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天才ダ・ヴィンチから学ぶ 驚きの絵コンテ発想法!
―アイディアが浮かぶ・伝わる・役に立つ―

定価(税込)  1,512円

著者
サイズ A5判
ページ数 208頁
ISBNコード 978-4-526-06599-6
コード C3034
発行月 2011年01月
ジャンル ビジネス

内容

ドラマ、CM、アニメ、映画などの動画コンテンツの設計図として使われている「絵コンテ」。実は映像に限らず、アイディア、暮らし、モノづくりのあらゆる場面で使える優れもの。使い道は「発想法」「説得術」「共有化」「仕事術」など多彩。本書で、「映像クリエーターのように絵コンテを仕事や企画の現場で駆使する喜び」そして、「ちょっとした生活の場で絵コンテを作ってみせる優越感」を手に入れて下さい。

大野 浩  著者プロフィール

(おおの ひろし) 
 1954年東京都渋谷区生まれ。株式会社モネパレット代表取締役。日本大学芸術学部美術科卒業。CM制作会社(太陽企画株式会社)を皮切りに、幅広いジャンルの映像とイラストを手掛ける。「絵を使った発想とコミュニケーション」をテーマに、ビジュアルの新たな可能性を探求中。
ホームページ http://www.monetpalette.com/
メールアドレス info@monetpalette.com

目次

Contents

絵コンテでディスカバーアイディア
絵コンテを作れば、発想がやってくる!

Part1 絵コンテはすべてを視覚化する!
1-1 絵コンテを知っていますか?
1-2 絵コンテで伝えるアイディアの魅力
1-3 イラストやマインドマップとの違い

Part2 ダ・ヴィンチは絵で技術を発想した
2-1 自分を技術者だと考えていたダ・ヴィンチ
2-2 ダ・ヴィンチの発想ノートは絵コンテの原型
2-3 宮崎駿さん&ダ・ヴィンチ

Part3 まず一枚の絵で発想する
3-1 絵の上手い下手は紙一重
3-2 絵コンテにデッサンはいらない
3-3 絵のテンプレート(定規)を身につけよう

Part4 絵コンテの作りかた
4-1 絵コンテは発想のガーデン
4-2 まずは一枚描いてみよう
4-3 絵コンテバランス
4-4 キャラクターに語らせよう
4-5 絵コンテの雑学

Part5 映像制作現場の絵コンテ仕事術 
5-1 絵コンテで企画
5-2 絵コンテでプレゼンテーション
5-3 絵コンテでスタッフ会議
5-4 絵コンテで撮影
5-5 絵コンテで仕上げ

Part 6 実践絵コンテ活用法 
6-1 仕事がどんどん「視覚化」する絵コンテ
6-2 絵コンテで極める趣味の世界
6-3 生活に彩りをそえる絵コンテ

Part7 あなたも「ダ・ヴィンチ」になれる!
7-1 ダ・ヴィンチは未来を見つめていた
7-2 21世紀のダ・ヴィンチはアナタだ!

あとがき

はじめに

絵コンテでディスカバーアイディア

 若い頃、一度だけ「あてのない旅」をしたことがあります。
 「遠くへ行きたい」という番組が始まって間もない頃で、国鉄(JR)のディスカバージャパンのポスターが旅心をくすぐりました。
 「日本列島改造論」が出版されて、ベストセラーになった時期ですが、一歩都会を離れれば、まだまだのどかで豊かな自然が広がっていました。東京から北へ向かう列車の車窓風景も、番組テーマ曲のイメージそのものでした。
 遠い見知らぬ街の先々で、すばらしい風景と人々の温かい心に出会う旅、もしかしたら、ちょっぴり甘い恋が芽生えるかも、などと夢は広がり......。ところが期待はただちに裏切られ、現実の厳しさを味わうことになりました。
 「あてのない旅」とは聞こえはよいけれど、要するに行き当たりばったりの放浪です。
 ヘタに名も知らぬ田舎駅で降りたりすれば、そこには悲劇が待っていました。当日の列車も、商店や食堂、人家すら無く、すきっ腹を抱え蛙の鳴き声を聞きながら野宿となります。しかも一晩中、蚊の集中攻撃といったオマケまでついて。
 潤沢な資金があれば、また違ったシチュエーションもありえるのでしょうが、結局旅情なんて、金も無いクセにヒマを持て余した若造の勝手な妄想だと理解しました。空腹と睡眠不足の目で眺めれば、どこも代わり映えしない田舎の風景だし、たまに会う人も正直に胡散臭そうな視線を返すばかり。
 なぜこんな話をしたかと言うと、発想も旅と同じだと思っているからです。
 「あてのない旅」は放浪です。発想に関しても、なにかしら解決したい問題があるから意味があり、それが無ければただの思考の放浪です。
 それでは、正しい発想をするためにはどうすればよいのでしょうか?
優れた発明家とは、問題の発見が得意な人のことだそうです。
 発想が浮かばないとき、実は問題自体がよくわかっていない場合がほとんどです。
 試験だって問題がわからなければ解答のしようがありませんからね。
要するに発想とは、まず問題が何なのか、その本質を理解することから始まります。
 問題さえちゃんと理解できれば、発想自体はそれほど難しいものではありません。難しいのは取り扱いです。
 発想は実に不安定で、シャボン玉のように、浮かんだそばから消えてしまいます。
 どなたも経験しているでしょうが、後で思い出そうとしても、一度消えた発想は二度と戻ってきません。面白いくらいに消えています。
 どんなによい発想が浮かんでも、消えてしまっては意味がありません。
 だから発想した瞬間が勝負です。なんとしてでも発想がまだ鮮明に見えているうちに定着したいものです。
 一瞬の閃きをいつでも再現できる形で記録する。それを可能にするのが絵の力です。
 天才レオナルド・ダ・ヴィンチは、じゃんじゃん湧き出す発想を記録するため、絵を使ったオリジナルの手稿(発想ノート)を開発しました。そこに描かれたさまざまな発想もさることながら、このノート自体が最高の発明であり発想です。
 天才ダ・ヴィンチから500年後、発想ノートのコンセプトをもとに、より効率的で誰にでも使えるようにしたのが、本書の「絵コンテ発想法」です。
 この本を読んでくだされば「絵コンテ」が問題を理解し、発想し、記録し、伝えるためのシンプルで便利な仕組みだと理解していただけます。

 「絵コンテ発想法」を使えば発想の悩みは解決します!
 「絵コンテ発想法」であなたも「ダ・ヴィンチ」になりましょう!

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