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マンガで教えて…テクノ君!
機械のしくみ

定価(税込)  1,296円

編著
編著
サイズ A5判
ページ数 112頁
ISBNコード 978-4-526-06527-9
コード C3034
発行月 2010年09月
ジャンル ビジネス 機械

内容

オリジナルキャラクターである「テクノ君」が登場するマンガを中心にテクノロジーをやさしく解説する。今回は「機械のしくみ」を取り上げ、動力源であるモーターから力を伝達するさまざまな機械要素、身近な機械のしくみまでをわかりやすく紹介する。

朝比奈奎一  著者プロフィール

(あさひな けいいち)
1970年早稲田大学理工学部機械工学科卒業。東京都立工業技術センター主任研究員を経て、現在、東京都立産業技術高等専門学校教授。博士(工学)(都立大学)、技術士(機械部門)。
著書「CAD/CAM実践活用法」「CAD/CAM入門」(以上、海文堂出版)、「機械設計法」(コロナ社)、「機械材料と加工技術」(技術評論社)、「機械加工の技術と実際」「段取りと加工のための周辺技術」(以上、啓学出版)、「トコトンやさしい機械の本」「絵ときCAD/CAM基礎のきそ」(以上、日刊工業新聞社)、「生産システム工学入門」(日本理工出版会)など

三田純義  著者プロフィール

(みた すみよし)
1975年群馬大学大学院工学研究科修士課程修了。東京工業大学工学部附属工業高等学校(現東京工業大学附属科学技術高等学校)教諭、小山工業高等専門学校助教授、同教授を経て、現在、群馬大学教授。博士(学術)(東京工業大学)。
著書「メカトロ・エンジニアリング(10) 制御技術」「仕事に役立つ微分・積分」(以上、パワー社)、「機械設計法」「機械工学概論」(以上、コロナ社)、「具体例で学ぶ機械のしくみ」(日本技能教育開発センター)、高等学校工業科検定教科書「新機械工作」(実教出版)、「トコトンやさしい機械の本」(日刊工業新聞社)など

目次

はじめに
登場人物紹介

第1章 機械を一言でいうと…
01 機械と道具の違いはどこにある?
02 大きく4つに分けられる機械の種類
03 ロボットで見る機械の要素とメカニズム

第2章 機械を動かす心臓部 モーターのしくみと種類
01 機械を動かすパワーのヒミツ
02 モーターの基本的なしくみ
03 DCモーターとACモーターの違いは?
04 ロボットや工作機械に使われるサーボモーター
05 パルス電流で機械の動きを制御するステッピングモーター
06 振動によって物を動かす超音波モーター
07 回転運動するモーターを直線上に展開したリニアモーター
08 空気や水の力を利用する駆動源

第3章 エネルギーを伝達・変換する さまざまな要素
01 駆動源の動力を伝え、変換する要素
02 機械の要 軸の働き
03 用途によって呼び方が変わる軸の種類
04 小さな部品が機械を支えるねじの働き
05 機械で大活躍 ねじの種類
06 回転数を変えて力を伝える歯車・ベルト・チェーン
07 噛み合えば百人力? 歯車のしくみと働き
08 確実に伝えるために活躍する歯車の種類
09 軸間距離があるときでも動力を伝えるベルト
10 往復運動や回転運動には欠かせないカムとリンク
11 エネルギーを接続・制御するクラッチとブレーキ
12 クラッチのしくみと種類
13 ブレーキの種類としくみ
14 ばねの特性と種類

第4章 働く機械をのぞいてみよう
01 「機械の母」といわれる工作機械のしくみ
02 マイクロ単位で測定する精密測定器のヒミツ
03 水や空気、油を利用する機械 ポンプと水車
04 燃料をエンジン内部で燃焼させる内燃機関 自動車エンジン
05 燃料を外部で燃焼させる外燃機関 蒸気機関

第5章 現代生活に欠かせない 身近な機械のしくみ
01 オフィスでは必要不可欠なOA機 コピー機・プリンターのしくみ
02 現代社会には欠かせないコンピュータの中身とは?
03 デジタルデータを記録するハードディスク・CD
04 家事労働を大幅省力化した全自動洗濯機
05 液体と気体で熱のやりとりをして冷やす冷蔵庫
06 高い建物に人や荷物を運ぶエレベーター
07 人間と共存する機械 ロボット

COLUMN 01 動力を伝えるしくみと潤滑
COLUMN 02 機構(メカニズム)と死点(デッドポイント)
COLUMN 03 新素材が機械の性能に影響を与える
COLUMN 04 人にやさしい機械とは

引用・参考文献
索引

はじめに

 私たちの周りにはさまざまな機械があります。自動車、自転車、電気掃除機、プリンターなどなど。私たちは機械なしでは1日たりとも生きていけない状況にあります。私たちの生活は機械によって支えられているといっても過言ではありません。
 日常生活では、機械はスイッチを入れれば動き出し、マニュアルに沿って操作をすることで目的にかなった働きをしてくれます。そのとき機械がどのようなしくみで動いているかを意識することはまずないでしょう。
 本書は、そのような読者のみなさんにも、機械に少しでも興味を持ってもらうことを目的にまとめました。機械は複雑で、一般の人には手が出ないものと考えていませんか? しかし、どんなに複雑に見える機械でも、その動作や運動のしくみは、基本となる機構の組み合わせで作られているものがほとんどです。そこで、まず機械を構成する基本要素とその働きをマンガでやさしく解説しました。その後に実際の機械や装置を取り上げて、基本要素がどのように組み込まれて、どのように動作をしているかを紹介しています。
 本書を読み通していただければ、きっと機械に対する関心も高まり、機械に興味を持っていただけることだと思います。ひいては、それによって愛着を持って機械を扱っていただけるようになることを期待しています。

朝比奈奎一
三田 純義

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