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経営資産を守り会社を発展させる
オフィスセキュリティなるほどガイド

定価(税込)  1,760円

編著
サイズ A5判
ページ数 192頁
ISBNコード 978-4-526-06259-9
コード C3034
発行月 2009年04月
ジャンル 経営

内容

オフィスセキュリティの基礎から計画構築、運用、維持改善までのサイクルを徹底的に解説する。また、ニューオフィス推進協議会認定のオフィスセキュリティマーク認証制度の概要から取得までのノウハウも掲載。オフィスセキュリティコーディネータ資格試験用の教材としても使える一冊。

目次

目 次



はじめに



第1章 オフィスセキュリティとは

1 セキュリティとは

1-1 社会情勢の変化

1-2 企業活動とセキュリティ

2 オフィスセキュリティの考え方

2-1 オフィスセキュリティの対象

2-2 オフィスセキュリティの対策

2-3 オフィスセキュリティマネジメントシステムとは

3 オフィスセキュリティの必要性

3-1 オフィスにおける脅威

3-2 オフィスにおける事業継続

4 オフィスセキュリティの取組み



第2章 オフィスセキュリティの計画・構築

1 オフィスセキュリティの基本方針の策定

2 オフィスセキュリティ管理の計画・構築

2-1 オフィスセキュリティの管理体制の整備

2-2 オフィスセキュリティの管理規程の策定

3 保護対象資産の重要度分類

3-1 重要度の考え方

3-2 重要度分類の方法

4 セキュリティゾーニング

4-1 セキュリティゾーニングとセキュリティエリアのレベル分け

4-2 セキュリティエリアのレベル設定

5 セキュリティレベルごとの対策

5-1 オフィス全体のセキュリティ対策

5-2 セキュリティレベル1エリアの対策

5-3 セキュリティレベル2エリアの対策

5-4 セキュリティレベル3エリアの対策

6 災害への対策

6-1 地震対策

6-2 火災・水害対策

7 オフィスセキュリティの作業指針

8 オフィスセキュリティの構築



第3章 オフィスセキュリティの導入・運用

1 従業員等の管理

1-1 従業員の教育・研修

1-2 従業員識別の管理

1-3 外部委託先の管理

2 入退室関連の管理

2-1 入退室管理

2-2 鍵の管理

3 書類や電子媒体の管理

3-1 書類や電子媒体の保管

3-2 外部保管の管理

3-3 書類や電子媒体の再利用

3-4 書類や電子媒体の廃棄

4 情報通信機器と装置の管理

4-1 情報通信機器の管理

4-2 情報出力機器の管理

4-3 ケーブル等配線の管理

5 情報通信システムの管理

5-1 情報システムへのアクセス管理

5-2 インターネット・電子メール等の管理

5-3 不正ソフトウェア等の管理

5-4 情報のバックアップ管理等

6 配送物の管理



第4章 オフィスセキュリティの点検・監査と維持・改善

1 オフィスセキュリティの点検・監査

1-1 点検と監査

1-2 管理の記録と確認

2 オフィスセキュリティの維持・改善

2-1 経営者による見直し

2-2 オフィスセキュリティの維持・改善

2-3 事業継続管理



第5章 オフィスセキュリティの関連知識

1 建物におけるセキュリティ

1-1 建物のセキュリティの考え方

1-2 不法侵入に対するセキュリティの総合評価

1-3 犯罪PML評価のための3要素

1-4 犯罪PMLの簡易計算法

2 オフィス計画とセキュリティ

2-1 ワークステーションとセキュリティ

2-2 スペースゾーニングとセキュリティ

2-3 動線とセキュリティ

2-4 機能スペースとセキュリティ

2-5 収納計画とセキュリティ

2-6 間仕切り計画とセキュリティ

3 オフィスの運用管理とセキュリティ

4 ファイリングシステムとセキュリティ

4-1 ファイリングシステムとは

4-2 ファイリングシステムの導入 1

4-3 ファイリングシステムの導入 2

4-4 文書の保管方式

4-5 ファイリングシステムの維持管理

5 本人確認システム

5-1 持物認証方式

5-2 カード方式

5-3 生体認証方式

5-4 記憶認証方式

6 防犯システム

6-1 入退室管理システム

6-2 監視カメラシステム

6-3 侵入警報システム等

6-4 防犯性能の高い建物部品



第6章 オフィスセキュリティマーク認証制度

1 オフィスセキュリティマーク認証制度の仕組み

1-1 認証制度の概要

1-2 認証制度の特色とメリット

1-3 他の認証制度との関連

2 オフィスセキュリティマーク認証取得に向けて

2-1 認証の要件と取得手続き

2-2 オフィスセキュリティコーディネータ

2-3 申請書類の作成

2-4 認証取得に必要な費用と期間

3 オフィスセキュリティ関連の認証制度

3-1 ISMS

3-2 ISMS適合性評価制度

3-3 プライバシーマーク制度

3-4 その他ガイドライン



資料 オフィスセキュリティマーク認証基準(Ver.3.0)

参考文献

索引

はじめに

はじめに





高度情報時代の今日、オフィスはその機能が変化し、ますます重要な役割を持つようになっている。そこには損失や漏えいが起こった際に、企業の事業継続をゆるがすような重要な情報をはじめとする多くの資産が存在している。

その重要な資産を脅威から守ることがオフィスセキュリティである。

オフィスセキュリティという言葉を耳にすることがあるが、具体的にそれがどういうものであるかということは理解しにくい面がある。広く知られているISMSやプライバシーマーク制度は企業の情報を対象としたものであり、オフィスセキュリティのすべてをカバーしているものではない。

本書は、オフィスセキュリティとは何か、そしてオフィスにおける重要な経営資産を守るにはどのような対策をすればよいかを具体的に解説した。実践に役立つこととするため、オフィスセキュリティをわかりやすく記述することに心がけた。

また、オフィスセキュリティは幅が広く、奥の深いものである。そこで直接的なセキュリティ対策のみならず、セキュリティ対策に関連するオフィスの知識やファイリングの知識などの内容も充実させた。



本書の主な構成は、オフィスセキュリティマネジメントシステム(OSMS)の考え方に準拠して、セキュリティの計画・構築から維持・改善にいたる段階ごとにまとめている。オフィスセキュリティ対策は、PDCAサイクルを展開して継続的に向上させていくことを重要視しているからである。構成は、6章からなっている。

第1章 オフィスセキュリティとは

第2章 オフィスセキュリティの計画・構築

第3章 オフィスセキュリティの導入・運用

第4章 オフィスセキュリティの点検・監査と維持・改善

第5章 オフィスセキュリティの関連知識

第6章 オフィスセキュリティマーク認証制度

本書は、企業ばかりでなく官公庁や各種団体など、広く活用に供せられるような内容となっている。また、読者層としては、経営活動を支えるオフィスセキュリティの性格上、経営者、管理職をはじめ、オフィスで働く多くの企業の方々を対象として考えている。

2006年10月、経済産業省所管の社団法人ニューオフィス推進協議会は、オフィスにおけるセキュリティについて、同協議会が定める認証基準に適合し、優秀な対策を実践している企業などに認証付与を行う「オフィスセキュリティマーク認証制度」を発足させた。

この認証基準は、オフィスの重要な経営資産をどのように保護するべきかを明確にしたものである。2009年2月には、より実効性と有効性を高めた内容のVer.3.0として改訂、公布された。

本書は、この認証制度に定められている内容を網羅しながら、さらに高いレベルのオフィスセキュリティ対策をめざした内容としている。その意味で、本書に掲げる対策を実践することにより、オフィスセキュリティマークの認証基準を上回るセキュリティを実現でき、認証取得が容易であると考えている。

なお、第6章にオフィスセキュリティマーク認証制度の紹介を行い、巻末資料として同認証基準を全文掲載するとともに、各項の内容が認証基準に該当する場合は、認証基準の条項番号を付記している。

この制度の特徴として、オフィスセキュリティコーディネータの存在がある。企業が認証取得を申請するに当たって、その業務の支援を行い、必要なコンサルティングを行う役割を持っている。

オフィスセキュリティコーディネータは、同協議会が実施する資格試験に合格し、登録することによって資格が付与されるオフィスセキュリティの専門家である。本書は、資格の取得をしようとする人たちの資格試験のための教本となっている。



本書が経営活動の一環として、オフィスセキュリティの実務に役立てれば幸いと考えている。

最後に、本書の執筆に係わった多くの方々、および出版に努力いただいた日刊工業新聞社に心から感謝の意を表したい。



2009年4月

社団法人ニューオフィス推進協議会

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