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目で見て合格
技能検定実技試験「普通旋盤作業2級」手順と解説

定価(税込)  2,376円

著者
サイズ B5判
ページ数 112頁
ISBNコード 978-4-526-06271-1
コード C3053
発行月 2009年05月
ジャンル 機械 資格試験

内容

技能検定の機械加工「普通旋盤作業2級」の実技試験に対応したテキスト。日頃、実機指導をしている著者が実技試験(指定の時間内に課題
部品を製作する)の手順やポイントを豊富な写真を中心にわかりやすく解説する。

目次

目次



はじめに

第1章「 普通旋盤作業2級」の実技課題と必要な工具類

1.1 技能検定とは?

1.2 「普通旋盤作業3級」の実技課題

1.3 実技試験 採点のポイント

1.4 受検者が用意する切削工具の例

1.5 受検者が用意する測定器

1.6 受検者が用意する作業工具

1.7 試験場に準備されているもの

第2章 実技試験前日の準備と当日の流れ、検定中の事故、減点対象

2.1 実技試験前日の準備

2.2 実技試験当日の流れと注意点

2.3 実技試験中に発生する事故

2.4 減点対象と考えられる事項

第3章 実技課題の加工手順

3.1 加工手順で使用する言葉について

3.2 本章の見方
加工手順とポイント

3.3 部品1の加工

工程1 部品1の材料をチャックに取り付ける

工程2 簡単な心出しを行う

工程3 工作物の端面を切削する

工程4 工作物を段付き加工する

工程5 工作物をチャックから外し反転、再度チャックに取り付け

工程6 工作物の端面を切削する

工程7 工作物を段付き加工する

工程8 溝の荒加工を行う

工程9 チャックの爪を少し緩め、工作物を引き出す

工程10 心出しを行う

工程11 工作物の端面を仕上げ

工程12 外径Φ26mmの側面を仕上げ加工する

工程13 外径Φ47mmの側面を仕上げ加工する

工程14 外径Φ56mmの側面を仕上げ加工する

工程15 外径Φ21mmをΦ20.0mmに仕上げる

工程16 外径Φ26mmをΦ25mmに仕上げる

工程17 外径Φ31mmをΦ30mmに仕上げる

工程18 外径Φ56mmをΦ55mmに仕上げる

工程19 溝の幅15mmを仕上げる

工程20 溝の外径Φ15mmを仕上げる

工程21 仕上げ加工用の突っ切りバイトで、ねじ逃げ溝を加工

工程22 外径Φ55mmの左側面を0.2mm程度切削する

工程23 端面にセンタ穴をあける

工程24 おねじを加工する

工程25 面取り加工を行う

工程26 工作物を偏心させる

工程27 外径Φ47mmをΦ45mmに加工する

工程28 外径Φ45mmの面取りを行う

工程29 工作物をチャックから外し反転して、取り付ける

工程30 心出しを行う

工程31 外径Φ36mmをΦ35mmに仕上げる

工程32 外径Φ31mmをΦ30mmに仕上げる

工程33 外径Φ55mmの側面を仕上げ加工する

工程34 外径Φ35mmの側面を仕上げ加工する

工程35 工作物の端面を仕上げ加工する

工程36 溝(幅:3mm)を加工する

工程37 刃物台を傾ける

工程38 テーパ加工を行う

工程39 仕上げ加工用の外径切削バイトを使いテーパ加工を行う

工程40 外径Φ30mmの両角部、外径Φ55mmの角部、テーパの始点の4カ所を面取りする

3.4 部品2の加工

工程41 部品2の材料をチャックに取り付ける

工程42 簡単な心出しを行う

工程43 工作物の端面を切削する

工程44 外径Φ56mmをΦ55mmに仕上げする

工程45 工作物の端面を仕上げする

工程46 工作物の内径をΦ29mmに切削する

工程47 工作物の内径をΦ30mmに仕上げする

工程48 テーパの荒加工をする

工程49 テーパの仕上げ加工を行う

工程50 外径用の面取りバイトを使い面取り加工を行う

工程51 内径用の面取りバイトを使い面取り加工を行う

工程52 工作物を取り外し反転させ取り付ける

工程53 心出しを行う

工程54 工作物の端面を荒切削する

工程55 工作物の端面を仕上げ加工する

工程56 外径用の面取りバイトを使い面取り加工を行う

工程57 工作物の内径を段付き加工する

工程58 端面から10mmまで内径をΦ46mmに仕上げる

工程59 内径用の面取りバイトを使い面取り加工をする

工程60 部品1と部品2を組み合わせて提出する

はじめに

はじめに

「普通旋盤作業2級」の実技課題は、外径加工、端面加工、面取り加工、溝加工、ねじ切り加工、偏心加工、テーパ加工、内径加工など旋盤作業における主要な要素が集約されており大変充実した課題になっています。このため、普通旋盤作業2級の実技課題は、技能五輪(技能を競技する全国大会)の旋盤職種に出場する各都道府県代表選手の選抜課題としても使用されています。このように普通旋盤作業2級の実技課題は、3級実技課題に比べ難易度が極めて高くなっています。

一方で、2級課題を精度よくつくることができれば、旋盤加工の腕前(技能)に一定の自信を持ってもよいということになります。ただし、2級で満足してはいけません。実務経験を重ね、1級を受検すること、旋盤加工以外の加工にチャレンジすること、異種材料を削ることなど、常に腕前(技能)を磨き、高いレベルを目指すことが大切です。

さて、普通旋盤作業2級の実技課題は、上記のとおり難易度が高いですが、加工のポイントと手順をしっかりと理解し、1つひとつの作業を確実に取り組めば、それほど難しくはありません。そこで、本書では普通旋盤作業2級の実技課題の加工のポイントと手順について、写真を多用し、できるだけ詳しく解説しました。「目で見て合格」と題する通り、本書を作業台に置きながら実技課題に取り組んで頂ければ、必ず2級課題をつくることができると思います。

本書が技能検定「普通旋盤作業2級」を受検される読者の一助になれば幸甚です。また、本書を通じて技能検定が広く認知され、読者が「検定を受検しよう」という気持ちになって頂ければ著者として大変嬉しく思います。しかしながら私自身、未熟な知識と経験ですので解説が至らないところも多くあると思います。お気づきの点がございましたら、何卒ご叱正頂ければと存じます。

最後になりましたが、この度、執筆の機会を与えて頂き、いろいろと御支援頂きました日刊工業新聞社の奥村功様、新日本編集企画の飯嶋光雄様に厚く御礼申し上げます。また、本書を執筆するにあたり御懇篤なる御指導を賜りました職業能力開発総合大学校の海野邦昭教授に心から御礼申し上げます。終わりに著者が現在に至るまでには多くの先生方にお会いし、多大なる御指導と貴重な御意見を頂戴致しました。素晴らしい先生方から賜りました御教授と御鞭撻なくしては、現在の著者はなく、また本書は完成しなかったことを記し、すべての先生方、そして御支援頂いた皆様に対し、改めて心より御礼申し上げます。

澤 武一

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