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建設系技術者のための技術士第二次試験「総合技術監理部門」受験必修ガイド

定価(税込)  1,944円

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サイズ B5判
ページ数 160頁
ISBNコード 978-4-526-05453-2
コード C3052
発行月 2005年04月
ジャンル 土木・建築 資格試験

内容

「総合技術監理部門」の不合格者の多くは、設問の意図を正しく理解していないことが多い。本書では、それを論文の書き方とキーワード理解を深めることで解決する。重要キーワード解説付き。

※同書籍は平成25年度技術士試験改正に対応していない部分があります。

目次

目 次





はじめに



第1章 エキスパート中のエキスパートといえる

総合技術監理部門



1.1 総合技術監理部門とは

1.2 総合技術監理部門における5つの管理分野

1.3 総合技術監理部門の技術士に求められる能力

1.4 技術者からエンジニアリングマネージャーへ



第2章 総合技術監理部門はどのような試験か



2.1 受験資格

2.2 過去の合格率

2.3 試験科目

2.4 必須科目の内容と試験実施方法

2.5 配点と合格基準

2.6 試験日程

2.7 選択科目



第3章 経験論文試験の対策



3.1 経験論文試験の出題傾向

3.2 経験論文試験では何が求められているか

(1)技術業務全般に対する総合的な判断

(2)具体的な要求事項

(3)あなたが従事している又は過去に従事した業務・職務

(4)総合技術監理上の課題

(5)管理のあるべき方向

(6)合格論文とするために

3.3 解答論文の評価基準

(1)適切な課題

(2)あるべき方向

(3)各管理の理解度

3.4 合格できる論文構成

3.5 解答論文例(3例)



第4章 応用論文試験の対策



4.1 応用論文試験の出題傾向

4.2 応用論文試験では何が求められているか

(1)総合技術監理の技術士に求められる能力

(2)具体的な要求事項

(3)記載すべきでない事項

4.3 合否を左右する「具体的な設定事項」

(1)「事例」

(2)「わたしの立場」

(3)「その他の事項」

4.4 総合技術監理の技術士として実施すべき事項

4.5 解答論文の評価基準

(1)論旨・全体構成は適切か

(2)要求事項は適切に記載されているか

(3)総合技術監理の技術士としてふさわしい内容か

(4)形式不備はないか

4.6 解答論文例

(1)何を記載すべきか

(2)何を設定するのか

(3)総合技術監理の技術士として実施すべき事項とは何か



第5章 択一式試験の対策



5.1 択一式試験の特徴

5.2 択一式試験の出題傾向と対策

(1)管理分野別の出題傾向

(2)『技術士制度における総合技術監理部門の技術体系』からの出題率と出題項目

(3)キーワードと択一式試験対策

5.3 重要キーワード解説



【総合管理技術



01.プロジェクトマネジメント

02.リスクマネジメント



【経済性管理】



01.PERT

02.製造物責任(法)

03.QC 7つ道具

3.1 層別

3.2 パレート図

3.3 特性要因図

3.4 ヒストグラム

3.5 散布図

3.6 グラフ・管理図

3.7 チェックシート

04.新QC 7つ道具

4.1 連関図

4.2 系統図

4.3 マトリクス図

4.4 過程決定計画図(PDPC)

4.5 アロー・ダイアグラム

4.6 親和図

4.7 マトリクスデータ解析

05.品質



【人的資源管理】



01.インセンティブ

02.労働時間制度

03.労働関係法

04.労働基準法

05.リーダーシップ

06.組織形態

07.人的資源開発





【情報管理】



01.B to C(B to B)

02.VoIP

03.TCP/IP

04.デジタルデバイド

05.知的財産権

5.1 特許権(特許法)

5.2 実用新案権(実用新案法)

5.3 意匠権(意匠法)

5.4 商標権(商標法)

5.5 著作権(著作権法)

5.6 半導体回路配置利用権(半導体集積回路の回路配置に関する法律)

5.7 不正競争防止法

5.8 種苗法

06.ナレッジマネジメント

07.ネットバンク

08.パスワード



【安全管理】



01.フェールセーフ

02.システムの高信頼化

2.1 フォールトアボイダンス

2.2 フォールトトレランス

2.3 フェールソフト

2.4 フールプルーフ

2.5 機能縮退

2.6 タンパーレジスト

2.7 ロバスト性の付与

2.8 フォールトマスキング

2.9 冗長性

2.10 常用冗長

2.11 待機冗長

2.12 多数決原理

2.13 1─out─of─2システム

2.14 2─out─of─3システム

2.15 ダイバーシティ

03.システム安全工学手法

3.1 FMEA

3.2 FTA

3.3 HAZOP

3.4 イベントツリー法

3.5 チェックリスト

04.リスク

05.リスク対策

06.ハインリッヒの法則

07.労働安全衛生法



【社会環境管理】



01.廃棄物処理法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)

1.1 産業廃棄物

1.2 特別管理一般廃棄物

1.3 特別管理産業廃棄物

02.環境影響評価(法)

03.環境会計

04.環境アカウンタビリティ

05.環境基本法

06.バーゼル条約

07.ライフサイクルアセスメント

08.環境の社会経済評価手法

8.1 仮想評定法(CVM)

8.2 コンジョイント分析

8.3 トラベルコスト法

8.4 ヘドニック価格法



【国際動向】



01.国際規格

02.ISO 9001

03.ISO 14001

04.ISO 10006

05.OHSAS 18001

06.ISO/IEC 17799(情報セキュリティ管理実施基準)





第6章 口頭試験の対策



6.1 口頭試験の概要

6.2 口頭試験対策

6.3 口頭試験で目指す方向

6.4 再現記録

(1)事例1:総合技術監理部門、建設―鋼構造及びコンクリート科目

(2)事例2:総合技術監理部門、農業―農業土木科目

6.5 付 録

【質問回答シート1】経歴および応用能力

【質問回答シート2】体系的専門知識

【質問回答シート3】技術に対する見識

【質問回答シート4】技術者倫理

【質問回答シート5】技術士制度の認識その他



おわりに

はじめに

はじめに





平成13年度に新設された技術士総合技術監理部門は、従来からある技術士の部門とは異なって、マネジメントという視点に立った技術部門です。総合技術監理部門は、広範囲にわたる技術業務全般に対する総合的な判断力と高い倫理観を持った技術者の育成と活用を目的としたものです。国土交通省による総合技術監理部門の技術士の活用が行われはじめ、建設部門をはじめ、上下水道部門、農業部門、応用理学部門、衛生工学部門、機械部門、電気電子部門、環境部門などを選択科目とした建設系技術者の受験が多くを占めています。



総合技術監理部門の試験が開始されて間もない平成13年度や平成14年度は、出題数や合格基準の変更も相まって、出題者側も出題内容や出題レベルをその都度見直してきた様子がうかがえましたが、平成15年度からは概ね出題の方向性が固まってきました。このことから、過去4回の出題内容によって今後の受験対策が十分に行える状況になっています。あらゆる試験において共通することですが、効率的に受験勉強をするためには過去の出題傾向を踏まえた対策を進めていくことが大切です。



総合技術監理部門の試験で不合格になった論文は、技術士の第二次試験の合格者であるがゆえに、すでに合格している部門での技術士試験論文の先入観が強く、総合技術監理部門における設問の意図をはき違えた内容になってしまっている場合が少なくありません。そのために、総合技術監理部門の論文では、何が求められているのかを理解し、それに基づいた論文の準備をしておくことが大切です。一方、総合技術監理部門の合格基準は、択一式試験と論文試験の配点がそれぞれ20点で、それらの合計点数が60%以上となっていることから、他の技術部門とは異なって択一式試験のウェイトが極めて大きく、その対策が重要です。しかしながら、多くの場合は受験対策として論文作成だけに気を取られ、択一式試験に対する対策がおろそかになってしまうことが少なくありません。しかも択一式試験問題の多くが『技術士制度における総合技術監理部門の技術体系』(日本技術士会発行)から出題されるのにもかかわらず、この書籍は受験者からは「読みにくい、わかりにくい」という意見が多く見られるようです。



本書は、このような状況を踏まえて、論文試験においては『設問が何を求めているのかという視点に立ち、どのように書けば合格論文とすることができるのか』ということをわかりやすく説明し、合格レベルの論文を容易に作成できるようにしています。また、択一式試験に対しては『繰返し出題されている重要キーワードの解説によって総合技術監理として必要な内容を確実に理解できるようにする』ことで、効率的かつ効果的な受験対策が行えるようにしています。総合技術監理部門の問題は全ての選択科目の受験者に共通のものであり、学習の過程では建設系であってもそうでなくても全く変わるところがないものです。そのために、建設系技術者以外の多くの方にも本書をご利用いただきたいと思います。

本書によって、総合技術監理部門合格に向けて効率的な学習をしていただき、多くの技術者が総合技術監理部門の技術士として社会に貢献していくことを願っています。



平成17年4月

著者一同

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