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ナットク現場改善シリーズ
よくわかる「新QC七つ道具」の本

定価(税込)  2,268円

編著
著者
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サイズ A5判
ページ数 208頁
ISBNコード 978-4-526-06707-5
コード C3034
発行月 2011年06月
ジャンル 生産管理

内容

製造現場で品質問題などのトラブルを解決する際、真の原因を探り当て、恒久的な解決策を講じようとすると、最も有効な技法は「新QC七つ道具」であるといわれている。ただ本書は、この技法を分かりやすく解説し、即現場で活用できるようにした「新QC七つ道具」の入門書。

鈴木宣二  著者プロフィール

(すずき せんじ) 第1章、第4章企業事例、第6章、第7章
静岡大学短期大学機械工学科卒業、ヤマハ(株)およびヤマハファインテック(株)にて長年生産技術の開発業務に携わる。
現在、NPO法人SDC検証審査協会の理事、鈴木宣二技術士事務所所長
資格:技術士(経営工学)、中小企業診断士、特定社会保険労務士など

大澤政久  著者プロフィール

(おおさわ まさひさ) 第3章
青山学院大学経済学部卒業、アスモ(株)にて経営企画。事業企画に携わる。会計事務所勤務の後、経営コンサルタント事務所開業。現在、(株)オオサワ・ビジネス・コンサルティング代表取締役、NPO法人SDC検証審査協会理事
資格:中小企業診断士、ISO9001審査員補、ITコーディネータ、JQAセルフアセッサー

三枝久芳  著者プロフィール

(さえぐさ ひさよし) 第2章、第4章
法政大学大学院工学研究科修了、電機メーカーにて電子写真の研究、複写機の開発に携わる。その後、公益財団法人 日本生産性本部 主任経営コンサルタントとして製造業を中心としたコンサルティングに従事し、現在に至る。
資格:技術士(総合技術監理、電気電子)、ISO9001審査員補、ISO22000審査員補

平野高史  著者プロフィール

(ひらの たかし) 第5章、第8章
静岡県立藤枝東高校卒業、日本大学文理学部物理学科中退。一般企業勤務を経て、家業(製茶機械製造業)の経営に携わる。
現在、ヒラノ・ビジネス・コンサルティング代表
資格:中小企業診断士、産業カウンセラー、ISO9001審査員補

目次

はじめに  

第1章 現場の問題点や課題を解決する新QC七つ道具とは
 1―1 現場の問題点とは何か  
 1―2 新QC七つ道具とは何か  
 1―3 現場力を向上させる新QC七つ道具の使い方とは  

第2章 現場で役立つ親和図法とは
 2―1 問題の解決に効果的な親和図法の作り方  
 2―2 親和図法を用いたケーススタディ  
 2―3 親和図法で問題解決した企業事例  

第3章 現場で役立つ連関図法とは
 3―1 問題の解決に効果的な連関図法の作り方  
 3―2 連関図法を用いたケーススタディ  
 3―3 連関図法で問題解決した企業事例  

第4章 現場で役立つ系統図法とは
 4―1 問題の解決に効果的な系統図法の作り方  
 4―2 系統図法を用いたケーススタディ  
 4―3 系統図法で問題解決した企業事例  

第5章 現場で役立つマトリックス図法とは
 5―1 問題の解決に効果的なマトリックス図法の作り方  
 5―2 マトリックス図法を用いたケーススタディ  
 5―3 マトリックス図法で問題解決した企業事例  

第6章 現場で役立つPDPC図法とは
 6―1 問題の解決に効果的なPDPC図法の作り方  
 6―2 PDPC図法を用いたケーススタディ  
 6―3 PDPC図法で問題解決した企業事例  

第7章 現場で役立つアローダイヤグラム手法とは
 7―1 問題の解決に効果的なアローダイヤグラム手法の作り方  
 7―2 アローダイヤグラム手法を用いたケーススタディ  
 7―3 アローダイヤグラム手法で問題解決した企業事例  

第8章 現場で役立つマトリックスデータ解析法とは
 8―1 マトリックスデータ解析法とは何か  
 8―2 マトリックスデータ解析法の求め方  
 8―3 マトリックスデータ解析法を用いたケーススタディ  
 8―4 マトリックスデータ解析法で問題解決した企業事例

はじめに

 現場での品質トラブルなどの問題を解決するのに、QC七つ道具が多く用いられており、企業の小集団活動の発表時に活用事例を聞くことができる。
 現象の解決(応急処置)ならば、QC七つ道具でも十分である。しかし複雑に入り組んでいる要因を紐解き、真の原因を探り当て、恒久的な対策を講じれば現場力がますます向上していくことは間違いない。この真の原因を探り当てる技法が「新QC七つ道具」なのである。
 新QC七つ道具は、図解を多用しているため、誰でも分かりやすく、容易に真因に近づくことができる。この図解の技法は「目で見る管理」と言ってもよいだろう。第三者を説得する場合も、非常に有効なツールである。
 この新QC七つ道具は、中堅社員のみならず、新入社員や派遣社員、パート社員にも分かりやすく問題解決の会議や小集団活動に使用することができる。関係者で議論すれば根本的な解決に一歩近づき、現場力が個人ではなく組織面で向上していく。
 また社員などのモチベーションアップにもつながり、企業風土が改善するメリットもある。
 本書は新QC七つ道具を、分かりやすく説明し、ケーススタディや企業事例を多く載せた。また本書の構成がイラストや図表を多用しており、見やすくなっている。このため必要な技法(ツール)の部分だけをみても、容易に理解でき、現場で即活用できると思われる。
 本書が現場力向上や組織力向上の一助になれば、幸いである。
 本書出版にあたり、執筆の機会を頂いた椙山女学園大学教授の澤田善次郎氏、日刊工業新聞社出版局の野崎伸一氏に感謝するとともに、NPO法人SDC検証審査協会理事長の宮野正克氏には多大なご指導を頂き、心からお礼を申し上げたい。

2011年4月  編著者 鈴木 宣二

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