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技術士第二次試験「電気電子部門」過去問題解答例集

定価(税込)  2,640円

著者
サイズ A5判
ページ数 248頁
ISBNコード 978-4-526-06559-0
コード C3054
発行月 2010年11月
ジャンル 資格試験 電気・電子

内容

平成19年度から22年度までの技術士第二次試験「電気電子部門」の過去問題(選択科目および必須科目)の問題と解答例を数多く掲載した過去問題解答例集。単なる合格論文の再現論文集ではなく、論文そのものが受験学習の参考となる質の高い論文集となっている。

福田 遵  著者プロフィール

(ふくだ じゅん)
技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)
1979年3月東京工業大学工学部電気・電子工学科卒業
同年4月千代田化工建設(株)入社
現在、アマノ(株)理事
(社)日本技術士会青年技術士懇談会代表幹事、企業内技術士委員会委員などを歴任
日本技術士会、電気学会、電気設備学会会員
資格:技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)、エネルギー管理士、監理技術者(電気、通信)、宅地建物取引主任者、ファシリティマネジャーなど
著書:『技術士(第一次・第二次)試験「電気電子部門」受験必修テキスト第2版』、『例題練習で身につく技術士第二次試験論文の書き方』、『技術士第二次試験「電気電子部門」対策〈解答例&練習問題〉第2版』、『過去問題から学ぶ技術士第二次試験必須科目の要点』、『技術士第二次試験「口頭試験」受験必修ガイド』、『電設技術者になろう!』、『改正省エネルギー法とその対応策』(日刊工業新聞社)等

目次

はじめに

第1章 技術士第二次試験論文
1.論文を書く基本姿勢
(1)読みやすく書く
(2)論理的に示す
(3)冗長な文章にならないようにする
(4)主語は何かを考えて書く

2.書く前にすべきこと
(1)問題を分析する
(2)項目立ての重要性
(3)キーワードの創出
(4)項目タイトル

3.記述する練習
(1)表現についての注意事項
 (a)あいまいな表現
 (b)視野の広さ
 (c)強調の方法
 (d)箇条書きの有効な使い方
(2)省略文字と略記
 (a)省略文字
 (b)略記
(3)答案用紙に慣れる

第2章 選択科目(I)の解答例
1.発送配変電
(1)発送配変電の出題内容
(2)専門知識問題(I-1)
 (a)発電   
 (b)送電
 (c)配変電
(3)応用能力問題(I-2)
 (a)発電
 (b)送配変電

2.電気応用
(1)電気応用の出題内容
(2)専門知識問題(I-1)
 (a)電動機
 (b)変圧器   
 (c)照明   
 (d)加熱   
 (e)電源   
 (f)その他
(3)応用能力問題(I-2)
 (a)電気機器 (b)電動機
 (c)省エネルギー・電池

3.電子応用
(1)電子応用の出題内容
(2)専門知識問題(I-1)
 (a)電子応用機器
 (b)計測・制御
 (c)理論と手法  
(3)応用能力問題(I-2)
 (a)電子応用機器
 (b)計測機器
 (c)半導体

4.情報通信
(1)情報通信の出題内容
(2)専門知識問題(I-1)
 (a)有線通信
 (b)無線通信
 (c)変調方式
 (d)インターネット
(3)応用能力問題(I-2)
 (a)有線通信
 (b)無線通信
 (c)ネットワーク

5.電気設備
(1)電気設備の出題内容
(2)専門知識問題(I-1)
 (a)配電設備
 (b)障害対応
 (c)照明設備
(3)応用能力問題(I-2)
 (a)受変電設備
 (b)省エネルギー
 (c)情報通信設備
 (d)照明設備

第3章 必須科目(II)の解答例
(1)必須科目(II)の出題形式
(2)解答例

おわりに

はじめに

 技術士第二次試験は、平成19年度の試験方法の改正によって、筆記試験合格への壁が低くなってきています。具体的には、平成18年度試験までは筆記試験の中で行われていた技術的体験論文が口頭試験へと移管されたために、選択科目(I)と必須科目(II)の論文だけで筆記試験が合格できるようになりました。技術士第二次試験の出題内容は、専門知識と応用能力が求められる選択科目(I)が量的には3分の2を占めますが、そこではわかりやすく示す能力が大きな力となります。また、論理的考察能力と課題解決能力を求められる必須科目(II)については、その能力を示す論文力が勝負を決めます。しかし、技術士第二次試験の答案は、もともと高度な論文能力を持っていなければならないのではなく、理解しやすい表現力を持っていれば合格できるようになっています。そういった点に配慮して、『例題練習で身につく技術士第二次試験論文の書き方』(日刊工業新聞社)という書籍を2008年12月に出版し、多くの受験者にご愛顧いただいております。この書籍は、論文を書き出すための基本的な姿勢や、論文形式を中心に説明しています。しかし、そういった論文作成の基本を説明することを主たる目的としていたために、この書籍は具体的な論文例が少ないという欠点をもっています。
 論文の書き方を勉強する方法の一つとして、基本を理解するというのは重要ですが、論文例を使って理解するというのも、もう一つの方法になります。そういった点から、論文例を具体的に選択科目別に示して、理解を深めてもらおうと考えたのが本書です。本書では、平成19年度試験以降に技術士第二次試験の電気電子部門で出題された問題だけを取り上げ、できるだけ多くの解答例を紹介しています。今回の出版で、新しい年度の試験問題と練習問題を紹介する『技術士第二次試験「電気電子部門」対策〈解答例&練習問題〉』(日刊工業新聞社)と、論文の書き方の基本を理解する『例題練習で身につく技術士第二次試験論文の書き方』とを併用することによって、技術士第二次試験の電気電子部門の受験のための勉強方法のすべてが確立できることとなりました。さらに加えるとすると、『過去問題から学ぶ 技術士第二次試験必須科目の要点』(日刊工業新聞社)という書籍を2010年3月に出版していますので、それらを教材として活用していけば、技術士第二次試験に関しては全方位的な勉強ができると考えます。
 また、本書は建設部門の解答例集と姉妹本として出版されています。建設部門は羽原啓司氏との共同作業を行いましたが、その共同作業の中でお互いの論文の書き方を見直し、できあがった解答例をさらに修正するという方法で、よりわかりやすく説明する手法を取り入れることができました。そういった相乗効果もこの書籍の特徴となっています。
 ただし、ここで紹介する論文は、合格できるための解答例の一つであり、これでなければ合格できないというものではありません。また、個々の問題で満点を取るということが主眼ではなく、あくまでも技術士第二次試験の合格ラインである60%の得点を科目別に確実に獲得するための解答例として作成してありますので、その点を十分に認識して活用していただきたいと思います。
 2010年11月  福田 遵

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