4.1 種 類
  4.4.2 性 能
  4.4.3 構成・構造
  4.4.4 機種の選定方法
  4.4.5 トラブルシューティング
  4.4.6 応用例
  4.4.7 今後の展望

第5章 産業用質量計
 5.1 コンベヤスケール
  5.1.1 種 類
  5.1.2 性 能
  5.1.3 測定原理・構造
  5.1.4 機種の選定方法
  5.1.5 正しい使い方
  5.1.6 今後の展望
 5.2 コンスタント・フィード・ウエア
  5.2.1 種 類
  5.2.2 性 能
  5.2.3 測定原理
  5.2.4 機種の選定方法
  5.2.5 正しい使い方
  5.2.6 応用例
  5.2.7 今後の展望
 5.3 トラックスケール
  5.3.1 構 造
  5.3.2 種 類
  5.3.3 性能・機能
  5.3.4 外部接続機器
  5.3.5 応用例
  5.3.6 正しい使い方
  5.3.7 今後の展望
 5.4 フォークリフトスケール,パレットスケール
  5.4.1 測定原理・構造
  5.4.2 一般仕様
  5.4.3 正しい使い方
 5.5 軸重計,輪重計,自重計,荷重試験機,車載計量装置
  5.5.1 種類,性能
  5.5.2 測定原理・構造
  5.5.3 機種の選定方法
  5.5.4 正しい使い方
  5.5.5 応用例
  5.5.6 今後の展望
  5.5.7 関係法規・規格
 5.6 ホッパースケール
  5.6.1 種 類
  5.6.2 性 能
  5.6.3 構 造
  5.6.4 機種の選定方法
  5.6.5 正しい使い方
  5.6.6 今後の展望
 5.7 大型台はかり
  5.7.1 航空貨物用台はかり
  5.7.2 超高精度台はかり
  5.7.3 家畜用台はかり
 5.8 自動重量選別機
  5.8.1 測定原理・構造
  5.8.2 機種の選定方法
  5.8.3 正しい使い方
  5.8.4 応用例
  5.8.5 今後の展望
 5.9 袋詰め用はかり
  5.9.1 種 類
  5.9.2 構造および機能
  5.9.3 性 能
 5.10 自動計量包装機
  5.10.1 用 語
  5.10.2 種 類
  5.10.3 性 能
  5.10.4 構成と働き
  5.10.5 機種の選定方法
  5.10.6 今後の展望
 5.11 組合せはかり
  5.11.1 組合せ計量方式
  5.11.2 構造と動作
  5.11.3 種 類
  5.11.4 性 能
  5.11.5 応用例
  5.11.6 機種の選定方法
 5.12 フレキシブルコンテナスケール
  5.12.1 種 類
  5.12.2 機能・性能
  5.12.3 測定原理・構造
  5.12.4 機種の選定方法
  5.12.5 正しい使い方
  5.12.6 応用例
  5.12.7 今後の展望
 5.13 クレーンスケール
  5.13.1 種 類
  5.13.2 原理・構造・性能
  5.13.3 機種の選定方法
  5.13.4 正しい使い方
  5.13.5 応用例
  5.13.6 今後の展望
  5.13.7 関係法規・規格

第6章 家庭用はかり
 6.1 調理用はかり
  6.1.1 性 能
  6.1.2 測定原理・構造
  6.1.3 機種の選定方法
  6.1.4 正しい使い方
  6.1.5 今後の展望
  6.1.6 関係法規
 6.2 ヘルスメータ
  6.2.1 性 能
  6.2.2 測定原理,構造
  6.2.3 機種の選定方法
  6.2.4 正しい使い方
  6.2.5 今後の展望
 6.3 ベビースケール

第7章 はかりのシステム化と周辺機器
 7.1 各種の周辺機器とインタフェース
  7.1.1 周辺機器
  7.1.2 インタフェース
 7.2 配合システム
  7.2.1 プラスチック原料計量配合システム(連続制御方式)
  7.2.2 食品用原料計量配合システム
  7.2.3 今後の展望
 7.3 計量包装出荷システム
  7.3.1 概 要
  7.3.2 システムの構成要素と特徴
  7.3.3 システム化の要点
  7.3.4 システムの事例と今後の展望
 7.4 車載物重量処理システム
  7.4.1 車載物重量処理システムの基本構成
  7.4.2 特 徴
  7.4.3 主な構成メニュー
  7.4.4 周辺機器
  7.4.5 その他のシステム構成例
 7.5 異物検出システム
  7.5.1 金属検出装置
  7.5.2 X線異物検査装置
 7.6 計量ラベリングシステム
  7.6.1 構 成
  7.6.2 性 能
  7.6.3 測定原理
  7.6.4 機種の選定方法
  7.6.5 使用上の留意点
  7.6.6 システム構成
  7.6.7 今後の展望
 7.7 POSシステム
  7.7.1 計量POSレジスタの概要
  7.7.2 セルフサービス型POSレジスタの概要
  7.7.3 機 能
  7.7.4 今後の展望

第8章 質量・力検出の原理およびその応用
 8.1 機械的な質量・力検出
  8.1.1 てこの利用
  8.1.2 弾性変形を利用した検出
 8.2 電気的な力検出
  8.2.1 ロードセル(ひずみゲージ式)
  8.2.2 デジタルロードセル
  8.2.3 静電容量式センサ
  8.2.4 振動式センサ
  8.2.5 電磁平衡式センサ
  8.2.6 磁歪式センサ
  8.2.7 ジャイロ式センサ
 8.3 分銅とおもり

第9章 質量計関連規格
 9.1 製造物責任(PL)法とISO品質システム規格
  9.1.1 製造物責任法
  9.1.2 ISO品質システムの概要
 9.2 安全・EMC・衛生法規
  9.2.1 安全・EMC規格の国際整合状況
  9.2.2 EUのCEマーキング
  9.2.3 HACCP/総合衛生管理製造過程
  9.2.4 HACCPとISO22000,さらにそれからの発展

第10章 国際的動向
 10.1 国際ルールでの活動
 10.2 国際法定計量機関の活動
 10.3 アジア太平洋地域での活動
 10.4 CEマーキング

資 料
 <資料1> 質量計に関する精度等級および検定・使用公差
 <資料2> 商品量目制度(計量法第12条 政令第249号)
 <資料3> 質量計関係規格
 <資料4> 主要計測関係機関

 はかり取扱い企業連絡先一覧
 企業別取扱い製品一覧

 索 引

 編集委員会名簿
 

はじめに

  はかりは,商取引,工場での品質管理や廃棄物の排出量の確認など,様々な分野で使用されている。また,健康管理用としてヘルスメーターが一般家庭にあるように,私達の生活にも非常に密着した計量器であるとともに,はかりの必要性および重要性はどこの国においても共通した認識である。

  最近では,急速な電子化技術の進歩によりインテリジェント化されたはかりおよびコンピュータなど各種の周辺機器を接続してシステム化された計量器が主流となっており,その取り扱いなどが複雑になっている。正確な質量を計量するには,必要とする精度,被計量物の性状,大きさなどによって適切なはかりの選択が要求される。

  本書は,このような理由からできる限り多くの種類のはかりを自動または非自動を問わずに,天びん・台はかり,商業用,産業用および家庭用はかりに分類・整理した。さらに,これらのはかりの中で最も需要度および重要性の高いはかり(26種類)の原理・構造,正しい使用方法および応用例について解説した。また,同様にはかり技術を応用した代表的なシステム化計量器および周辺機器を接続するための通信方法についても記述した。
 
本書の特徴は,はかりに関する基礎知識,その応用,計量法および関連規格の概要など,全般について記述し,さらに巻末にはかりの製造事業者一覧表を付して情報面での充実を図ったことである。なお,第2章の「質量計への法的規制と対応」および第9章の「質量計関連規格」には日本の計量制度および製造物責任法(PL法)をはじめとする関連規格の概要を,第8章の「質量・力検出の原理およびその応用」では,はかりの使用・管理者が理解しておくべき必要最低限の知識に限定した。したがって,計量法およびはかりの基本原理・構造などに関する詳しい解説は,それらの専門書を参照していただきたい。
 
また,はかりの使用者および計量に従事する多くの方々が本書を参考書として有効に活用できることを期待する次第である。
 
本書の作成に当たり,編集委員会委員長,主査,委員および執筆者各位並びに,関係各位の多大なるご協力に対して心から感謝するとともにお礼を申し上げる。

 2012年8月

一般社団法人日本計量機器工業連合会
一般社団法人 日本計量機器工業連合会「はかりハンドブック」編集委員会
       委員長  根 田 和 朗  独立行政法人 産業技術総合研究所
編集幹事会 主 査  小 西   聡  株式会社 イシダ
       幹 事  長 根 吉 一  株式会社 エー・アンド・デイ
       幹 事  濱 田 真 二  鎌長製衡株式会社
          幹 事  穴 田 隆 啓  株式会社 共和電業
          幹 事  小 林 秀 也  株式会社 クボタ
          幹 事  古 家 嘉 仁  JFEアドバンテック株式会社
          幹 事  佐 藤   毅  株式会社 島津製作所
          幹 事  金 川   定  株式会社 田中衡機工業所
          幹 事  矢 部 有 三  株式会社 タニタ
          幹 事  北 野 芳 男  株式会社 寺岡精工
          幹 事  吉 川 弘 孝  大和製衡株式会社


買い物かごへ