ロボットのいるくらし
定価(税込) 1,575円
| 編者 |
ロボLDK実行委員会
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|---|---|
| サイズ | 四六判 |
| ページ数 | 192頁 |
| ISBNコード | 978-4-526-05954-4 |
| コード | C3034 |
| 発行月 | 2007年10月 |
| ジャンル | ビジネス 機械 |
内容
ロボLDK実行委員会は、神奈川県の地域産業活性施策の一環として、「くらしに役立つロボット」の具体化を図り、「ロボットのいるくらし」の実現を目指して活動をしている。本書は、生活者の立場からサービスロボットが普及する要件を多方面から分析し、くらしの中で人と共存するロボットのあり方を提言する。
ロボLDK実行委員会 著者プロフィール
●平成19年度 ロボLDK実行委員会メンバー
■委員長
中川 友紀子 (株)アールティ 代表取締役、法政大学工学部 非常勤講師
■委 員
向殿 政男 明治大学理工学部 学部長/情報科学科 教授
遠山 勉 秀和特許事務所 弁理士、(株)秀和知財ソリューション 代表取締役社長
田中 泰生 (有)リヴィールラボラトリ 代表取締役社長
園山 隆輔 T―D―F(T.Sonoyama Design Factory)代表
関口 大陸 (株)ビュープラス リサーチラボ ディレクター
山崎 文敬 (株)イクシスリサーチ 代表取締役
林 秀明 神奈川県企画部 京浜臨海部活性推進課長
■ロボLDKコンテスト協賛企業リスト
(株)アールティ(http://www.rt-net.jp/)
(株)イクシスリサーチ(http://www.ixs.co.jp/)
近藤科学(株)(http://www.kondo-robot.com/)
日刊工業新聞社(http://www.nikkan.co.jp/)
日本電気(株)(http://www.incx.nec.co.jp/robot/)
(有)リヴィールラボラトリ(http://www.reveal-lab.com/)
平成19年度 ロボLDK実行委員会メンバー
目次
まえがき
第1章 ロボットと暮らしてみたら
当たり前になって手放せない技術/ロボットとお留守番/
「ロボットがいるくらし」をイメージしたコンテスト/
ロボットは人の代わりをしない/ロボットは人使いが荒い/
ロボットはピンチヒッター/ロボットはアドバイザー/
ロボットはクマに似ている(ロボットに似ていない)/
ロボLDK誕生秘話/ロボフェスタ神奈川2001/
ロボットクラスターの形成/レスキューロボットの開発拠点/
かわさき・神奈川ロボットビジネス協議会/
シロアリ防除ロボットへの変身/ロボットのあるべき姿を押さえる
第2章 ロボットは役に立つ
現在のロボット市場と問題点/ロボットの存在意義と可能性/
ロボットは役に立つ
第3章 ロボットは人にやさしい
ロボットが家庭に入って来たら/これまでのロボットは安全だったのか?/
次世代ロボットの安全問題/家庭でロボットと安心して付き合えるのか?/
安全とリスクマネジメント/未来のロボットの安全・安心問題
第4章 ロボットとコミュニケーション
ロボットは身体性を持っている/ロボットはインタフェース/
コンピュータも同じような道をたどって来た/
「人の近くで使われる」という制限/人の形は何にでも対応可能/
ロボットが情報社会と実世界を結ぶ
第5章 ロボットはいろいろな形をしている
ロボットの形は実にさまざま/デザインとは機能を形にすること/
人とロボットの“関係性”/不気味の谷/“役立ち”がポイント/
やっぱりロボットはいろいろな形をしている
第6章 ロボットと教育
教育は技術を学ぶことだけじゃない/
ロボットのすることは操縦者や所有者の管理責任/
ロボットのメディアリテラシー/
ロボットが先生になる日/ロボットが市場に出るために
第7章 ロボットと知財
技術の進歩や文化の進展をサポート/知財って何/
知財はアイデンティティだ/知財は何のために/
ロボットの知財/ロボLDKと知財
第8章 ロボLDK三原則とこれからはじまるロボットのいるくらし
さまざまな分野の専門家が結集/
ロボットを新たなスタンスでとらえたロボLDK三原則/
ロボLDK三原則/ユーザーの立場からどう役に立つかを提案/
さらなる社会への影響や広がり
巻末資料 ロボットに対するアンケート集計結果
標準的な消費者を調査対象に/
ロボLDKコンテスト当日、会場周辺で調査/
現実のロボットよりイメージが先行/5つの視点からアンケート
はじめに
ロボットは、実は歴史の浅い技術である。「ロボット」の名前そのものの登場は1920年ごろ、実際に電気仕掛けの産業用ロボットが登場したのが1960年ごろだから、まだ50年くらいの歴史しかない。ところが、小説やマンガ、映画の中では古くから概念的にはロボットと同じような役割を果たすものがたびたび登場する。
とりわけ人型ロボットは、日本人にとって友達とか、自分の味方としてのイメージがあり、馴染み深いものになっている。そして、日本では産業用ロボットのみならずペットロボットや人型ロボットの技術開発には、プロの研究者、技術者だけでなくアマチュアも心血を注いでいる。そんな開発事情や心理的な親近感を背景にして、ここ数年でロボットは産業用という範疇を脱皮し、私たちの身近な家の中にもやって来たのである。
「ロボLDK」は、リビング(L)、ダイニング(D)、キッチン(K)に代表される建物や家屋の使い勝手と機能に、もう1つ「ロボット」を加えましょうという造語である。本編でも触れるが、技術的な産業というものはハードウェア、ソフトウェア(サービス)、インフラストラクチャーの3つがそろうことが重要だといわれている。実は建物そのものがロボット化したり、あるいはロボットのインフラストラクチャーとして活躍する可能性も非常に大きいのである。こういった建物に配置されるセンサやロボットに活用できる設備を総称して「空間知能」などという名前がつきはじめている。
本書が出版される2007年の前後は、サービスロボットにとっては黎明期にあたり、ちょうどIT業界でいえば20年前くらいの市場規模である。ITがネットワークというインフラストラクチャーの敷設によって急速に促進されたように、RT1)の普及も確実に進んでいくものと考えられる。本書では次世代技術であるRT化が普及するための要件などをロボLDKの活動を通じて一緒に考えてみたい。
2007年10月
ロボLDK実行委員会
1)RT:ITに対して、ロボットテクノロジーを「RT」という。











