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専門用語を理解する!
「機械設計」

定価(税込)  2,200円

著者
サイズ A5判
ページ数 208頁
ISBNコード 978-4-526-06535-4
コード C3053
発行月 2010年09月
ジャンル 機械

内容

機械設計の入り口で大きな障壁になり、立ちはだかるのが専門用語である。とくにはじめて設計を学ぼうとする方にとっては全員にあてはまる。専門用語を知ることで学習領域も広がり、理解も深まるので多少複雑な解説も最後まで理解できるようになる。この本は、機械設計をはじめるときに設計内容について基本的な専門用語を使って表現出来るようになることを目指している。また、仕様や概念図や設計図やカタログなど設計に必要な図書を読む時の基礎的専門用語を理解するのに役立つ。

岡村 大  著者プロフィール

(おかむら はじめ)
1961年 高知県立幡多農業高等学校卒業
1963年 工学院大学専修学校機械科卒業(夜間2ヵ年)、其の後も同大学で工学を聴講生で学びその後1980年~2002年のなかで20年間を母校・専門学校で機械設計やCADの非常勤講師を務め、2002年~2005年には同・工学院大学評議員となる。
1961年  (株)協伸製作所 設計課配属(日立製作所の圧縮機関係)その後2メーカ(小知和製作所、大三技研工業)では機械(研究実験)開発設計とエンジニアリング経営を経験する。
1988年 設計テックス有限会社設立 経営と機械物つくり、製品装置の設計で現在に至り継続中、現在特許取得すみ3件、と1件の特許出願中。
1999年 設計技術者向けセミナー講師 日刊工業新聞社主催 
2002年~2009年 機械設計技術者試験1級、2級の応用・総合と機械製図の講師、2003年~2005年 社団法人日本食品機械工業会・機械設計部門講師や、基礎製図や3次元CADの非常勤講師、東京都・機械設計の非常勤講師
現 在 設計テックス(有) 代表取締役 品川区ビジネスカタリスト
    公立大学法人首都大学東京3次元CAD設計、非常勤講師
著 書 『はじめての機械設計』(日刊工業新聞社)

目次

第1章 仕様に関する専門用語
No.01 性能
No.02 動作・操作・タクトタイム
No.03 規模・質量
No.04 ユーティリティ
No.05 設置場所・使用環境
No.06 制限・指定事項
No.07 安全
No.08 仕様書

第2章 作動体に関する専門用語
No.09 モータ(電動機)
No.10 エンジン
No.11 空気圧シリンダ
No.12 油圧シリンダ

第3章 機械要素に関する専門用語
No.13 ねじ
No.14 軸・軸継手
No.15 軸受
No.16 歯車
No.17 キー・ピン・コッタ・リベット
No.18 ばね
No.19 カム・リンク
No.20 ベルト伝動
No.21 チェーン伝動
No.22 ボールねじ・ガイド

第4章 機能に関する専門用語
No.23 締結機能
No.24 回転機能
No.25 動力伝達機能
No.26 調整機能
No.27 搬送機能
No.28 直進・緩衝・ストップ機能
No.29 ブレーキ・ロック機能
No.30 熱伝導・熱伝達機能

第5章 回機構に関する専門用語
No.31 回転・直動機構
No.32 XYZ軸の動作機構
No.33 プレス機構
No.34 ハンドリング・クランプ機構  
No.35 コンベア機構
No.36 リンク機構
No.37 クラッチ・ブレーキ機構
No.38 治具(ジグ)機構

第6章 構造物に関する専門用語
No.39 溶接構造
No.40 鋳物構造
No.41 成形構造
No.42 トラス構造
No.43 ラーメン構造
No.44 梁(はり)
No.45 ラチス梁(ばり)
No.46 柱(長柱と短柱)

第7章 表面処理に関する専門用語
No.47 めっき(鍍金・メッキ)
No.48 化成処理
No.49 熱処理・表面硬化
No.50 エッチング  

第8章 材料に関する専門用語
No.51 鉄鋼材料
No.52 樹脂材料
No.53 ゴム材料

付録 設計によく使うボルトと素材
No.54 六角ボルト・六角穴付きボルト
No.55 鉄鋼の素材
No.56 樹脂の板材
No.57 各種菅継手

索引

はじめに

 モノづくりは、製品の企画書が設計部署にわたることでスタートします。そして設計が完了すると、それより下流の製造現場など関係各部署に図面が配布されて実際の生産が開始され、さらに検査を経て納品に向けた業務が行われます。良い製品を生産するためには、製品企画や設計をはじめ、部署内外でお互いの意思疎通を図り、理解しながら行き違いがなく業務を進めることが重要です。
 お互いが間違いなく意思の疎通を図るためには、共通の言葉を使うことが必須となります。設計職場ならば"設計"専門の言葉を理解しなければ設計業務は不可能ですし、上流・下流の各工程とのコミュニケーションにおいてもこうした言葉は必須となります。
 筆者は、自ら設計業務をこなす傍ら、長きにわたり設計・製図、そしてCADを学ぶ学生の教育に携わってきました。そのなかで、彼ら初心者のもっとも大きな障壁になっているのが、この設計の"言葉"だということに気付きました。筆者が説明をしようにも、そもそも用語の語彙が少なく、説明のしようがないという経験をしばしばしました。また辞典その他の用語解説集には、端的にその言葉の意味は書いてあるものの、周辺の言葉との関係や実際の設計の視点が抜けたものも少なくありません。こうしたことから、本書は、機械設計をカテゴリーごとに分けてテーマを挙げ、各テーマの全体像とそこで使われる言葉がわかるように、また設計・製図の視点から各々の意味をまとめたものです。
 設計・製図、CADを学んでいる方々をはじめ、経験の浅い設計者やモノづくり企業の営業分野の方々に、多少なりともお役に立ってくれればと願っております。
2010年9月吉日  岡村 大

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