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目で見てわかるフライス盤作業

定価(税込)  1,728円

著者
サイズ A5判
ページ数 128頁
ISBNコード 978-4-526-06063-2
コード C3053
発行月 2008年05月
ジャンル 機械

内容

フライス盤の各部位や使用する切削工具、作業手順などを克明に写真に収め、わかりやすく解説した入門書。「フライス盤作業とはどんな作業で、どのような工具を使い、どのように行うのか」ということがひと目でわかる。

目次

目次



はじめに







第1章 フライス盤ってなに?

1―1 フライス盤とは

1―2 フライス盤の動き

1―3 フライス盤作業の様子

1―4 いろいろな工作機械

1―5 フライス盤の構造と名称

1―6 フライス盤の構造と種類

1―7 「立フライス盤」と「横フライス盤」

1―8 フライス盤の座標系

1―9 ひざ形立フライス盤の全体的な名称と働き

1―10 NCフライス盤ってなに?

1―11 マシニングセンタってなに?

1―12 カスタム(操作型)フライス盤ってなに?

1―13 フライス盤作業で使う専門用語を学ぼう







第2章 フライス加工で使用する切削工具

2―1 切削工具(切れ刃)の材質

2―2 切削工具(切れ刃)に求められる条件

2―3 正面フライスの各部の名称

2―4 エンドミル

2―5 ドリル

2―6 センタドリル

2―7 ボーリングヘッド

2―8 面取りフライス

2―9 T溝フライス

2―10 半月キー溝フライス

2―11 あり溝フライス

2―12 コーナRカッタ

2―13 沈めフライス

2―14 面取りフライス(穴用)

2―15 メタルソー







第3章 フライス加工で使用する作業工具

3―1 工作物を固定する工具

3―2 切削工具を取り付けるための工具

3―3 フライス盤作業で使用する一般的な工具





第4章 切削条件ってなに?

4―1 切削条件とは?

4―2 切削速度とは?

4―3 切削工具の回転数の求め方

4―4 工作物の送り速度の求め方

4―5 切込み量の求め方

4―6 アップカットとダウンカット(上向き切削と下向き切削)







第5章 フライス盤作業をやってみよう

5―1 安全第一

5―2 摺動油タンクの油量を確認しよう

5―3 フライス盤の主電源を入れよう

5―4 手送りハンドルの操作に慣れよう

5―5 早送り操作に慣れよう

5―6 主軸を回転させてみよう

5―7 自動送り操作に慣れよう

5―8 マシンバイスをテーブルに取り付けよう

5―9 工作物をマシンバイスで固定します

5―10 正面フライスを使って平面加工をやってみよう

5―11 「バリ」取りをしよう

5―12 測定器を使って寸法を確認しよう

5―13 エンドミルを使って溝加工をしてみよう

5―14 掃除をしましょう

5―15 電源を切りましょう





参考文献

索引

はじめに

はじめに



「絵とき フライス加工 基礎のきそ」、「絵とき 旋盤加工 基礎のきそ」を出版させていただき、早いもので1年が過ぎました。お陰さまで非常に多くの方々に読んでいただき、多くのご指導とご意見を頂戴しました。その中で、さらに多くの若者たちに機械加工を知ってもらう、興味を持ってもらう、機械加工の裾野を広げるためには、「もっと簡単に、もっとわかりやすくする必要がある」というお言葉を数多くいただきました。特に、このような要望は、工業高校の先生方から強く賜りました。

そこで、日刊工業新聞社 奥村功氏と新日本編集企画 飯嶋光雄氏から、「目で見てわかる」という題目をいただき、本書は、写真でフライス盤作業を伝えることに力を注ぎ、写真を見るだけでフライス盤作業がわかる本を目指しました。

人間工学によると、人は、目から入る情報が70〜80%だそうです。ですから、「目で見る」ということは、新しい情報を理解する方法として最も効果的で、かつ大切なことであり、本書の題目は、理に適ったものだと言えます。また、今の若者たちは、デジタル技術が急速に発展した「平成育ち」ですから、画像や映像から情報を読み取る力が「昭和育ち」のわれわれ指導者よりも優れていることが推察でき、今の若年者教育では、「目で見せる」教え方や指導方法が特に有効なのかもしれません。

「フライス盤作業って何だろう?ちょっと知りたい」という方には、本書を見ていただくことによって、フライス盤作業の基本のすべてを理解いただけるものと思います。

この一方で、フライス盤作業を既にご存じの方には、本書は、少しもの足りない内容であるかもしれません。しかしながら、本書は、フライス盤作業の基本に対し、理論・理屈に従って、解説を加えております。今一度、フライス盤作業を見直す教材として見ていただければ幸甚です。同時に、私の微力のゆえ、説明・解説が至らないところも少なくないと思います。なにとぞ、ご叱声、ご批判をいただきますようお願い申しあげます。

最後になりましたが、本書を執筆するにあたりご懇篤なるご指導を賜わりました職業能力開発総合大学校 海野邦昭教授に心から御礼申し上げます。さらに、機械加工の教育者・研究者として育てていただきました熊本大学 安井平司教授に謹んで御礼申し上げます。そして、写真撮影に協力してくれた当大学校の学生たちに謝意を表します。



2008年5月 澤 武一

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