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実際の設計選書
実際の設計第4巻 こうして決めた

定価(税込)  5,184円

編著
著者
サイズ A5判
ページ数 430頁
ISBNコード 978-4-526-05036-7
コード C3053
発行月 2002年11月
ジャンル 機械

内容

ものづくりにおいて、その製品がどうしてそのように設計されたのかということを把握するのは、きわめて大きな意味を持つ。

本書は、設計における決定とはどんなもので、決定に至るプロセスはどのような意味をもち、またこれらの過程に関する知識をどおう役立てていくかを具体例をもとにわかりやすく解説したもの。

設計者必見!!



目次

目 次



はじめに



第1編 決定と伝達 1



第1章 決定とはどんなことか 1

1.1 決定の過程を知ることの必要性 1

1.2 決めるとはどんなことか 2

1.3 決定の道筋 3

1.4 決定と迷い 10



第2章 決定過程の記述と伝達 19

2.1 決定過程記述の必要性 19

2.2 決定過程記述の方法と伝達 23

2.3 決定過程を伝える具体的手法 27

2.4 決定過程を表現する図 30

2.5 決定過程記述の例 “登山中に空中分解した登山靴を紐かけで応急処置した” 36

2.5.1 起こったことがらの記述 36

2.5.2 この事象を基にして考えを発展させる経過と内容 43

第2編 設計と決定 55

第3章 設計における決定 55

3.1 設計にまつわる疑問 55

3.2 設計の思考決定過程 57

3.3 設計に対する制約条件と評価 61

3.4 設計内容の記述 64

3.5 設計者が知りたい決定の理由 66

3.6 設計者が欲しい設計支援システム 70



第4章 設計における決定の例 77

4.1 油圧シリンダを設計した―油圧シリンダの思考設計過程― 78

4.2 モーメントセンサを設計した 91

4.3 位置決めテーブルを設計した 108

4.3.1 位置決めテーブルの設計仕様 108

4.3.2 必要機能の分析 109

4.3.3 基本機構の検討と決定 109

4.3.4 構造の具体化 112

4.4 まっ平らなウェハを削る知能化研削盤を構築した 115

4.5 微細作業のできるナノ・マニュファクチャリング・ワールドを企画し,申請した 121

4.6 タービンブレードの自動研削制御システムを開発した 128

4.7 発想を支援する創造設計エンジンを構築した 138

4.8 学生が自由な発想でいろいろなスターリングエンジンを作るのを指導した 143

第3編 実社会での決定 155

第5章 生産に関わる決定 155

5.1 技術開発に関する決定 156

5.1.1 有珠山で安全システムの概念がひっくり返った思考1 156

5.1.2 瞬間的に高温・高圧に曝される

圧力センサに工夫をした思考2 162

5.1.3 カーエアコン用圧縮機を軽量化した思考3 167

5.1.4 成田エクスプレスの連結ほろを自動化した思考4 174

5.1.5 伸縮アーム付クラムシェル掘削機を開発した発展1 180

5.1.6 シールドトンネル用のセグメント

自動組立ロボットを開発した発展2 189

5.1.7 トラッククレーンの転倒防止システムを作った発展3 196

5.1.8 ウェハの文字読取装置用の照明ユニット

に工夫をした工夫1 205

5.1.9 レーザ溶接の作動距離制御でうまくいった工夫2 211

5.1.10 金型部品管理のためにICタグを取り付けた工夫3 217

5.1.11 PDPガラス基板加工用

サンドブラスト装置に工夫をした工夫4 221

5.1.12 多関節ロボットにケーブルを新設した改善1 226

5.1.13 素材冷却設備を改造したが安くならなかった改善2 233

5.1.14 液中に浮遊するDNAを固定できた研究1 234

5.1.15 蛍光分子の付いたDNAを液中で

見えるようにした研究2 241

5.1.16 微細な組立工具を作ってみた研究3 246

5.1.17 親亀・子亀の組合せで広範囲・高精度の

位置決めを実現した研究4 252

5.2 技術運営に関する決定 258

5.2.1 3次元CADをこうして選んだシステム導入1 258

5.2.2 CAMシステムを恣意的に選定したシステム導入2 261

5.2.3 岩石を電磁力で破砕する技術の導入を考えた技術導入 267

5.2.4 新造型法を主力工場に導入すべきか

辞退すべきか?実用化 270



第6章 個人と組織に関わる決定 279

6.1 職業に関する決定 280

6.1.1 新天地を求めて中小企業へ転職した転職1 280

6.1.2 メーカーからコンサルティング会社に再転職した転職2 286

6.1.3 学位を求めて会社から大学に転職した転職3 290

6.1.4 商社を退社して独立した起業1 295

6.1.5 日米の架け橋を目指してアメリカで起業した起業2 303

6.1.6 身障者になって自分の進路をこう選択した進路1 311

6.1.7 誰もやっていない研究領域に飛び込んだ進路2 320

6.1.8 従来分野に新視点の研究室と研究会を立ち上げた進路3 324

6.1.9 米国への転勤を決心して赴任をした転勤1 331

6.1.10 転勤直後に永年の夢の家を建てた転勤2 335

6.1.11 子供の教育を考え,持ち家作りに迷った転勤3 339





6.2 経営に関する決定 343

6.2.1 1年半後に会社が消える経営1 343

6.2.2 旧来文化の大学で組織振興策を強行した経営2 347

6.2.3 新しい工場の立地を決めた投資 351

6.2.4 会社で後継者を選定し,推薦した人事1 356

6.2.5 自分なりの思い込みでリストラしたら

見事に失敗した人事2 359

6.2.6 若手技術者養成プログラムを立ち上げた管理1 362

6.2.7 通産省のプロジェクトに応募したが落選した管理2 367



第4編 決定過程表出利用の例 377



第7章 生産における頭脳活動の積極利用 377

7.1 生産のどこに頭脳活動が関わるか 377

7.2 インクスではどう考えたか 379

7.3 具体的にはどんなことをしたのか 382

7.4 どんな効果があったか 387

7.5 このような考え方は将来どのように発展するのか 389



おわりに 395

索 引 399





よもやま話目次

東大に2度も合格した(その14) 進路1 275

大学院入試に落ちたお蔭でスイスの大学に行けた(その8)進路2 126

就職先選びは自分の好みに従うのが後悔が少ない(その16)進路3 284

60歳過ぎの転職先探しでこんなことが起こった(その6)進路4 75

学位を断念して偉いさんへの道を選択した(その17)進路5 293

2重の足かせを外して人生の軌道修正をした(その11)進路6 173

会社人間の亭主をあてにしないで子供を育てた(その3)家庭1 49

英語学校で働きはじめた(その18)家庭2 308

ホスピスで父を看取った(その19)家庭3 317

腎臓移植を受けた(その21)個人1 370

独身ならこんなに気楽な引越しができる(その1)個人2 14

海外工場が顧客監査でボロクソな評価を受けた(その20)仕事1 355

国産の3次元CADがなくなった(その13)仕事2 266

コンピュータシステムの選定ではこんなことを考えよう(その23)仕事3 393

エンジニアが決断で成功する17ヶ条(その9)仕事4 150

自分なりによかれと思った配管設計で

とんでもないものができた(その7)仕事5 104

うすうすおかしいと思った設計はやはりだめだった(その5)仕事6 65

決めずに走ったらお化けシステムができた(その12)仕事7 257

ダイヤモンド・プリンセス号はどうして燃えたの

だろうか?(その2)疑問1 18

マニュアルは考えさせないためにあるのか?(その4)疑問2 54

顧客のことを考えれば社会を見たことになるのか?(その10)疑問3 154

リコールはいつ決断するのだろうか?(その15)疑問4 278

谷間の温泉宿の火事はなぜ丸焼けになるのか?(その22)疑問5 376

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