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図解 すぐ役に立つ物流の実務

定価(税込)  2,052円

著者
サイズ A5判
ページ数 200頁
ISBNコード 978-4-526-06741-9
コード C3034
発行月 2011年09月
ジャンル 経営 ビジネス

内容

物流実務に関する幅広い知識を体系的にまとめ、見やすく、読みやすく、必要な項目を取り出して活用できるように整理した。倉庫業務、物流加工、配送・配車、国際物流、グリーン物流、リスクマネジメントなどの実務知識をすぐに理解できる。

鈴木邦成  著者プロフィール

(すずき くにのり)
 物流エコノミスト、一般社団法人日本ロジスティクスシステム学会理事。文化ファッション大学院大学准教授(ロジスティクス論などを担当)。
 主な著書に『図解 物流の最新常識』、『トコトンやさしいSCMの本』、『トコトンやさしい流通の本』、『絵解きすぐわかる商品管理・物流管理』、『絵解きすぐできる物流コスト削減』、『絵解きすぐわかる産業廃棄物処理と静脈物流』、『図解 国際物流のしくみと貿易の実務』(いずれも日刊工業新聞社)、『物流100問100答』(明日香出版社)、『戦略ウエアハウスのキーワード』(ファラオ企画)、『郵政民営化で始まる物流大戦争』(かんき出版)、『グリーンサプライチェーンの設計と構築』(白桃書房)など、物流・ロジスティクス関連の著書、学術論文など多数

目次

はじめに 

第1章 物流・ロジスティクス本部の実務知識
01 物流事業者の仕事
02 荷主企業の物流部の仕事
03 物流戦略の策定①
04 物流戦略の策定②
05 物流戦略の策定③
06 物流戦略の策定④
07 物流予算策定の考え方
08 物流コスト予算管理の実務モデル
09 物流採算分析の実務モデル
10 物流KPIの設定
11 3PL導入の方法と手順
コラム 物流サービスの向上

第2章 倉庫業務の実務知識
12 倉庫の種類と役割
13 倉庫施設のチェックポイント
14 倉庫業とその登録の申請方法
15 保管の4原則
16 保管機器の種類と用途
17 ロケーション管理の種類
18 物流センターの外部レイアウト
19 物流センターの庫内レイアウト
20 実地棚卸の方法
21 在庫管理の実務
22 発注法の分類と特徴
23 物流センター規模の数的把握
24 倉庫・保管コスト管理
コラム 在庫が合わなくなる理由

第3章 荷役・流通加工の実務知識
25 入出荷・検品の手順書の作成
26 ピッキングの方法
27 梱包・荷姿の注意点
28 使用済み包装材の処理
29 仕分けのポイント
30 庫内運搬の効率化
31 積卸しにおける注意点
32 フォークリフトの活用
33 コンベヤと台車
34 エレベータと垂直搬送機
35 WMSの活用
コラム RFIDタグ(非接触型ICタグ)の導入

第4章 配送・配車の実務知識
36 トラック運賃についての基本知識
37 トラック運賃の体系
38 トラックドライバーの労働時間
39 トラックの基本知識
40 トラック運行の管理
41 トラック配送の効率化のポイント
42 運行計画とドライバーの疲労チェック
43 安全運転管理の注意点
44 輸送コスト削減の方策
45 輸配送共同化の実務知識
46 環境に配慮した輸送の実現
コラム 物流機能とは

第5章 国際物流・グリーン物流の実務知識
47 輸出・輸入通関手続き
48 保税地域の種類と役割
49 輸出用梱包に関する注意
50 海上輸送の実務知識
51 航空輸送の実務知識
52 静脈物流の実務知識
53 収集運搬の書類などの記載
54 CO2排出量の算出式
55 モーダルシフト導入のチェックポイント
56 物流商慣行の改善
57 物流業に関係する環境関連の法規①
58 物流業に関係する環境関連の法規②
コラム グリーン物流パートナーシップ

第6章 物流リスクマネジメントの実務知識
59 物流関連の保険
60 トラック運送関連の保険
61 貨物保険の概要と想定されるトラブル
62 運送約款の概要
63 物流現場における安全対策①
64 物流現場における安全対策②
65 倉庫施設のリスクマネジメント
66 誤ピッキング対策
67 出荷に関するトラブルなど
68 配送クレームへの対応
69 クレーム処理報告書の作成
70 誤配送の防止と対応
71 欠品・在庫差異対策
72 顧客へのお詫びの仕方
73 マテハン機器の導入によるリスク軽減
74 不法投棄のリスク管理

はじめに

企業経営における物流・ロジスティクスの重要性はますます高まっています。それに伴い、物流実務の現場で必要な知識をわかりやすく整理しておきたいというニーズも高まっています。
そこで本書では「いかに自社の物流を効率的かつスムーズに進めていけるか」という点をふまえ、幅広い物流実務に関する知識を体系的にまとめ、見やすく、読みやすく、必要な項目をすぐに取り出して活用できるように、また視覚的に内容をフォローするために図解としてわかりやすく整理しました。
さまざまな物流現場で「困った」と思う事態が生じたときに、本書の各項目に目を通していただければ幸いです。
本書の構成は、次のようになっています。
まず第1章「物流・ロジスティクス本部の実務知識」では、さまざまな企業がどのような物流・ロジスティクス戦略を策定し、企業経営のなかで高い貢献度を発揮できるか、その方策をまとめてあります。中長期計画書の書き方、戦略会議の進め方、物流コストの算定などについても解説してあります。
第2章「倉庫業務の実務知識」では、倉庫・物流不動産に必要な実務知識をまとめました。倉庫に関する法律、保管の原則、保管設備の種類や選定、保管方法について詳述しました。
第3章「荷役・流通加工の実務知識」では、物流センターの運営に必要な実務知識についてまとめました。検品・検針の要領、ピッキングのやり方、受発注の処理などをまとめてあります。
第4章「配送・配車の実務知識」では、トラック輸配送を中心に配送計画の立て方、トラック運賃の体系、ドライバー管理の方策などについて解説しました。
第5章「国際物流・グリーン物流の実務知識」では、輸出入物流に必要な手続き、書類の書き方、省エネ計画の策定方法、共同物流の導入手順など、国際物流とグリーン(環境)物流に必要な実務知識をまとめました。
第6章「物流リスクマネジメントの実務知識」では、さまざまな物流現場でのトラブル処理や、リスクヘッジとしての物流関連の保険についてなど、緊急な事態に適切に対応できるように必要な知識を整理しました。
本書を読むことで物流実務に必要な知識がわかりやすく、迅速にさまざまな物流現場で活用できることを祈ってやみません。

2011年9月
鈴木 邦成

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