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技術士第一次試験合格ライン突破ガイド
第2版

定価(税込)  2,420円

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サイズ A5判
ページ数 280頁
ISBNコード 978-4-526-06627-6
コード C3050
発行月 2011年02月
ジャンル 資格試験

内容

技術士第一次試験の現在の受験者は約3万人。本書の初版は、すでに6年以上の歳月が経っているため、第2版では内容を大幅に刷新している。「技術士を知り、技術士試験を知り、技術士第一次試験に合格してもらう」ために、試験の全体像を知り、学習、対策方法を理解し、技術士への意欲とモチベーションを高める受験者必携の定本ガイドブック。

※同書籍は平成25年度技術士試験改正に対応していない部分があります。

岡 孝夫  著者プロフィール

(おか たかお)
技術士(建設部門、情報工学部門、総合技術監理部門) 
1950年生。建設会社勤務。

小林 彰  著者プロフィール

(こばやし あきら)
技術士(衛生工学部門) 
1954年生。2010年没。

近藤光夫  著者プロフィール

(こんどう みつお)
技術士(機械部門) 
1953年生。2001年没。

佐藤国仁  著者プロフィール

(さとう くにひと)
技術士(機械部門、総合技術監理部門)
1947年生。(有)佐藤R&D代表取締役。
技術士試験受験指導。機械安全(リスクアセスメント、リスク低減)指導。
e-mail:info@sato-rd.co.jp

杉内正弘  著者プロフィール

(すぎうち まさひろ)
技術士(建設部門、総合技術監理部門)、APECエンジニア(civil)、EMF国際エンジニア。
1954年生。建設コンサルタント会社勤務。

矢田美恵子  著者プロフィール

(やた みえこ)
技術士(生物工学部門、総合技術監理部門) 
1964年生。バイオテクノロジー関連業界団体勤務。

山本弘明  著者プロフィール

(やまもと ひろあき)
技術士(建設部門) 
1961年生。(株)アツギコンサルタント代表取締役

目次

第1章 技術士への道
1.技術士になるとは?
1. 1 技術士になることの意味
1. 2 技術士になることの動機付け
(1)業務上必要な資格である技術者の場合
(2)業務上のメリットが見えにくい技術者の場合
1. 3 技術士資格の特長と拡大
(1)技術者倫理 
(2)技術士資格の国際化
2.技術士に求められる能力とその獲得法
2. 1 技術士の能力獲得のための修習技術者
2. 2 技術士に求められる能力とは
2. 3 「経験主義」から「能力主義」へ

第2章 技術士第一次試験の概要
1.技術士第一次試験と第二次試験
2.試験科目と試験時間
(1)基礎科目 
(2)適性科目 
(3)共通科目 
(4)専門科目
3.試験日程及び問い合わせ先
4.第一次試験の受験申込者数と合格率
5.第一次試験の受験者別対策法
(1)学生の場合 
(2)若手技術者の場合 
(3)中堅・熟年技術者の場合
6.科目別配点と合格基準

第3章 試験の準備
1.技術部門の選択
(1)自分にとって得意な分野か
(2)過去の合格率はどうか
(3)第一次試験合格後技術士補登録をするのであれば、想定している補助する技術士の部門と合わせること
2.科目別配点と合格基準を考慮した試験対策
3.科目別にどう勉強すべきか?
(1)基礎科目 
(2)適性科目 
(3)専門科目
4.科目の特徴理解が「合格ライン突破」への道
(1)基礎科目 
(2)適性科目 
(3)専門科目
5.試験勉強開始前に必ず準備すべきこと
5. 1 まず過去問題をやってみよう
5. 2 自分の長所を探そう、弱点を把握しよう
5. 3 試験問題タイプの理解
5. 4 勉強時間の割り振り
6.試験に臨んで覚えておくべきこと
6. 1 問題選択の基準
6. 2 解答の確信度を考慮した問題選択の基準
6. 3 正誤の錯誤防止法
6. 4 択一問題の曖昧性
6. 5 最後の割り切り

第4章 基礎科目
1.基礎科目の目的
2.基礎科目の出題内容
2. 1 出題分野、出題数、解答数
2. 2 配点と合否決定基準
2. 3 過去問題の出題傾向と今後の対策
2. 3. 1 過去問題の出題項目
2. 3. 2 必要な知識レベル
3.基礎科目の5つの分野
3. 1 設計・計画
3. 1. 1 出題分野(範囲)
3. 1. 2 技術分野
3. 1. 3 準備の方法(方針)
3. 1. 4 過去の出題の分類
3. 1. 5 技術体系
3. 1. 6 設計論、設計学
3. 1. 6. 1 設計段階の分類
3. 1. 6. 2 設計論
3. 1. 6. 3 開発
3. 1. 6. 4 設計・開発の手法
3. 1. 6. 5 設計の具体的手法に関する用語
(1)CAD/CAM/CAE
(2)PDM(Production Data Management System)
3. 1. 6. 6 参考図書
3. 1. 7 計画
3. 1. 7. 1 最適化
3. 1. 7. 2 信頼性(確率)
3. 1. 7. 3 システム分析
3. 2 情報・論理
(1)情報・論理の全体体系
(2)情報・論理の必須勉強項目と勉強法
(3)主要項目の解説
3. 3 解析
(1)「解析」の試験対策のための体系化
(2)解析の勉強項目
(3)主要項目の解説
3. 4 材料・化学・バイオ
3. 4. 1 材料・化学
(1)材料・化学の出題傾向 
(2)材料・化学の勉強法
3. 4. 2 バイオについて
3. 4. 3 参考となる書籍
3. 5 技術連関
(1)技術連関の出題内容
(2)技術連関の必須勉強項目と勉強法
(3)主要項目の解説


第5章 適性科目
1.適性科目の目的
1. 1 技術者資格の国際整合
1. 2 プロフェッショナルエンジニアの要件を満たすため
2.適性科目の出題内容
3.技術者倫理基礎
3. 1 技術者倫理が必要とされる理由
3. 2 技術者倫理の4つの発展段階
3. 3 法と倫理の関係
4.適性科目出題分析
4. 1 技術者倫理の規範に関する事項
4. 1. 1 技術者倫理の6つの原則
(1)公衆優先原則
(2)有能性原則
(3)真実性原則
(4)誠実性原則
(5)正直性原則
(6)専門職原則
4. 1. 2 技術者が遵守するべき9つの義務
4. 1. 3 相反問題、線引き問題、それらの解決
4. 2 技術者倫理の実践をサポートする社会の仕組み
4. 2. 1 技術士法
4. 2. 2 技術士倫理要綱
4. 2. 3 専門職、専門職技術者および専門職団体
4. 2. 4 関連法規
4. 3 技術者倫理に関わる事例
4. 3. 1 過去の現実事例
4. 3. 2 仮想事例、一般化事例

第6章 専門科目
1.専門科目の目的
2.専門科目の出題内容
3.過去問題から見る専門科目の出題傾向
3. 1 機械部門
(1)専門科目の範囲 (2)出題パターン (3)勉強方法
3. 2 電気電子部門
(1)専門科目の範囲 (2)出題パターン (3)勉強方法
3. 3 化学部門
(1)専門科目の範囲 (2)出題パターン (3)勉強方法
3. 4 建設部門
(1)専門科目の範囲 (2)出題パターン (3)勉強方法
3. 5 上下水道部門
(1)専門科目の範囲 (2)出題パターン (3)勉強方法
3. 6 衛生工学部門
(1)専門科目の範囲 (2)出題パターン (3)勉強方法
3. 7 農業部門
(1)専門科目の範囲 (2)出題パターン (3)勉強方法
3. 8 情報工学部門
(1)専門科目の範囲 (2)出題パターン (3)勉強方法
3. 9 生物工学部門
(1)専門科目の範囲 (2)出題パターン (3)勉強方法
3. 10 環境部門
(1)専門科目の範囲 (2)出題パターン (3)勉強方法
4.合格に向けた専門科目の対策
4. 1 機械部門
4. 1. 1 出題実績
4. 1. 2 材料力学
4. 1. 3 機械力学・制御
4. 1. 4 流体工学
4. 1. 5 熱工学
4. 1. 6 その他
4. 1. 6. 1 機械要素
4. 1. 6. 2 機械加工
4. 1. 6. 3 その他の分野の取り組み方
4. 2 建設部門
(1)土質及び基礎 
(2)鋼構造及びコンクリート
(3)都市及び地方計画 
(4)河川、砂防及び海岸・海洋
(5)港湾及び空港 
(6)電力土木 
(7)道路 
(8)鉄道
(9)トンネル 
(10)施工計画、施工設備及び積算
(11)建設環境 
(12)建設部門における参考図書
4. 3 情報工学部門
(1)情報工学部門の全体体系
(2)情報工学部門の勉強法と参考図書
4. 4 生物工学部門
(1)生物工学部門のかかわる範囲 
(2)生物工学のなりたち
(3)生物工学部門の過去の出題項目の分析
(4)生物工学部門の学習の仕方 
(5)問題事例
(6)参考文献・雑誌・ホームページ

第7章 技術士第二次試験に向けて
1.修習の3つの経路
(1)経路1 (2)経路2 (3)経路3 (4)経験年数の例外規定
2.修習の目的と目標
3.修習の実施
(1)経路選択 (2)経路1の修習 (3)経路2の修習 (4)経路3の修習
4.(社)日本技術士会と技術士ネットワークの活用
(1)技術士会の概要と利用方法 
(2)社内技術士会

参考資料
〈資料1〉技術士法(抜粋)
〈資料2〉技術士第一次試験の実施形態の変遷

はじめに

 技術士試験は着実に資格取得者を増加させ、産業界および社会に定着しつつあります。そして技術士制度が目指す専門職技術者すなわち技術のプロフェッショナルの概念の理解も少しずつではありますが社会に浸透し始めています。
 すでに研究者は博士資格を必須とするようになりました。技術者も技術士資格を必須とする時代が近づきつつあります。建設業の世界に留まらない多くの業界で、先進的な企業では社内技術士会を組織し、会社として技術士受験を促進し、技術レベルと行動理念の引き上げに取り組む動きが見られるようになりました。技術士が保有する高度な専門的応用能力と倫理規範に基づいて行動する意識を企業経営の重要な要素とみなし、技術者自身が自立して業務を行うことの価値を企業が認めつつあります。
 本書は、技術士資格取得の第一の関門である技術士第一次試験を突破するための案内書です。この試験は毎年3万人程度が受験申込しており、その年齢層は高校生から年配の方まで幅広く、当然、学業、実務経験についても大きな相違があります。このように多様な受験者に対して受験準備の共通の指針を示したものが本書です。
 その共通指針とは「基礎」です。これは「応用」に対置した言葉です。技術士第一次試験とは技術業に必要とされる知識、見識の基礎的能力を試す試験です。ただし、誤解してはいけません。基礎とはやさしいということとは異なります。工学原理や、技術業に伴うさまざまな現象について、その表層でなく、原理原則が何かを問うということを意味します。
 若年の方の場合は、保有する知識の多くは基礎の範疇に括られるものでしょう。ゆえにいまの力をそのまま伸ばせばそれが試験準備になります。一方、年配の方の場合は、日頃は応用に関わるものに接しているはずです。ゆえにとりわけ年配の方には、第一次試験の準備のときには頭の切替をしていただかねばなりません。しかし、その世界は若いときには慣れ親しんだ世界のはずで、いまからまったく新しいことを習っていただくわけではありません。
 本書は各分野の「基礎」を技術士第一次試験準備の視点から再整理して縦横に論じ、展開しています。本書をガイドとして活用いただければ、目標に向けて一直線の準備ができます。本書をガイドとしてお使いいただくことで、読者の皆さんを合格へと導けることを確信しております。

 2011年1月
 著者一同

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