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機器分析技術用語辞典

定価(税込)  2,808円

編者
サイズ B6判
ページ数 260頁
ISBNコード 978-4-526-05762-5
コード C3043
発行月 2006年10月
ジャンル 辞典・用語集・便覧 化学

内容

機器分析分野で扱われる電気分析、光分析・X線分析、クロマトグラフや熱分析・測定など、各種分析手法をはじめ、測定目的に対応して50機種以上といわれる分析機器、関連装置および、分析に係わる基礎化学用語など1300語を収録。第一線で活躍する研究者、開発者が執筆。欧文索引も掲載。

(社)日本分析機器工業会  著者プロフィール

社団法人 日本分析機器工業会
[設立] 1960年8月
[目的] 分析機器及び装置の品質,性能の改善向上と分析機器工業の高度化を図るとともに分析機器の利用に係る科学技術の進歩,発達を図り,もって日本経済の健全な発展並びに国民の文化的生活に寄与することを目的とする.[会員] 正会員は,分析機器の製造事業を営む法人及び個人並びにこれらの者を構成員とする団体,賛助会員は,日本分析機器工業会の目的に賛同し,その事業に協力しようとするもの.
[会長] 矢嶋英敏
[専務理事] 柾谷榮吾
[住所] 〒101―0054 東京都千代田区神田錦町1―10―1サクラビル
TEL:03―3292―0642,FAX:03―3292―7157
E―mail:webmaster@jaima.or.jp http://www.jaima.or.jp

はじめに

 19世紀の最後の1897年に電子が発見されてから,1953年のDNAの発見までのわずか50年の間に原子や分子の概念が確立し,人工的に高機能の部材が開発されるようになりました.現在では,われわれの社会で使用される物質はほぼ全元素に及び,人工的に合成される高分子の数も数万種類に達していると思われます.

 このような多様な物質の原子,分子レベルでのプロファイルを作成する機器分析法は,日常的に使用される分析手法に限っても数十種類になります.日本分析機器工業会の分類に従うとラボ用分析機器だけでも102種類になります.このように多数の分析機器は,それぞれ特有の原子や分子を識別する方法や検出の方法を持ち,装置の取扱説明書は特有の専門用語を使って説明がされるのが普通です.このため分析の専門家といえども,自身が常時使用している分析機器以外の機器について,固有の専門用語を駆使することは困難です.

 日本分析機器工業会では,このように多数の機器分析手法とそれぞれの分析で中核となる分析機器についての理解を促進するために昭和58年に「分析機器の手引き」を発行,配布して以来,ほぼ毎年追加改訂を行いユーザーの便宜を図ってきました.

 機器分析技術用語辞典は,こうした経験を生かし,機器分析に係わる電気化学,光分析,電磁気(質量分析,X線,電子顕微鏡),表面分析,分離分析(クロマト,電気泳動),さらに流れ分析,熱分析,バイオなど各種分析機器や分析方法,そして分析材料や器具,管理,関連法規など1300語を超える専門技術用語を取り上げています.執筆に当たっては,実際に現場で分析をする技術者の方々をはじめ,これから機器分析に携わろうとされる方々のお役に立つよう配慮しています.

 編集は日本分析機器工業会の編集委員会が全面的に当たりました.執筆は技術委員会,環境技術委員会の委員が担当,編集委員会で原稿の整理,調整を行いました.用語の選定,解説内容,体裁,全体のバランスなどは,すべて編集委員会の責任であります.

 本書は,現場で分析を担当する方々はもちろんのこと,分析機器のビジネスに関わっている方々にも,使っていただける用語辞典として大いに役立てていただけるものと期待しています.
 2006年10月

機器分析技術用語辞典編集委員会  
編集委員長 小島建治 

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