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ナットク現場改善シリーズ
よくわかる「作業改善」の本

定価(税込)  2,052円

編著
サイズ A5判
ページ数 160頁
ISBNコード 978-4-526-06301-5
コード C3034
発行月 2009年08月
ジャンル 生産管理

内容

改善活動に取り組む際、まず手がけるのが作業改善。作業改善は改善活動の第一歩というわけだ。本書は、その作業改善を具体的な事例を用いてわかりやすく解説した作業改善の入門書。初心者はもちろん実際に活動している者にも役立つ知恵が盛り込まれている。

目次

目次



はじめに

1章 作業改善はなぜ必要か

1―1 経済環境の変化と利益構造(商品寿命の短命化・世界景気動向の波及)

1―2 売値・原価と利益(利益の計算式)

1―3 売れる量は変化する(損益分岐点)

1―4 顧客の論理と作り手の論理

2章 作業改善の進め方

2―1 「動く」と「働く」の違い

2―2 ムダの構造(トヨタ式7つのムダ)

2―3 トヨタ式標準作業と3要素

2―4 トヨタ式3点セット

2―5 改善グループの編成(職場内小組織・全社横断組織・階層別組織)

2―6 改善実践手順

3章 作業改善と設備改善

3―1 作業改善と設備改善は車の両輪

3―2 スパイラルアップ式の作業・設備の相互改善

3―3 安全、衛生、環境に配慮した改善の要求

3―4 設備改善のポイント

3―5 設備改善に必要な解析技術

4章 個別作業改善

4―1 1人の固定位置作業の改善

4―2 ライン作業の改善

4―3 段取り作業の改善

4―4 検査作業の改善

4―5 設備点検作業の改善(原動力を含む)

4―6 運搬作業の改善

4―7 事務作業の改善

5章 ポカヨケ改善

5―1 ポカミスの発生

5―2 ポカヨケ改善の狙い

5―3 ポカヨケ改善を実施する3つのステップ

5―4 ステップ1(開発段階)

5―5 ステップ2(組み付け、加工)

5―6 ステップ3(検査工程)

6章 知恵クリ・カラクリ改善

6―1 知恵クリ・カラクリ改善の狙い

6―2 知恵クリ・カラクリ改善の進め方

6―3 カラクリ改善の構造

6―4 カラクリ改善の対象としてのロスなど

6―5 今後のカラクリ改善と複合動作への進化

7章 改善スキル教育

7―1 固有技能の足元固め

7―2 改善活動に必要な気づくための技術

7―3 モノづくり改善道場



おわりに

はじめに

はじめに

日本のみならず、海外も含め景気循環の荒波に翻弄されている。これらに瞬時に対応することと同時に経営の軸をぶれさせない理念経営が求められている。

一方、工場現場の役割の筆頭として品質・安全も含めての原価のあくなき低減があげられる。原価改善には多くの対象があるが、ここでは作業改善を取り上げる。

人による作業は、作業者個人のバックグラウンドや、会社の考えかた、しくみに左右されることが多く、出来栄えや、作業時間の振れが大きい。それらの振れ幅を小さくし、さらにその平均値も向上させていく必要がある。

本書では、これから工場の最前線で活躍される若手現場作業マンや、彼らを先導する中堅作業マン、さらに両者を包み込む監督者に活用できるよう、作業改善について平易に述べたものである。

第1〜2章では作業改善の必要性とその進め方について述べ、トヨタ生産方式の基本ツールについてエッセンスを紹介している。第3章では設備改善との関連を概説し、第4章では個別の作業改善について詳述している。第5章〜6章では、品質改善によく活用されるポカヨケ改善や、現場の改善力アップに効果を発揮しており、日本流のモノづくりとして注目されているカラクリ改善について述べている。最後の第7章では、これらのベースになる改善スキル教育について取り上げている。

本書を現場に常備して必要時に取り出し、確認して活用することにより、改善スキルを向上させ、職場の活性化が発揮でき、結果的に改善成果が上がることを期待するものである。



編著者 石川君雄

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