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教えて・・・テクノ君!
「電気自動車」

定価(税込)  1,296円

編著
編著
サイズ A5判
ページ数 120頁
ISBNコード 978-4-526-06460-9
コード C3034
発行月 2010年04月
ジャンル ビジネス 機械

内容

好評を博しているシリーズ「今日からモノ知りシリーズ」の内容をベースに最新テクノロジーをマンガで紹介。オリジナルキャラクターである「テクノ君」が、いま注目されている最先端の電気自動車をやさしく教えてくれる。

廣田幸嗣  著者プロフィール

(ひろた ゆきつぐ)
1946年生まれ。1971年東京大学大学院工学系研究科電子工学修士課程修了。同年、日産自動車入社。総合研究所電子情報研究所でEMC、ミリ波レーダ、半導体デバイスなどの研究開発に従事。この間、商品開発本部ニューヨーク事務所に3年間駐在。電子情報研究所所長、研究推進部長などを歴任。2000年4月カルソニックカンセイ入社。開発本部先行技術開発グループテクノロジオフィサ。2010年4月から日産自動車EV技術開発本部EVパワートレイン開発部技術顧問を兼務。
人工知能学会理事、技能五輪シドニー大会電子組立エキスパート、東京大学大学院非常勤講師などを歴任。
著書 「今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい電気自動車の本」(日刊工業新聞社)
著書 「電気自動車の制御システム」(共著、東京電機大学出版局)
著書 「計測工学ハンドブック」(共著、朝倉書店)
著書 「モービルパワーエレクトロニクス入門」(共著、日経エレクトロニクス、2007年5月21日号・12月3日号)

(株)リバネス  著者プロフィール

確かな専門知識と高度なコミュニケーションスキルを持つ理系人材の育成を通じて、科学技術と社会をつなぐ会社。教育開発、人材開発、研究開発、農林水産開発、メディア開発の5事業を展開している。
URL:http://www.leaveanest.com/Tel:03-6277-8041

目次

はじめに
序章

第1章 電気自動車ことはじめ
01驚くほどシンプルな仕組み
02カスタマイズは自由自在
03家電量販店でも購入できる?
04電子・機械・化学が融合したケメトロニクスに期待

第2章 電気自動車はモータで走る
01 ガソリン車はエンジン 電気自動車はモータで動く
02 モータを詳しく見てみよう
03 電流の向きの変化がカギ
04 なんとモータは発電機にもなる!
05 エンジンとモータの効率の違い

第3章 電気自動車のエネルギー源は電池
01 私たちの生活を変えてきた電池
02 たくさんある電池の仲間たち
03 電気2重層コンデンサとは
04 電池で起こる化学反応の基本
05 鉛蓄電池は2次電池の元祖
06 ハイブリッド車で使われるニッケル水素電池
07 2次電池のチャンピオン リチウムイオン2次電池
08 将来を期待される水素燃料電池
09 金属の燃料電池 金属空気電池
10 電気自動車の充電の仕方
11 電池から最大パワーを引き出すために
12 電圧を自在に作り出すコンバータ

第4章 電気自動車の仲間たち
01 ハイブリッド車の基本構造?
02 ハイブリッド車の基本構造?
03 ハイブリッド車はなぜ燃費がいいのか
04 ハイブリッド車の充放電のやり方
05 充電できるプラグインハイブリッド車
06 燃料電池車のしくみ

第5章 電気自動車の未来
01 電気自動車のエネルギーはどうやって作るの?
02 電気自動車の普及をはばむもの
03 インフラ整備はなぜ必要なのか
04 電力インフラが支えるもの
05 発電方式によるCO2排出量の違い
06 自然エネルギーに期待!
07 スマートグリッドとは
08 水素・亜鉛・マグネシウムが作る社会
09 電気自動車の普及率を予測せよ!
10 日本が世界を引っぱる!

COLUMN 01 「1kWhのエネルギーとは」
COLUMN 02 「フレミングの右手と左手は左右対称形」
COLUMN 03 「電気の運び手は電子か」
COLUMN 04 「電気自動車のプラトーン(群)走行」

はじめに

はじめに

電気自動車が地球環境にやさしいクルマとして注目されています。およそ100年間続いたガソリン車の時代からハイブリッド車の時代を経て、電気自動車の時代が来ようとしています。テレビや書籍でも、世界各国の動きや、自動車メーカー間の競争、新規参入の動きなどが取り上げられています。しかし、電気自動車がなぜこのように話題になるに至ったかを根本から理解しようとすると、電池やモータ、半導体に関する深い知識が必要になります。いくつかの専門書を読めば、答えが見つかるかもしれませんが、広い技術分野のすべてを理解するのは大変です。

  学生時代に難解な教科書があって、何度読んでもわからないので先生に質問したところ、たとえ話や図で説明してもらって、「なーんだ、そういうことか」と、頭の中の霧が一瞬で晴れた経験が何回もありました。本書は漫画を使って、電気自動車の技術を正確に、かつできるだけやさしく説明するものです。鉄道と違い自動車は電動化が遅れました。その最大の理由は、高性能電池がなかったことです。電池はどのようにして電気を発生し蓄えるのかを理解することが、電気自動車の将来の発展を見る力になります。これ以外に、モータはどのように回転するのか、電気をコントロールする半導体回路の働きは、など電気自動車に関わるいろいろな疑問点に対して、やさしく解説します。

 本書を読むと、電気自動車が単なるガソリン車の置き換えでなく、新しいモビリティ手段を生み出す可能性があることに気付くと思います。今までの延長でない新しい産業も生まれるでしょう。本書を読んで興味がわいたら、ぜひ電気自動車の専門書に挑戦してください。

廣田 幸嗣

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